[ツール > オプション > デバッグ] の [COBOL] ページで、Micro Focus COBOL のデバッグ時の動作を制御するオプションを指定できます。
ネイティブ COBOL
- [ステップ オーバー時にインライン PERFORM 文にステップ インする]
- デフォルトでは、[ステップ オーバー] (F10) を使用するとインライン PERFORM 文がスキップされます。
- このオプションをオンにすると、[ステップ オーバー] の使用時にインライン PERFORM 文にステップ インできるようになります。ネイティブ コードでのみ使用できます。
- ['STOP RUN' で中断]
- デバッグ中のプログラムが「stop run」文に達すると一時停止するようになります。
注: プログラムが「stop run」で一時停止している場合にデバッグを停止するには、[デバッグ > デバッグの停止] を選択する必要があります。
- [Show load and stack frame information for system programs]
- システム プログラム (Adis、ファイル ハンドラーなど) のロード情報が [出力] および [モジュール] ウィンドウに表示されるようになります。
この設定がオフの場合、システム スタック フレームは [呼び出し履歴] デバッグ ウィンドウで非表示になります。
- [メインエントリポイントのプログラム ブレークポイントのみ]
- このオプションをオンにすると、手続き部のエントリ ポイントが呼び出された場合のみにプログラム ブレークポイントによって実行が停止するようになります。このオプションをオンにしないと (デフォルト設定)、プログラムへのどのエントリ ポイントでも、また呼び出しからプログラムに戻る時点でも、プログラム
ブレークポイントによって実行が停止します。
- [Debug as a console application for INT/GNT or Library projects]
- RUN.EXE を使用して .int コードや .gnt コード、または Visual Studio のライブラリ プロジェクトをデバッグする場合は、このオプションをオンにします。デフォルトでは、有効になっておらず、RUNW.EXE がトリガーとして使用されます。
[展開表示のコピーブックビューの動作]
- [コピーブックへのインライン ステップを有効にする]
- コピーブックにインラインでステップ インできるようになります。
注: このオプションは、[ツール > オプション > テキスト エディター > Micro Focus COBOL > Advanced] ページの [コピーブックの展開表示を有効にする] が [True] に設定されている場合にのみ有効になります。
[ツールチップ スタイル]
- [OCCURS や部分参照の値を表示]
- 添え字 OCCURS 項目のデバッグ ツールチップに配列の要素を表示するか (オフ)、現在の式の値を表示するか (オン) を指定します。
- この設定は、エディターで直接変更できます。エディター内を右クリックし、[COBOL Debug Tooltip Style] をクリックして、[OCCURS や部分参照の値を表示] を有効または無効にします。
- [Show qualified name for data items]
- ツールチップおよびデバッグ ツールのウィンドウでの修飾名の表示方法を制御できます。
- オンにすると、ツールチップに変数の完全修飾名 (c of b of a の形式) が表示されます。
- オフにすると、ツールチップに変数の短縮名 (c の定義の c of b of a のうちの c のみ) が表示されます。
[ツール > オプション > デバッグ] で、Micro Focus プロジェクトに適用される次のオプションを指定することもできます。
- [Just-In-Time] ページ
- Just-In-Time デバッグをアプリケーションのエラー発生時に使用できるようにするには、[Micro Focus Native Debugger] をオンにします。
- [シンボル] ページ
- [新規フォルダー] をクリックして新規フォルダーを追加し、シンボル ファイルの場所を示すリストに .idy ファイルの絶対パスを入力します。この手順により、シンボル ファイル (.idy) をデバッグに利用できるようになります。