Assess Data Migration ツールにより、抽出した DB2 スキーマを調べてテーブル・サイズを見積もり、HCOSS を使用して SQL Server データベースに移行するテーブルを特定することができます。
Assess Data Migration ツールでは、次の機能を利用できます。
- Extract Schema ツールを使用して作成された、抽出済みスキーマ・ファイルの内容を読み込みます。
- 抽出されたスキーマの内容を表示します。スキーマに提示される各テーブルの次の情報が含まれます。
- 作成者
- 名前
- 行数
- カウント・タイプ
- 行の最大サイズ
- データ量
- 転送オプション
- 最終更新日
- 各テーブルに 2 種類のカウント・タイプのオプションがあります。
- [Actual] - メインフレーム上の DB2 テーブルにクエリを実行することで判定します。テーブル・サイズによって時間がかかる場合がありますが、信頼できる高精度な結果が得られます。
- [Estimated] - DB2 RUNSTATS ユーティリティによって収集された統計に基づきます。時間的には最も効率的にテーブル・サイズを判定できる一方、統計の日付が古ければ必ずしも正確とは限りません。
デフォルトの設定は、スキーマの抽出時に選択する [Table Row Count] オプションに基づきます。
- 抽出されたスキーマに提示される各テーブルに、2 種類のデータ移行転送オプションがあります。
- [HCOSS] - テーブル内のすべてのデータを移行します。
- [OTHER] - テーブル内のデータを移行しません。
- スキーマ抽出ファイルの編集によりファイルを更新します。
- スキーマ抽出ファイルの更新時に発生したエラー・メッセージをレポートします。
- 抽出したスキーマ情報を平文ファイルに保存するか、またはスプレッドシート・ソフトウェアと互換の CSV 形式で保存できます。