関数の定義
次の表は、使用可能な組み込み関数をまとめたものです。
「引数」列には引数の型を示し、「型」列には関数の型を示します。
| Alph | 英字 |
| Anum | 英数字 |
| Int | 整数 |
| Nat | 各国文字 |
| Num | 数字 |
| UTF8 | UTF-8 |
| 関数名 | 引数 | 型 | 戻り値 |
|---|---|---|---|
| ABS | Int1 または Num1 | 引数によって異なる | 引数の絶対値 |
| ACOS | Num1 | Num | Num1 のアークコサイン (逆余弦) |
| ANNUITY | Num1 または Int2 | Num | Num1 の利息で Int2 期間に支払った年金の、初期投資 1 に対する比率 |
| ASIN | Num1 | Num | Num1 のアークサイン (逆正弦) |
| ATAN | Num1 | Num | Num1 のアークタンジェント (逆正接) |
| BIT-OF | Alph1、Anum1、Num1、Int1、 Nat1、または UTF81 |
Anum | 引数の 2 進表現 |
| BIT-TO-CHAR | Anum1 | Anum | 2 進入力に対応するバイトの文字列 |
| BYTE-LENGTH | Alph1、Anum1、Num1、Int1、 Nat1、または UTF81 |
Int | 引数の長さ (バイト) |
| CHAR | Int1 | Anum | 英数字プログラムの照合順序内の、位置 Int1 にある文字 |
| CHAR-NATIONAL | Int1 | Nat | 各国文字プログラムの照合順序内の、位置 Int1 にある文字 |
| COMBINED-DATETIME | Int1、Num2 | Num | 日付および時刻で構成される単一の数値。 |
| COS | Num1 | Num | Num1 のコサイン (逆余弦) |
| CURRENT-DATE | なし | Anum | 現在の日付と時刻、およびグリニッジ標準時刻との時差 |
| DATE-OF-INTEGER | Int1 | Int | 整数日付に相当する標準日付 (YYYYMMDD) |
| DATE-TO-YYYYMMDD | Int1 または Int2 | Int | argument-2 の値に基づいて YYMMDD から YYYYMMDD に変換された argument-1 |
| DAY-OF-INTEGER | Int1 | Int | 整数日付に相当するユリウス日 (YYYYDDD) |
| DAY-TO-YYYYDDD | Int1 または Int2 | Int | argument-2 の値に基づいて YYDDD から YYYYDDD に変換された argument-1 |
| DISPLAY-OF | Num1、 Anum1、 Nat1、または UTF81 |
Anum | 引数 Nat1 の使用状況の表示表現 |
| E | なし | Num | e の値 (自然基数) |
| EXP | Num1 | Num | e の Num1 乗 |
| EXP10 | Num1 | Num | 10 の Num1 乗 |
| FACTORIAL | Int1 | Int | Int1 の階乗 |
| FORMATTED-DATE | Anum1、 Nat1、または UTF81、および Int2
|
argument-1 によって異なる | arg-1 に対応してフォーマットされた日付文字列 |
| FORMATTED-DATETIME | Anum1、 Nat1、または UTF81、および Int2、Int3、Int4
|
argument-1 によって異なる | arg-1 に対応してフォーマットされた日時文字列 |
| FORMATTED-CURRENT-DATE | Alph1、 Nat1、または UTF81 |
引数によって異なる* | フォーマットされた現在の日付/時刻 |
| FORMATTED-TIME | Anum1、 Nat1、または UTF81、および Int2、Int3
|
argument-1 によって異なる | arg-1 に対応してフォーマットされた時刻文字列 |
| FRACTION-PART | Num1 | Num | Num1 の端数部 |
| HEX-OF | Alph1、Anum1、Num1、Int1、 Nat1、または UTF81 |
Anum | 引数の 16 進表現 |
| HEX-TO-CHAR | Anum1 | Anum | 16 進入力に対応するバイトの文字列 |
| INTEGER | Num1 | Int | Num1 以下の最大の整数 |
