この節では、I/O 文が実行される環境に基づいたファイル・ステータス設定の異常について説明します。期待される異常 (代替索引を逆の順序で読み取ったときに返されるレコードの順序など) などの期待される結果は、異常が検出された状況を明確にする上で役立つ場合を除き、このリストには含まれていません。
これらの結果は、次の 3 つの環境で実行された一連のテスト・プログラムで得られた情報をまとめたものです。
テスト・プログラムでは、ファイル定義 (編成およびアクセス・モード)、オープン・タイプ (INPUT、I/O、OUTPUT、EXTEND など)、および I/O 動詞 (READ、WRITE、REWRITE など) のさまざまな組み合わせを使用して、実行環境の動作と、テスト・プログラムに返されるファイル・ステータス情報の結果を調べました。
次の『ファイル・ステータス設定の相互参照』表では、これらのテストについて各環境で得られたファイル・ステータス情報を「a/b」フォーマットで示します。ここで、「a」はファイル・ステータスの最初のバイトを表し (ファイル・ステータス 1)、「b」はファイル・ステータスの第 2 バイトを表します (ファイル・ステータス 2)。
ランタイム・エラーの場合、表示される最初のバイトは「9」で、第 2 バイトの値はファイル・ステータス 2 フィールドの順序値です (9/100 など)。I/O 操作が無効の場合は、キー「N/A」を使用しています。I/O 操作が有効でも、前の I/O 操作の結果が原因でテストされなかった場合は、ファイル・ステータス「-/-」を使用しています。