このページを使用して、このサーバーの制御情報を表示および変更します。
制約事項: 本トピックは、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。
- [Apply]
-
クリックすると、ページに対して行った変更が保存され、ページが更新されます。このボタンは、必要な権限がある場合にのみ表示されます。
- [General]
-
- [SEPS]
-
このサーバーで現在サポートされている同時サービス実行プロセスの数が表示されます。フィールドに値を入力して数を変更できます。
- [Admin]
- 定義されている Admin SEP の数。
- [HTTP Out]
-
HTTP 出力用の共有メモリ全体にわたって渡されるデータ ブロックのサイズが表示されます。[HTTP Size] フィールドに値を入力して HTTP のサイズを変更できます。
- [Timeouts]
-
- [ID]
-
ESMAC のクライアント セッションがアイドル状態になってからユーザーがログオフされるまでの時間 (分単位) が表示されます。この値は、システムの起動時に、システム初期化テーブルで指定された値に初期化されます。値 0 は、タイムアウトが生じないことを示します。値を変更しても、システムをシャットダウンした時点で変更が破棄されることに注意してください。
- [Runaway]
-
トランザクションの実行が開始されてから、API 呼び出しが行われないまま何秒経過するとトランザクションが異常終了するかが表示されます。この値は、システムの起動時に、システム初期化テーブルで指定された値に初期化されます。値 0 は、タイムアウトが生じないことを示します。値を変更しても、システムをシャットダウンした時点で変更が破棄されることに注意してください。個々のトランザクションの値をオーバーライドするには、プログラム制御テーブルの関連するエントリの値を変更します。
- [Deadlock]
-
アプリケーションが別のプロセスによってロックされているリソースを待機できる最大時間 (秒単位) が表示されます。この値は、システムの起動時に、システム初期化テーブルで指定された値に初期化されます。値 0 は、タイムアウトが生じないことを示します。値を変更しても、システムをシャットダウンした時点で変更が破棄されることに注意してください。個々のトランザクションの値をオーバーライドするには、プログラム制御テーブルの関連するエントリの値を変更します。
- [Diagnostics]
-
- [Size]
-
補助トレースおよびダンプ ファイルの最大サイズ (KB) が表示されます。値が 0 (ゼロ) の場合は最大サイズなしになります。[Diagnostic Size] フィールドに値 (KB) を入力してサイズを変更できます。このフィールドに入力できる最大サイズは 999999 KB です。
- [Dump]
-
ダンプ情報に使用されている現在のデータ セットが表示されます。
- [Switch]
-
クリックすると、ダンプ情報の格納に使用されるデータ セットが A および B の間で切り替わります。
- [Dump]
-
クリックすると、ダンプが開始されます。ダンプ情報は、[Active Dump DS] で識別されるデータ セットに格納されます。[Dump] を使用してダンプを開始していない場合は、システムまたはトランザクション、あるいはその両方が異常終了した際にダンプが開始されます。異常終了時にダンプが開始されるのは、[Dump on Abend] グループで [Sys] または [Tran]、あるいはその両方をチェックした場合だけです。
- [Count n]
-
実行されたダンプの数 (n) が表示されます。
- [Trace]
-
トレース情報に使用されている現在のデータ セットが表示されます。
- [Switch]
-
クリックすると、トレース情報の格納に使用されるデータ セットが A および B の間で切り替わります。
- [Aux, active]
-
オンにすると、システム トレース テーブルのロールオーバー時にメモリ内トレース データが補助 (診断) データ セットに転送されます。
- [Blocks]
-
収集されたトレース情報のブロックの数が表示されます。
- [Dump on ABEND]
-
- [Debugger]
- ダイナミック デバッグを有効にする場合にオンにします。
- [Dynamic CTF Config File]
- このエンタープライズ サーバー リージョンをトレースする際に使用する動的 CTF 構成ファイルの場所を指定します。指定した動的 CTF 構成ファイルに基づくトレースの動的 CTF アクションを指定できます。
- [As on file]
- CTF トレースは、動的 CTF 構成ファイルで指定されているとおりに設定されます。トレースの出力場所は、エンタープライズ サーバー リージョンの起動前に MFTRACE_CONFIG が指定されていた場合は元の構成ファイルで構成されている場所になり、それ以外の場合はエンタープライズ サーバー リージョンの作業ディレクトリが使用されます。
- [All on]
- CTF トレースは、動的 CTF 構成ファイル内に mftrace.level.component_name エントリを持つすべてのコンポーネントに対する「デバック」用に構成されます。トレースの出力場所は、エンタープライズ サーバー リージョンの起動前に MFTRACE_CONFIG が指定されていた場合は元の構成ファイルで構成されている場所になり、それ以外の場合はエンタープライズ サーバー リージョンの作業ディレクトリが使用されます。
- [All off]
- CTF トレースは、動的 CTF 構成ファイル内に mftrace.level.component_name エントリを持つすべてのコンポーネントで無効になります。
- [HSF Data]
-
注意:
[Dynamic CTF Config File] またはファイルの内容を変更するには、まず動的 CTF アクションを [All off] に設定する必要があります。そうしないと、メモリが破損します。