| INTEGER-OF-DATE | Int1 | Int | 標準日付 (YYYYMMDD) に相当する整数日付 |
| INTEGER-OF-DAY | Int1 | Int | ユリウス日 (YYYYDDD) に相当する整数日付 |
| INTEGER-OF-FORMATTED-DATE | Anum1、 Nat1、または UTF81 |
Int | 指定された日付に相当する整数日付 |
| INTEGER-PART | Num1 | Int | Num1 の整数部 |
| LENGTH | Alph1、Anum1、 Num1、 Nat1、または UTF81 |
Int | 文字位置番号の引数の長さ |
| LENGTH-AN | Alph1、Anum1、Int1、 Nat1、または Num1
|
Int | 英数字文字位置番号の引数の長さ |
| LOG | Num1 | Num | Num1 の自然対数 |
| LOG10 | Num1 | Num | Num1 の 10 を底とする対数 |
| LOWER-CASE | Alph1、Anum1、 Nat1、または UTF81 |
引数によって異なる* | 引数内のすべての文字を小文字にする |
| MAX | Alph1 ...、Anum1 ...、Int1 ...、 Nat1 ...、 または Num1 ... |
引数によって異なる* | 最大引数の値 |
| MEAN | Num1 ... | Num | 引数の算術平均 |
| MEDIAN | Num1 ... | Num | 引数の中央値 |
| MIDRANGE | Num1 ... | Num | 引数の最小値および最大値の平均値 |
| MIN | Alph1 ...、Anum1 ...、Int1 ...、 Nat1 ...、または Num1 ... |
引数によって異なる* | 最小引数の値 |
| MOD | Int1 または Int2 | Int | Int1 と Int2 のモジュロー (法) |
| NATIONAL-OF | Anum1、 Num1、 Nat1、または UTF81 |
Nat | 引数 Anum1 の USAGE NATIONAL 型の表現 |
| NUMVAL | Anum1 または Nat1 |
Num | 単純数字文字列の数値 |
| NUMVAL-C | Anum1 および Anum2、または Nat1 および Nat2 |
Num | オプションでカンマおよび通貨文字列を含められる、数字文字列の数値 |
| NUMVAL-F | Anum1 または Nat1 | Num | Anum1 または Nat1 で表される数値の浮動小数点近似 |
| ORD | Alph1、Anum1、または Nat1 |
Int | 文字の照合順序における、引数の順序番号 |
| ORD-MAX | Alph1 ...、Anum1 ...、 Nat1 ...、 または Num1 ... |
Int | 最大引数の順序番号 |
| ORD-MIN | Alph1 ...、Anum1 ...、 Nat1 ...、 または Num1 ... |
Int | 最小引数の順序番号 |
| PI | なし | Num | 値 |
| PRESENT-VALUE | Num1 ... または Num2 ... | Num | Num1 の割引率での、一連の将来の期末残高 Num2 の現在値 |
| RANDOM | Int1 | Num | 乱数 |
| RANGE | Int1 ... または Num1 ... | 引数によって異なる* | 最大引数から最小引数を差し引いた値 |
| REM | Num1 または Num2 | Num | Num1 を Num2 で割った剰余 |
| REVERSE | Alph1、Anum1、または Nat1 |
引数によって異なる* | 引数の文字の逆順 |
| SECONDS-FROM-FORMATTED-TIME | Anum1、 Nat1、または UTF81 |
Num | 深夜 0 時から経過したフォーマットされた時間を表す数値 |
| SECONDS-PAST-MIDNIGHT | なし | Num | 深夜 0 時から経過した秒数を表す数値 |
| SIGN | Num1 | Int | Num1 の符号 |
| SIN | Num1 | Num | Num1 のサイン (正弦) |
| SQRT | Num1 | Num | Num1 の平方根 |
| STANDARD-DEVIATION | Num1 ... | Num | 引数の標準偏差 |
| SUM | Int1 ... または Num1 ... | 引数によって異なる | 引数の合計 |
| TAN | Num1 | Num | Num1 のタンジェント (正接) |
