この Readme は、次の項で構成されています。
Windows 製品の Patch Update は既存のバージョンに更新部分をインストールするパッチイメージです。 そのため、ベースとなるバージョンのフルリリース製品が事前にインストールされている必要があります。
適用対象のバージョン情報は、Patch Update ファイル名から確認可能です。
例えば、vcvs2022_90_pu05_342650.exe や edvs2022_90_pu05_342650.exe というファイル名の場合は、 該当製品のバージョン 9.0 の製品(バージョン表示例 9.0.XXX)がインストールされている環境で適用可能です。
Patch Update の適用時にエラーになる場合は、これらのインストールの前提となるベースの製品がインストールされていない場合です。
インストールされている製品のバージョンの確認方法は次の通りです。
Linux/Unix 製品の Patch Update は、フルインストールイメージのインストーラで、 既存のバージョンに更新部分をインストールするパッチイメージではありません。
既存のバージョンの製品がインストールされている必要はありません。
フルインストールイメージのインストーラは、インストール先のディレクトリをデフォルト以外のディレクトリを指定することで、複数インストールすることができます。
Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。
デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。
これらのプラットフォーム製品の場合は、 setup_ で始まるファイル名のインストーラか、この RPM インストーラ(.bin ファイル)のうち、いずれかを選択してダウンロードしてお使いください。
RPM インストーラの場合、次の手順で .rpm ファイルが現行ディレクトリに展開されます。
chmod +x RPM_installer_name.bin
./RPM_installer_name.bin
rpm コマンド例については、以下をご参照ください。
例 bsh の場合
PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH export PATH
設定がない場合のインストールエラー例
tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。
install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名
設定例
例 bsh の場合 ( /usr/local/bin に tar が存在しない場合)
cd /usr/local/bin ln /usr/sfw/bin/gtar tar PATH=/usr/local/bin:$PATH export PATH
設定がない場合のインストールエラー例
remotedevinstall - unTar - エラー - /COBDIR_dir/remotedev/ant/apache-ant-1.7.1-bin.tar の /COBDIR_dir/remotedev/ant への解凍に失敗しました。
Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。
動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。
/etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost IP machinelonghostname machineshorthostnameここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
スーパーユーザ権限で、以下の方法でインストールします。
現在のインストールディレクトリの bin 配下の cobsetenv スクリプトを実行します。
$COBDIR に現在のインストールディレクトリが設定されていないことを確認します。
chmod +x Patch Update名
-installlocation="Location" パラメータを使用しないで、以下の通り、実行します。
./Patch Update名
-installlocation="Location" パラメータを使用して異なるディレクトリを指定して実行します。
./Patch Update名 -installlocation="インストール先のフルパス"
./Patch Update名 -skipsafenet
touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALLこのファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。
シェル初期化ファイル (/etc/profile、/etc/bashrc など) に上記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。
ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。
. インストール先のフルパス/bin/cobsetenv
cob -Version
開発環境製品の場合、このファイルはインストール時に日本語ロケールが設定されていると自動生成される仕様ですが、Patch Update のインストーラの不具合により、このファイルが生成されない場合があります。
開発環境製品をインストールした場合に、次のコマンドを実行してファイルが見つからないというエラーになる場合は、このファイルを追加で作成する必要があります。 実行環境製品の場合は、不要です。
cat $COBDIR/etc/cobol.dir
上記の確認の手順から続けて、次の方法で、このファイルを作成します。(これは最初に1度だけ行う作業です。)
test `uname -s` = Linux && echocmd="echo -e" || echocmd="echo" $echocmd 'CURRENCY-SIGN"92"' >> $COBDIR/etc/cobol.dir $echocmd 'NCHAR"2"' >> $COBDIR/etc/cobol.dir chmod 444 $COBDIR/etc/cobol.dir
CURRENCY-SIGN"92" NCHAR"2"
