コマンド・ラインから HCOSS Transfer Data ツールを実行します。
構文:
MFDataTransferCtlr DB2=DB2dsn;
[U1=DB2userID;]
[P1=DB2Password;]
SRV=SQLServerDSN;
[U2=SQLServerUserID;]
[P2=SQLServerPassword;]
X=["]DataTransferList["];
[XLocal={TRUE | FALSE};]
[TRIG={TRUE | FALSE};]
[CONSTR={TRUE | FALSE};]
[ErrROW={TRUE | FALSE};]
[TYPELOG={CONSOLE | FILE | BOTH};]
パラメータ:
- DB2
- カタログ化され登録された DB2 データ・ソースの名前。
- U1
- 該当する場合、DB2 パラメータによって指定された DB2 データ・ソースへのアクセスに必要なユーザ ID。
- P1
- 該当する場合、U1 パラメータによって指定されたユーザ ID に必要なパスワード。
- SRV
- カタログ化され登録された SQL Server データ・ソースの名前。
- U2
- SRV パラメータによって指定された SQL Server データ・ソースへのアクセスに必要なユーザ ID。Windows 認証を使用する場合は不要です。
- P2
- 該当する場合、U2 パラメータによって指定されたユーザ ID に必要なパスワード。
- X
- 転送するテーブルのリストとデータの転送に必要なクエリを含む転送データ・タスク・ファイルの名前。ファイル拡張子は指定しないでください。転送データ・タスクのファイル拡張子は .hcodtt です。転送データ・タスク・ファイル名にスペースが含まれる場合は、ファイル名を二重引用符 (") の対で囲んでください。転送データ・タスク・ファイルは、UI バージョンの HCOSS Transfer Data ツールを使用して作成するか、またはテキスト・エディタで手動により作成できます。UI バージョンのツールを使用して転送データ・タスク・ファイルを作成する場合は、ファイルの場所は転送データ・タスクの [Local] または [Shared] ボタンを選択して指定します。転送データ・タスク・ファイルを手動で作成する場合は、ファイルを [Local HCOSS Directory] HCOSS オプションまたは [Shared HCOSS Directory] HCOSS オプションの \DataTasks サブディレクトリに保存する必要があります。
- XLocal
- 転送データ・タスク・ファイルの場所を指定します。転送データ・タスク・ファイルは、指定された値に応じて、次のいずれかの \DataTasks サブディレクトリに保存されます。
TRUE
|
[Local HCOSS Directory] HCOSS オプションで指定されたディレクトリ。デフォルト。
|
FALSE
|
[Shared HCOSS Directory] HCOSS オプションで指定されたディレクトリ。
|
- TRIG
- データ転送中にすべてのトリガを作動させるかどうかを指定します。デフォルトは FALSE です。
- CONSTR
- SQL Server がデータ転送中にすべての定義済みチェックを実行するかどうかを指定します。デフォルトは FALSE です。
- ErrROW
- HCOSS がデータ転送中に発生したエラーをログに記録するかどうかを指定します。デフォルトは FALSE です。
- TYPELOG
- 実行するロギングのタイプを設定します。デフォルトは、HCOSS の [Type of logging to do] オプションで指定されている値と同等です。
コメント:
このツールを実行する前に、SQL Server データベースに適切なターゲット・テーブルがあることを確認してください。
例:
MFDataTransferCtlr DB2=MVS91; SRV=HCODemo; X=LocalTransferList
MFDataTransferCtlr DB2=MVS91; SRV=HCODemo; X=SharedTransferList; XLocal=FALSE