ディレクトリ・サーバの起動と停止

Enterprise Server Administration ユーザ・インターフェースにアクセスするには、ディレクトリ・サーバが動作している必要があります。

エンタープライズ・サーバをインストールすると、ディレクトリ・サーバは Windows サービスとして自動的に起動するように設定されます。他の Windows サービスと同様に、ユーザはディレクトリ・サーバを停止し、必要に応じて再度起動することができます。

また、mfds コマンドを使用してコマンド・ラインからディレクトリ・サーバを起動することもできます。この起動方法は、サービスとして実行されているアプリケーションをデバッグする場合に役立ちます。mfds コマンドを使用するには、Windows サービスとして実行されているディレクトリ・サーバを先に停止する必要があります。mfds コマンドを使用してディレクトリ・サーバを起動した場合は、Web インターフェースのメニュー・オプションを使用してディレクトリ・サーバを停止してください。

mfds コマンドには、Windows サービスとしてのディレクトリ・サーバをアンインストールおよび再インストールするオプションもあります。

Web インターフェースを使用してディレクトリ・サーバにアクセスするには、Web ブラウザを起動し、ディレクトリ・サーバが実行されているアドレスを入力します。

また、Enterprise Developer を実行している場合は、[Server Explorer] ペインで [Enterprise Servers] を右クリックし、ドロップダウン・メニューから [Administration] を選択できます。

ディレクトリ・サーバがどのように設定されていて、ユーザが何を実行するのかによっては、ユーザ ID とパスワードが必要になる場合があります。Enterprise Server Administration で表示される内容とユーザが実行できる操作は、セキュリティ構成設定とユーザ・アカウントに付与されたパーミッションによって異なります。