| TEST-DATE-YYYYMMDD | Num1 | Num | 有効性を示す数値 |
| TEST-DAY-YYYYDDD | Num1 | Num | 有効性を示す数値 |
| TEST-FORMATTED-DATETIME | Anum1、 Nat1、または UTF81 |
Int | 指定された日付をグレゴリオ暦で 1601 年 1 月 1 日以降の通算日数として表す正の整数 |
| TEST-NUMVAL | Anum1 または Nat1 | Int | 引数が NUMVAL 関数の仕様に準拠している場合はゼロ、それ以外の場合は準拠していない最初の文字の位置を示す数値 |
| TEST-NUMVAL-C | Anum1 または Nat1 | Int | 引数が NUMVAL-C 関数の仕様に準拠している場合はゼロ、それ以外の場合は準拠していない最初の文字の位置を示す数値 |
| TEST-NUMVAL-F | Anum1 または Nat1 | Int | 引数が NUMVAL-C 関数の仕様に準拠している場合はゼロ、それ以外の場合は準拠していない最初の文字の位置を示す数値 |
| TRIM | Alph1、Anum1、 Nat1、または UTF81 |
引数によって異なる* | 引数の先行空白文字、後続空白文字、またはその両方を削除 |
| ULENGTH | Alph1、Anum1、 Nat1、または UTF81 |
Int | argument-1 の文字数 |
| UPOS | Alph1、Anum1、Int1、 Nat1、または UTF81 |
Int | argument-1 の n 番目の UTF-8 または UTF-16 文字の位置 |
| UPPER-CASE | Alph1、Anum1、 Nat1、または UTF81 |
引数によって異なる* | 引数内のすべての文字を大文字にする |
| USUBSTR | Alph1、Anum1、Num1、Num2、 Nat1、または UTF81 |
Anum | UTF-8 または UTF-16 でエンコードされた文字列引数のサブストリング |
| USUPPLEMENTARY | Alph1、Anum1、 Nat1、または UTF81 |
Int | UTF-8 または UTF-16 でエンコードされた文字列引数の最初の Unicode 補足文字の索引に等しい整数値 |
| UUID4 | なし | Anum | 一意の 36 文字の識別子 |
| UVALID | Alph1、Anum1、 Nat1、または UTF81 |
Int | 文字列が有効な Unicode UTF-8 または UTF-16 データで構成されている場合はゼロ、それ以外の場合はゼロ以外の値 |
| UWIDTH | Alph1、Anum1、Int1、 Nat1、または UTF81 |
Int | 文字列の n 番目の UTF-8 または UTF-16 文字のバイト幅と等しい整数値 |
| VARIANCE | Num1 ... | Num | 引数の分散 |
| WHEN-COMPILED | なし | Anum | プログラムをコンパイルした日時 |
| YEAR-TO-YYYY | Int1 または Int2 | Int | argument-2 の値に基づいて YY から YYYY に変換された argument-1 |
* 関数の引数がすべて英字である場合、型は英数字となります。
- ABS
ABS 関数は引数の絶対値を返す。 - ACOS
ACOS 関数は、argument-1 のアークコサイン (逆余弦) の近似値をラジアン単位で返す。この関数は数値型である。 - ANNUITY
ANNUITY (即時年金) 関数は、argument-2 に指定した期間数に対し、各期間の最後に支払われる年金について、最初の一括掛け金に対する比率の近似値を返す。利子率は argument-1 に指定する。利息は各期末に、支払いの前に算出される。この関数は数値型である。 - ASIN
ASIN 関数は、argument-1 のアークサイン (逆正弦) の近似値をラジアン単位で返す。この関数は数値型である。 - ATAN
ATAN 関数は、argument-1 のアークタンジェント (逆正接) の近似値をラジアン単位で返す。この関数は数値型である。 - BIT-OF
BIT-OF 関数は、入力で使用される引数の各バイトのバイナリ値を表す、文字「1」および「0」から成る英数字文字列を返す。 - BIT-TO-CHAR
BIT-TO-CHAR 関数は、入力で指定されたビット パターンを表す文字列を返す。 - BOOLEAN-OF-INTEGER
