Net Express 5.0
WrapPack Readme Document
Micro Focus製品登録ユーザ様 各位、
2007年 8月 21日
マイクロフォーカス 技術部
(このメールは、Micro Focusソフトウェア製品の保守サービス登録ユーザ
様で、E-mailアドレスをご登録いただいているお客様を対象に自動送信さ
せて頂いております。)
件名: Micro Focus Net Express の新 FixPack提供のご案内
毎々弊社製品をご利用くださいまして誠にありがとうございます。
ソフトウェア製品のアップデートに関してご連絡申し上げますので、Net
Express製品をご利用のお客様はご一読ください。Net Express 製品をご
利用でないお客様は恐れ入りますがこのメールは廃棄してくださいます
ようお願い申し上げます。
Net Expressのリリースアップについては、随時弊社Webサイト
http://www.amc.rocketsoftware.co.jp/support/fixpacks.asp
にてご案内しております。このたび、8/21(火) より以下の新 FixPack が
ダウンロード開始になります。
- Micro Focus Net Express 5.0 WrapPack 3 (5.003.0082 J)
- Micro Focus Server 5.0 WrapPack 3 (5.003.0082 J)
Net Express 5.0 J 製品の保守サービス契約期間内のお客様は、無償でア
ップデートをダウンロードできますのでご利用下さい。
- Windows Vistaでの動作保証
Windows Vistaで使用する場合、以下の制限があります:
- Windows Vistaにはデフォルトで Winhlp32.exe が提供されていません。Net Express には、IDE が表示するポップアップヘルプなど、いくつかの箇所で Winhlp32.exe が使用されています。
Windows Vista用の Winhlp32.exe はマイクロソフトからダウンロード提供されていますので、これを追加してください。
- Windows Vista上では、Net Express製品のデフォルトのインストール先である C:¥Program Files には特別なアクセス制限がかかっています。このため、その下の ¥Examples フォルダにコピーされている例題プログラムを、その場所のままでコンパイル・実行するとエラーが発生します。作業用フォルダにコピーしてコンパイル・実行してください。
- Windows Vista上では FaultFinder が動作しません。この問題に対する回避策はありません。
- Windows Vista上では Internet Application Wizard と Form Designer が動作しません。この問題に対する回避策はありません。
- Windows Vista上では、Enterprise Serverでデフォルト設定の ESDEMO を起動すると、「対話型サービスダイアログの検出」というポップアップエラーが表示されます。これは、Windowsサービスのようなユーザの無いプロセスがユーザコンソールに何かを出力することを Vista が禁止しているためです。この問題を回避するには、サーバーのプロパティで「ローカルコンソールを表示」をオフにしてコンソールが表示されないようにしてください。または、Micro Focus Directory Server をサービス停止してから、Net Expressコマンドプロンプトから mfds.exe を再起動して運用します。mfdsの起動時にWindowsファイアウォールの確認ダイアログが出る場合には、これに対して応答してください。
- Windows Vista上では、Enterprise Serverでデフォルト設定のサーバーで cassi /a を使用してデバッグコンテナを起動すると、「対話型サービスダイアログの検出」というポップアップエラーが表示されます。これは、Windowsサービスのようなユーザの無いプロセスがユーザコンソールに何かを出力することを Vista が禁止しているためです。この問題を回避するには Micro Focus Directory Server をサービス停止してから、Net Expressコマンドプロンプトから mfds.exe を再起動して運用します。mfdsの起動時にWindowsファイアウォールの確認ダイアログが出る場合には、これに対して応答してください。
- Visual Studioによる COBOLプロジェクトの以下の機能強化
- プロジェクトのプロパティは C# などと同様にプロパティページで設定できます
- 9705: 64Bitの Animator が不安定
- 9744: Animatorの動的アタッチで RT114 発生
- 9817: .NET "System error - evaluation stack non-empty"表示
- 9841: BigDecimal型を S9(2)V9(16) にマップさせた場合の異常値
- 9900: OpenESQL指令の説明がヘルプにない
- 10055: FaultFinderのヘルプが消えている
- FixPack適用前に開発された COBOLプログラムはソース・バイナリ
ともに基本的な互換性があります。
