重要: Enterprise Server 機能が有効になっている場合:ODBC の汎用 1 フェーズ コミットのスイッチ モジュールまたは SQL Server の RM スイッチ モジュールを使用して、Enterprise Server でアプリケーションを実行する場合、プロセス ベースと定義されている OpenESQL 指令をすべて指定して、適切な RM スイッチ モジュールを再コンパイルする必要があります。 次に示すプロセスベースの指令を参照してください。RA スイッチ モジュールの詳細については、「XA 準拠リソース (XAR) の使用」を参照してください。
各 SQL コンパイラ指令オプションは、コンパイル時または実行時、あるいはその両方で使用されます。実行時の動作は、次のいずれかとして記述されます。
- ソース ファイル
- ソース ファイルで指令が指定されている場合、ソース ファイルに設定されている値が使用されます。ソース ファイルで指令が指定されていない場合は、プロセスの動作が使用されます。
- プロセス
- これらの指令は接続に影響します。最初に検出された EXEC SQL 文 (通常は EXEC SQL CONNECT 文) が実行される際、ランタイム システムはその文を含むソース ファイルの指令設定を使用します。これらの設定は、プロセスのライフタイムが終わるまで適用されます。次に示すとおり、実行時の動作は接続のタイプによって異なります。
- ODBC with THREAD=ISOLATE
- プロセス内のスレッドごとに、別々のグローバル指令設定のセットが使用されます。
- ODBC with THREAD=SHARE
- 1 つのグローバル指令設定のセットがプロセス全体に適用されます。
- ADO.NET
- .NET セッション。各セッションが別々のグローバル指令設定のセットを使用します。
各 SQL コンパイラ指令オプションの範囲については、対応するリファレンス トピックを参照してください。
プロセスベースの OpenESQL 指令
- ADOPICXISANSI
- ALLOWNULLCHAR
- ANSI92ENTRY
- AUTOCOMMIT
- CHECKDUPCURSOR
- CHECKSINGLETON
- CLOSE_ON_COMMIT
- CLOSE_ON_ROLLBACK
- CONNECTIONPOOL
- CURSORCASE
- DECDEL
- ERRORMAP
- ESQLVERSION
- ISOLATION
- NIST
- ODBCTRACE
- ODBCV3
- PARAMARRAY
- PREFETCH
- RESULTARRAY
- STMTCACHE
- TARGETDB
- THREAD
- TRACELEVEL
- USECURLIB