BOOLEAN-OF-INTEGER 関数は、用途がビットのブール項目を返す。これは argument-1 のバイナリ値を表す。argument-2 では、返されるブール データ項目の長さを指定する。 - BYTE-LENGTH
- CHAR
CHAR 関数は、argument-1 の値に等しい順序位置を持つプログラム照合順序内の 1 文字の英数字の値を返す。この関数の型は英数字である。 - CHAR-NATIONAL
CHAR-NATIONAL (各国文字) 関数は、各国プログラムの照合順序で順位が引数の値に等しい 1 文字の値を返す。 - COMBINED-DATETIME
COMBINED-DATETIME 関数は、整数日付形式で指定された日付と標準の数値時刻形式で指定された時刻に基づき、日付と時刻の組み合わせを表す単一の数字項目を返す。 - COS
COS 関数は、argument-1 に指定された角または弧 (単位はラジアン) のコサイン (余弦) の近似値を返す。この関数は数値型である。 - CURRENT-DATE
CURRENT-DATE 関数は、関数が評価されるシステムが提供するカレンダーの日付、時刻、および現地時間の差分要素を表す 21 文字の英数字値を返す。この関数の型は英数字である。 - DATE-OF-INTEGER
DATE-OF-INTEGER 関数は、グレゴリオ暦の日付を整数形式から標準日付形式 (YYYYMMDD) に変換する。この関数の型は整数である。 - DATE-TO-YYYYMMDD
DATE-TO-YYYYMMDD 関数は、argument-1 を YYmmdd の形式から YYYYmmdd に変換する。argument-2 は、実行時の年数に追加されて、100 年の期間の終了年、つまり argument-1 の年数を含むスライド式ウィンドウを定義する。この関数の型は整数である。 - DAY-OF-INTEGER
DAY-OF-INTEGER 関数は、グレゴリオ暦の日付を整数形式からユリウス暦形式 (YYYYDDD) に変換する。この関数の型は整数である。 - DAY-TO-YYYYDDD
DAY-TO-YYYYDDD 関数は、argument-1 を YYnnn の形式から YYYYnnn に変換する。argument-2 は、実行時の年数に追加されて、100 年の期間の終了年、つまり argument-1 の年数を含むスライド式ウィンドウを定義する。この関数の型は整数である。 - DISPLAY-OF
DISPLAY-OF 関数は、各国文字列または UTF-8 文字列を英数字型の文字表現 (外部表現) に変換する。 - E
E 関数は、自然対数の底である e の近似値を返す。 - EXP
EXP 関数は、e を引数の値で累乗した値の近似値を返す。 - EXP10
EXP10 関数は、10 を引数の値で累乗した値の近似値を返す。 - FACTORIAL
FACTORIAL 関数は、argument-1 の階乗である整数を返す。この関数の型は整数である。 - FORMATTED-CURRENT-DATE
FORMATTED-CURRENT-DATE 関数は、現在の日付と時刻を指定された形式で返す。 - FORMATTED-DATE
FORMATTED-DATE 関数は、整数日付形式で指定された日付に基づき、要求された形式の日付文字列を返す。 - FORMATTED-DATETIME
FORMATTED-DATETIME 関数は、整数日付形式で指定された日付と標準の数値時刻形式で指定された時刻に基づき、日付と時刻を組み合わせた文字列を要求された形式で返す。 - FORMATTED-TIME
FORMATTED-TIME 関数は、標準の数値時刻形式で指定された時刻に基づき、時刻の文字列を要求された形式で返す。 - FRACTION-PART
FRACTION-PART 関数は、引数の端数部分の数値を返す。 - HEX-OF
HEX-OF 関数は、入力で使用される引数の 16 進表現で構成される英数字文字列を返す。 - HEX-TO-CHAR
HEX-TO-CHAR 関数は、入力で指定された 16 進数字を表す文字列を返す。 - INTEGER
INTEGER 関数は、引数の値以下である最大の整数値を返す。この関数の型は整数である。 - INTEGER-OF-BOOLEAN
INTEGER-OF-BOOLEAN 関数は、argument-1 のブール文字列の数値を返す。 - INTEGER-OF-DATE
INTEGER-OF-DATE 関数は、グレゴリオ暦の日付を標準日付形式 (YYYYMMDD) から整数形式に変換する。この関数の型は整数である。 - INTEGER-OF-DAY
INTEGER-OF-DAY 関数は、グレゴリオ暦の日付を、ユリウス暦形式 (YYYYDDD) から整数形式に変換する。この関数の型は整数である。 - INTEGER-OF-FORMATTED-DATE