- コンパイルされたアプリケーションは、FixPack適用後の環境下で
動作します。ただし、障害改修や性能改善がなされていますので再コンパ
イルをお薦めします。
- COBOLデータファイルはそのまま利用可能です。
- Net Express 5.0 J をインストール済みの方
- NXP3250030082.msp を適用してください。
- Micro Focus Server for COBOL 5.0 J をインストール済みの方
- SRP3250030082.msp を適用してください。
- Micro Focus Server for SOA 5.0 J をインストール済みの方
- SRP3250030082.msp を適用してください。
一旦インストールした WrapPack を、インストール前の状態に戻す場合には、以下の手順に従ってください:
- .NETサポートをインストールしている場合には、[コントロールパネル] の [プログラムから追加と削除] の [変更] を使用してこのオプションをアンインストールしてください。
- コマンドプロンプトを開き、以下のいずれかのコマンドラインを実行してください。
コマンドラインは読みやすいように複数行にわけて記述してあります。
一行にまとめて実行してください。
- コンピュータ上に Microsoft Visual Studio 2005 がインストールされている場合
start /wait msiexec.exe /i {B943AC9D-C634-45C0-9EA6-27750EF49DA5}
MSIPATCHREMOVE={5859F029-6C55-4030-8025-29B422366AA9}
/l* nx_patchuninstall.log /qb
- コンピュータ上に Microsoft Visual Studio 2005 がインストールされていない場合
start /wait msiexec.exe /i {B943AC9D-C634-45C0-9EA6-27750EF49DA5}
MSIPATCHREMOVE={5859F029-6C55-4030-8025-29B422366AA9}
/l* nx_patchuninstall.log /qb CHECKPREREQLIST=""
- マシンを再起動するプロンプトが表示されるので、マシンを再起動してください。
- マシンが再起動されたら Windows コントロールパネルの [プログラムの追加と削除]を開いてください。
- [Micro Focus Net Express 5.0 J] を選択して、[変更]を押してください。
- ウィザードの指示に従って修復を行います。画面が表示されたら[次へ]を押してください。
- 次に表示される画面で[Repair]を選択して[次へ]を押してください。
- 次に表示される画面で[インストール]を押してください。修復が実行されます。
- 必要であれば [コントロールパネル] の [プログラムから追加と削除] の [変更] を使用して .NET のサポートをインストールしてください。
- 注意
製品 CD からセットアップする際に入力したシリアル番号は、Net Express 5.0 J 製品の開発環境の
メニュー[ヘルプ] > [Net Express 製品情報]から確認できますが、このシリアル番号は WrapPack の
アンインストールを行うと削除されます。これは既知のエラーです。
複数のシリアル番号をご購入の場合は、どのシリアル番号をどのコンピュータで使用しているかの
管理が必要ですが、コンピュータのネットワークカードの物理アドレスを使うなどして管理台帳を
作成して管理することをお勧めします。
- .NETサポートをインストールしている場合には、[コントロールパネル] の [プログラムから追加と削除] の [変更] を使用してこのオプションをアンインストールしてください。
- コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドラインを実行してください。
コマンドラインは読みやすいように複数行にわけて記述してあります。
一行にまとめて実行してください。
start /wait msiexec.exe /i {3D4B57F1-A21A-498E-90A2-A06EA440F3DA}
MSIPATCHREMOVE={A3DDC069-2791-4227-B06D-A5AD7932419D}
/l* sr_patchuninstall.log /qb
- マシンを再起動するプロンプトが表示されるので、マシンを再起動してください。
- マシンが再起動されたら Windows コントロールパネルの [プログラムの追加と削除]を開いてください。
- [Micro Focus Server 5.0 J] を選択して、[変更]を押してください。
- ウィザードの指示に従って修復を行います。画面が表示されたら[次へ]を押してください。
- 次に表示される画面で[Repair]を選択して[次へ]を押してください。
- 次に表示される画面で[インストール]を押してください。修復が実行されます。
- 必要であれば [コントロールパネル] の [プログラムから追加と削除] の [変更] を使用して .NET のサポートをインストールしてください。
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