確認例 cat コマンドで設定内容を表示した場合の例
$ cat $COBDIR/etc/cobol.dir CURRENCY-SIGN"92" NCHAR"2" $
Patch Update 適用後に、製品の実行においてライセンスエラーが確認された場合は、スーパーユーザ権限で以下の手順でデーモンを起動してください。
確認が必要なプロセスは、a. ライセンス デーモンおよび b. CES デーモンの2個です。
具体的には、 SafeNet ライセンスのデーモン、 AutoPass ライセンスのデーモン(XML 型式のライセンス ファイルの場合) または、 バージョン 11.0 以降の RocketPass ライセンスのデーモン(XML 型式のライセンス ファイルの場合) のいずれかになります。
Sentinel RMS Development Kit 8.5.1.2300 License Management Server(バージョン番号はバンドル製品により異なります。)
デーモン名 lserv
ps コマンドでの確認例 (lserv を含む文字列が表示されない場合は、起動されていません。)
ps -ef | grep lserv | grep -v grep
正しく起動されている場合の出力例
$ ps -ef | grep lserv | grep -v grep root 14715 1 0 Nov08 ? 00:00:01 /var/microfocuslicensing/bin/lserv
AutoPass デーモン
デーモン名 autopass
コマンドでの確認例
cd /opt/microfocus/licensing/autopass sh ./autoPassdaemon.sh status
起動されていない場合の出力例
$ sh ./autoPassdaemon.sh status -=-== AutoPassDaemon.sh =====- 2025-08-01.10:20:30 -=-====[ status ]=-=- Checking status of autoPassdaemon service... Service : STOPPED
起動されている場合の出力例
$ sh ./autoPassdaemon.sh status -=-== AutoPassDaemon.sh =====- 2025-08-01.10:20:30 -=-====[ status ]=-=- Checking status of autoPassdaemon service... Service : RUNNING PID : 45678
RocketPass デーモン
デーモン名 rocketpass
コマンドでの確認例
cd /opt/rocketsoftware/licensing/rocketpass sh ./rocketpassdaemon.sh status
起動されていない場合の出力例
$ sh ./rocketpassdaemon.sh status -=-== RocketPassDaemon.sh =====- 2025-12-01.10:20:30 -=-====[ status ]=-=- Checking status of rocketpassdaemon service... Service : STOPPED
起動されている場合の出力例
$ sh ./rocketpassdaemon.sh status
-=-== RocketPassDaemon.sh =====- 2025-12-01.10:20:30 -=-====[ status ]=-=-
Checking status of rocketpassdaemon service...
Service : RUNNING
PID : 3943310
デーモン名 mfcesd
ps コマンドでの確認例 (mfcesd を含む文字列が表示されない場合は、起動されていません。)
ps -ef | grep mfcesd | grep -v grep
正しく起動されている場合の出力例
$ ps -ef | grep mfcesd | grep -v grep root 14725 1 0 Nov08 ? 00:00:00 /var/microfocuslicensing/bin/mfcesd
使用しているライセンスの種類に応じて、 SafeNet ライセンスのデーモン、 AutoPass ライセンスのデーモン(XML 型式のライセンス ファイルの場合)、または RocketPass ライセンスのデーモン(XML 型式のライセンス ファイルの場合) のいずれかを実行します。 起動していなかったプロセスが ライセンス デーモンだけの場合も、CES デーモンの再起動が必要です。
以下のコマンドには、CES デーモンの再起動が含まれています。
Sentinel RMS Development Kit 8.5.1.2300 License Management Server(バージョン番号はバンドル製品により異なります。)
デーモン名 lserv
cd /opt/microfocus/licensing/bin sh ./startlserv.sh sh ./restartmfcesd.sh
バージョン 9.0 以前の製品は、以下のコマンドになります。
cd /var/microfocuslicensing/bin sh ./startlserv.sh sh ./restartmfcesd.sh
デーモン名 autopass
cd /opt/microfocus/licensing/autopass sh ./autoPassdaemon.sh start cd /opt/microfocus/licensing/bin sh ./restartmfcesd.sh
デーモン名 rocketpass
cd /opt/rocketsoftware/licensing/rocketpass sh ./rocketpassdaemon.sh start cd /opt/microfocus/licensing/bin sh ./restartmfcesd.sh
CES デーモンだけが起動されていなかった場合は、以下のコマンドを実行します。
デーモン名 mfcesd
cd /opt/microfocus/licensing/bin sh ./restartmfcesd.sh
バージョン 9.0 以前の製品は、以下のコマンドになります。
cd /var/microfocuslicensing/bin sh ./restartmfcesd.sh
この場合は、以下をおこない、残ったエントリを削除してください。