INTEGER-OF-FORMATTED-DATE 関数は、指定された日付を表す整数データ形式を返す。 - INTEGER-PART
INTEGER-PART 関数は、argument-1 の整数部分の値を返す。この関数の型は整数である。 - LENGTH
LENGTH 関数は、引数の字類に応じて、英数字 、各国文字、または UTF-8 の文字位置での引数の長さに等しい整数を返す。
- LENGTH-AN
LENGTH-AN 関数は、英数字の文字位置数での引数の長さに等しい整数を返す。 - LOG
LOG 関数は、e を底とする argument-1 の対数 (自然対数) の近似値を返す。この関数は数値型である。 - LOG10
LOG10 関数は、10 を底とする argument-1 の対数の近似値を返す。この関数は数値型である。 - LOWER-CASE
LOWER-CASE 関数は、文字列内の大文字を対応する小文字に置換して、argument-1 と同じ長さの文字列を返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。 - MAX
MAX 関数は、argument-1 の中から値が最大である内容を返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。 - MEAN
MEAN 関数は、引数の算術平均値を返す。この関数は数値型である。 - MEDIAN
MEDIAN 関数は、引数を整列順で並べたリストの中央値を持つ引数の内容を返す。この関数は数値型である。 - MIDRANGE
MIDRANGE (中間範囲) 関数は、引数の最小値と最大値の算術平均値を返す。この関数は数値型である。 - MIN
MIN 関数は、argument-1 のうちで最小値を含む内容を返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。 - MOD
MOD 関数は、argument-1 を argument-2 で割ったときのモジュロー (法、割り切れる値との差) を整数値で返す。この関数の型は整数である。 - NATIONAL-OF
NATIONAL-OF 関数は引数中の英数字型文字を各国文字表現 (内部表現) に変換する。 - NUMVAL
NUMVAL 関数は、argument-1 で指定した文字列が表す数値を返す。先行空白文字および後続空白文字は無視される。この関数は数値型である。 - NUMVAL-C
NUMVAL-C 関数は、argument-1 で指定した文字列が表す数値を返す。argument-2 で指定したオプションの通貨文字列、および小数点より前のカンマは、いずれも無視される。この関数は数値型である。 - NUMVAL-F
NUMVAL-F 関数は、argument-1 で指定した英数字文字列または各国文字文字列が表す数値を返す。文字列の先頭または後続の空白は結果の数値から削除される。 - ORD
ORD 関数は、プログラムの文字照合順序での argument-1 の順位を示す整数値を返す。最も低い順位は 1 である。この関数の型は整数である。 - ORD-MAX
ORD-MAX 関数は、argument-1 の順位のうち最大値を含むものの値を返す。この関数の型は整数である。 - ORD-MIN
ORD-MIN 関数は、argument-1 の順位のうち最小値を含むものの値を返す。この関数の型は整数である。 - PI
PI 関数は、円周率の近似値を返す。 - PRESENT-VALUE
PRESENT-VALUE 関数は、argument-2 で指定した将来の一連の期末金額の現在の値を、argument-1 で指定した率で割り引いた近似値を返す。この関数は数値型である。 - RANDOM
RANDOM 関数は、一様分布から擬似乱数値を 1 つ返す。この関数は数値型である。 - RANGE
RANGE 関数は、最大の引数値から最小の引数値を差し引いた値を返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。 - REM
REM 関数は、argument-1 を argument-2 で割った剰余値を返す。この関数は数値型である。 - REVERSE
REVERSE 関数は、argument-1 の文字列の順序を逆転した同じ長さの文字列を返す。 - SECONDS-FROM-FORMATTED-TIME
SECONDS-FROM-FORMATTED-TIME 関数は、午前 0 時から指定された時刻までの秒数を表す数値を返す。 - SECONDS-PAST-MIDNIGHT
