FREE 文
FREE 文は、以前に ALLOCATE 文によって割り当てられた動的記憶域を解放する。
一般形式
一般規則
- ALLOCATE 文によって現在割り当てられている記憶域の始点が data-name-1 で識別されると、記憶域が解放され、data-name-1 は NULL に設定される。
- 解放される記憶域の長さは、ALLOCATE 文を使用して割り当てられた長さと同じであるため、記憶域内のすべてのデータ項目の内容は不確定になる。
- data-name-1 に定義済みのアドレス NULL または ALLOCATE 文によって割り当てられていない記憶域のアドレスが含まれている場合、記憶域は解放されない。ポインター data-name-1 は変更されず、動作は不確定になる。
- 1 つの文に複数の data-name-1 が指定されている場合は、data-name-1 ポインターが指定されている順序で、個々の FREE 文が入力されたように機能する。
構文規則
- data-name-1 は、USAGE IS POINTER または USAGE IS POINTER-32 として定義する必要がある。
- data-name-1 は修飾または添え字付けすることができる。