- [Enable collection of Historical Statistics Facility (HSF) records]
- これは HSF 処理をオンにします。
- [Write to disk]
- カンマ区切りファイルへの HSF レコードの書き込みを有効にします。これらのファイルは cashsf-a.csv および cashsf-b.csv と呼ばれ、システム ディレクトリに書き込まれます。一度に 1 つのファイル (アクティブ ファイルと呼ばれる) にのみ書き込まれます。
アクティブ ファイルへの書き込みは、ESMAC の [Switch] ボタンをクリックするか、アクティブ ファイルが最大サイズに達するまで行われ、その時点で代替ファイルがアクティブになります。代替ファイルがすでに存在する場合、そのファイルは cashsf.nnn という名前でバックアップされます (nnn はバックアップの番号)。エンタープライズ サーバーを起動すると、cashsf-a.csv は常にアクティブ ファイルとして設定され、そのファイルがすでに存在する場合はバックアップされます。
バックアップの拡張子は .001 から .999 まで番号付けられます。拡張子が .999 のバックアップが存在する場合、その次のバックアップは cashsf.001 として作成されます。cashsf.001 がすでに存在する場合は、cashsf.001
が上書きされます。
- [Maximum HSF file size (KB)]
- [Write to disk] を選択した場合、これは、Enterprise Server が代替 .csv ファイルに切り替える前に .csv ファイルが達するサイズ (キロバイト単位) です。値を 0 にすると、可能な最大サイズ (4 GB) が選択されます。
- [Number of records displayed by ES Monitor & Control]
- Enterprise Server がメモリに保持する HSF レコードの数。これらのレコードを表示するには、サーバーの実行中に ESMAC で [HSF] ボタンをクリックします。この数に達すると、新しいレコードの作成時に古いレコードが削除されます。1 時間以上経過したレコードも削除されます。
- 最小値は 0 (HSF データは ESMAC に表示されない)、最大値は 4096 です。
[Switch] ボタンをクリックすると、アクティブ ファイルが最大サイズに達する前に収集が代替 .csv ファイルに切り替わります。
- [Trace Points]
- 現在設定されているトレース ポイントが表示されます。表示されるのは、SIT で設定されているトレース ポイントです。各トレース ポイントの横にあるチェック ボックスをオンにして個々のトレース ポイントを変更するか、[all] を使用してすべての設定を一度に変更できます。この設定は、SIT で設定されたトレース ポイントよりも優先されます。変更内容は [Apply] をクリックするとすぐに有効になります。ただし、サーバーを初期化すると変更内容は失われます。
- [all]
- すべてのトレース ポイントに適用する設定を選択します。
- [On] - すべてのトレース ポイントを有効にします。
- [Off] - すべてのトレース ポイントを無効にします。
重要: すべてのトレース ポイントを有効にしても、[cci]、[fh]、[fh-enable] の各トレース ポイントには影響しません。これらのトレース ポイントは、Micro Focus から勧められた場合にのみ使用するものであるからです。
- [Server]
-
- [lock-data]
- 非スレッド プロセスのロック管理をトレースする場合にオンにします。
- [tsc]
- castsc プロセスの呼び出しをトレースする場合にオンにします。
- [sql-api]
- 使用されません。
- [tsc-data]
- castsc プロセスの呼び出しのデータをトレースする場合にオンにします。
- [fh]
- Micro Focus から勧められた場合以外はオンにしないでください。
- [tsc-thread]
- castsc プロセスのスレッド処理およびロック管理をトレースする場合にオンにします。
- [fh-enable]
- Micro Focus から勧められた場合以外はオンにしないでください。
- [trd]
- すべてのスレッド プロセスのスレッド処理をトレースする場合にオンにします。
- [xfp]
- 変換処理のデータをトレースする場合にオンにします。
- [trd-enq]
- 変換処理のプロセスおよびデータをトレースする場合にオンにします。
- [xfp-all]
- 変換処理のデータおよびプロセスをトレースする場合にオンにします。
- [saf(security)]
- System Authorization Facility (SAF) の呼び出しをトレースする場合にオンにします。
- [trd-stg]
- スレッド プロセスのメモリ管理をトレースする場合にオンにします。
- [xfp-data]
- スレッド プロセスの変換処理のデータをトレースする場合にオンにします。
- [MQ]
-
- [mq]
- トレースする場合にオンにします。
- [mq-thread]
- トレースする場合にオンにします。
- [mq-data]
- トレースする場合にオンにします。
- [mq-enq]
- トレースする場合にオンにします。
- [mq-data-all]
- トレースする場合にオンにします。
- [mq-trd-stg]
- トレースする場合にオンにします。
- [Communications]
-
- [cci]
- Micro Focus から勧められた場合以外はオンにしないでください。
- [data]
- 通信モジュールの基本データをトレースする場合にオンにします。
- [mfcs-cg]
- Micro Focus Communications Server (MFCS) の要求をトレースする場合にオンにします。
- [common]
- 通信モジュールのスレッド処理をトレースする場合にオンにします。