SECONDS-PAST-MIDNIGHT 関数は、午前 0 時から現在時刻までの秒数を表す数値を返す。 - SIGN
SIGN 関数は、引数の符号に応じて、+1、0、または -1 を返す。 - SIN
SIN 関数は、argument-1 に指定された角または弧 (単位はラジアン) のサイン (正弦) の近似値を返す。この関数は数値型である。 - SQRT
SQRT 関数は、argument-1 の平方根の近似値を返す。この関数は数値型である。 - STANDARD-DEVIATION
STANDARD-DEVIATION 関数は、引数の標準偏差の近似値を返す。この関数は数値型である。 - SUM
SUM 関数は、引数の合計値を返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。 - TAN
TAN 関数は、argument-1 に指定された角または弧 (単位はラジアン) のタンジェント (正接) の近似値を返す。この関数は数値型である。 - TEST-DATE-YYYYMMDD
TEST-DATE-YYYYMMDD 関数は、標準日付形式 (YYYYMMDD) の日付の有効性をグレゴリオ暦と照合して検査する。 - TEST-DAY-YYYYDDD
TEST-DAY-YYYYDDD 関数は、ユリウス暦形式 (YYYYDDD) の日付の有効性をグレゴリオ暦と照合して検査する。 - TEST-FORMATTED-DATETIME
TEST-FORMATTED-DATETIME 関数は、指定された日付、時刻、または結合した日時の有効性を、指定された形式と照合してテストする。 - TEST-NUMVAL
TEST-NUMVAL 関数は、argument-1 が NUMVAL 関数の仕様に準拠しているかどうかを検証する。 - TEST-NUMVAL-C
TEST-NUMVAL-C 関数は、argument-1 の内容が NUMVAL-C 関数の仕様に準拠しているかどうかを検証する。 - TEST-NUMVAL-F
TEST-NUMVAL-F 関数は、argument-1 の内容が NUMVAL-F 関数の仕様に準拠しているかどうかを検証する。 - TRIM
TRIM 関数は、入力で指定された引数から先行空白文字または後続空白文字 (あるいはその両方) を削除した文字列を返す。 - ULENGTH
ULENGTH 関数は、UTF-8 または UTF-16 のデータを含む文字列内の UTF-8 文字または UTF-16 文字の数と等しい整数値を返す。 - UPOS
UPOS 関数は、UTF-8 または UTF-16 にエンコードされた文字列引数の n 番目の UTF-8 文字または UTF-16 文字の指標と等しい整数値を返す。 - USUBSTR
USUBSTR 関数は、UTF-8 または UTF-16 データを含む文字データ項目引数のデータのサブストリングを返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。 - USUPPLEMENTARY
USUPPLEMENTARY 関数は、UTF-8 または UTF-16 にエンコードされた文字列引数の最初の Unicode 補助文字の指標と等しい整数値を返す。 - UUID4
UUID4 関数は、呼び出されるたびに一意の 36 文字の一意名を返し、後続の呼び出しでは別の一意名を返す。 - UVALID
文字列が有効な Unicode UTF-8 または UTF-16 データで構成されている場合、UVALID 関数は値ゼロを返す。文字列に無効な Unicode データが含まれている場合、UVALID 関数は最初の無効な要素の指標を返す。 - UWIDTH
UWIDTH 関数は、UTF-8 または UTF-16 で符号化された文字列引数の n 番目の UTF-8 文字または UTF-16 文字のバイト幅と等しい整数値を返す。 - UPPER-CASE
UPPER-CASE 関数は、小文字を大文字に置き換えた状態で、argument-1 と同じ長さの文字列を返す。この関数の型は、次のように引数の型によって異なる。 - VARIANCE
VARIANCE 関数は、引数の分散の近似値を返す。この関数は数字型である。 - WHEN-COMPILED
WHEN-COMPILED 関数は、プログラムを翻訳した日付および時刻を返す。この関数の型は英数字である。 - YEAR-TO-YYYY
YEAR-TO-YYYY 関数は、argument-1 で指定された年数を 2 桁の形式から 4 桁の形式に変換する。argument-2 は、実行時の年数に追加されて、100 年の期間の終了年、つまり argument-1 の年数を含むスライド式ウィンドウを定義する。この関数の型は整数である。
上位ヘルプ： 組み込み関数