.NET は、複数のオペレーティング システムをサポートするオープンソースの開発プラットフォームです。そのため、COBOL アプリケーションを開発して .NET に対して公開すると、Micro Focus によって .NET サポートが提供される任意のオペレーティング システムにその公開したアプリケーションをディプロイできます。
注: Visual COBOL では、現在、Windows および Linux 上の .NET への COBOL アプリケーションのディプロイをサポートしています。詳細については、「
.NET の既知の問題点および制約事項」を参照してください。
.NET 用の COBOL アプリケーションを開発するための一般的なプロセスは、次のとおりです。
- Visual Studio で、.NET をターゲットとするプロジェクトを使用して新しいプロジェクトを作成します。
- 通常の Visual COBOL の場合と同様に、アプリケーションをビルドおよびデバッグします。
- アプリケーションが完成し、リリースする準備が整ったら、アプリケーションを実行するプラットフォーム用のディプロイ可能なファイルを公開します。
選択できるディプロイの種類は 2 つあります。
- 自己完結型ディプロイ (SCD)：必要な .NET ライブラリおよびランタイム ファイルは、ディプロイされるファイルに含まれます。
- フレームワーク依存ディプロイ (FDD)：必要な .NET ライブラリおよびランタイム ファイルは、アプリケーションのディプロイ先のシステムに含まれている必要があります。
- 公開したファイルをディプロイします。
ディプロイしたアプリケーションをデバッグする必要がある場合は、Visual COBOL の標準的なリモート デバッグの技法を使用できます。
.NET の詳細については、Microsoft の「.NET Guide」を参照してください。