- [data-all]
- 通信モジュールの拡張データをトレースする場合にオンにします。
- [cg-thread]
- 通信モジュールのロック管理をトレースする場合にオンにします。
- [Memory Strategy]
- この診断機能を使用して、ランタイム システム メモリ検証の頻度およびタイプを制御し、これらの設定が適用されるプロセスを指定します。この機能は、メモリの違反や破損を追跡する場合に使用します。サポートから指示された場合を除き、デフォルト以外の設定は使用しないことをお勧めします。デフォルトの設定を使用することで、メモリを最も効率的に使用できます。これらの値の設定が適切でないと、システムのパフォーマンスが低下し、メモリが過剰に使用される可能性があります。侵略的な設定の使用は開発環境やユーザー受け入れ環境では許容されることがあり、望ましい場合もありますが、本番環境で使用する際は注意が必要です。特定の問題について診断する際にのみ目的のメモリ
ストラテジを設定し、診断が完了したらストラテジをリセットしてください。
注: この機能は、「運用中」のメモリの問題を診断する場合に使用します。システムの起動や PLT プログラムの問題を診断する場合は、環境変数 ES_MEM_STRATEGY を使用する必要があります。
- 監視する Enterprise Server のプロセスを選択します。
-
- [SEPs]
- サービス実行プロセス - ほとんどのユーザー アプリケーションのメモリの問題の診断に推奨されます。
- [MFCS]
- Micro Focus Communication System - サポートから指示があった場合に使用します。
- [TSC]
- 一時記憶域制御 (CASTSC) (チャネルおよびコンテナーを含む) - サポートから指示があった場合に使用します。詳細については、「Enterprise Server プロセス」を参照してください。
- [TRC]
- トレース制御 (CASTRC) - サポートから指示があった場合に使用します。
- [MQB]
- MQSeries - サポートから指示があった場合に使用します。
- 監視する各プロセスについて、次の値を設定できます。
-
- [Task Validate Frequency]
-
ES によるメモリの検証の頻度。0 を指定すると、検証は行われません。1 の場合はタスクまたはステップの終了時に常にチェックが行われ、それ以外の場合は指定した値に達した際にチェックが行われます。小さい値 (0 と 1 は除く) を使用した方が破損箇所を簡単に特定できますが、応答時間は長くなります。この値はトランザクションのタスクおよび
JCL のジョブ ステップに適用され、3 乗の基数のドロップダウン リストから選択できます。
ヒント: 0 を使用すると、事実上、特定の処理領域の有効と無効が切り替わります。したがって、構成を定義し、必要に応じて切り替えることができます。
デフォルト:0。
- [Retain Free Count]
-
再利用のためのメモリ解放要求でランタイム システム (RTS) が保持する記憶域のブロック数。この値は [Check Free] と連携します。詳細については、実行時チューナー memory strategy のトピックを参照してください。
デフォルト:100。
- [Validate on alloc/free]
-
メモリが割り当てられるか解放されるたびに、すべてのメモリ ブロックの破損をチェックする場合にオンにします。詳細については、実行時チューナー memory strategy のトピックを参照してください。
- [Validate Container RH]
-
COBOL コンテナー内の要求ハンドラー機能の前後にメモリを検証する場合にオンにします。
- [Validate Container Exec]
-
COBOL コンテナー内のユーザー アプリケーション プログラムの実行の前後にメモリを検証する場合にオンにします。これには、Web サービスや IMS などのプログラムが含まれます。
- [Validate PGM entry/exit]
- 各プログラムの入口および出口でメモリを検証します。
- [Reuse Free]
-
解放されたブロックを新しいメモリ割り当て要求で再利用する場合にオンにします。詳細については、実行時チューナー memory strategy のトピックを参照してください。
- [Check Free]
-
解放された最後の n 個のメモリ ブロックについて、以降の破損を RTS で監視する場合にオンにします。n は [Retain Free Count] で指定した値です。詳細については、実行時チューナー memory strategy のトピックを参照してください。
- [Guard Bytes]
-
割り当てるメモリの各ブロックの前後にチェック バイトを付加する場合にオンにします。詳細については、実行時チューナー memory strategy のトピックを参照してください。 この設定は、メモリの破損について診断する際は常に使用することをお勧めします。
- [Debug SEP]
-
- [Start]
- デバッグ SEP を開始します。値が「Any」の場合は、この SEP ですべてのトランザクションをデバッグできます。
- [Transaction]
- この SEP でデバッグする唯一のトランザクションを示します。
端末が接続されている場合、追加のオプション [Terminal] を使用して、選択した端末から開始されたトランザクションのみをデバッグできます。
- [Shutdown]
- クリックすると、現在のサーバーがシャットダウンされます。サーバーを再起動する際は Enterprise Server Administration を使用します。
- [Dump]
- サーバーのシャットダウン時にシステム ダンプが取得されます。
- [Immediate]
-
[Shutdown] をクリックした際に即時シャットダウンを強制的に実行する場合にオンにします。即時シャットダウンを強制的に実行した場合は、サーバーとの接続が切断されるため、「ページを表示できません」というメッセージが表示されます。