データ項目関数

データ項目関数は基本データ項目であり、英数字、

 各国文字、

数字、または整数の値を返す。データ項目関数は基本データ項目として扱われるが、受信側の作用対象にはできない。データ項目関数には、次の型がある。

1. 英数字関数：この型の関数は、字類および項類が英数字に属する。このデータ項目の文字位置の数は、関数定義で指定される。英数字関数の用途は、暗黙的に DISPLAY となる。
2. 数字関数：この型の関数は、字類および項類が数字に属する。数字関数は、常に演算符号を持つと見なされる。
   • 数字関数は、算術式の中でのみ使用できる。

      または MOVE 文のソースとしても使用できる。

   • 特定の参照により整数値が生成されても、整数の作用対象が必要な場合は、数字関数を参照できない。
3. 整数関数：この型の関数は、字類および項類が数字に属する。整数関数は、常に演算符号を持つと見なされる。
   • 整数関数は、算術式の中でのみ使用できる。

      または MOVE 文のソースとしても使用できる。

      または整数データ項目が受信側データ項目として使用されない任意の場所で使用できる。

   • 整数関数を参照できるのは、整数の作用対象が必要な場合、および符号付き作用対象を使用できる場合である。
4.   各国文字関数：この型の関数は、字類および項類が各国文字に属する。このデータ項目の文字位置の数は、関数定義で指定される。各国文字関数の用途は、暗黙的に NATIONAL となる。