COBOL Server 全体をアプリケーションとともに配布することを推奨しますが、下位互換性をはかるために、特定のファイルだけを配布することもできます。
アプリケーションとともに配布する必要のある COBOL Server のファイルは、アプリケーションをリンクした方法、実行可能ファイルのタイプ、使用するサポート機能によって決まります。
.dll ファイルを .obj ファイルから作成するなどして、必要なファイルをパッケージ化できます。
モジュール アプリケーションを配布する場合は、次のファイルの配布が必要です。
- アプリケーションのメイン プログラム
- アプリケーションの一部である動的にリンクされるプログラム。動的リンク ライブラリにリンクされているオブジェクト ファイルを含む
- Microsoft Visual C++ ランタイム システム
- ライセンス ファイル
- サポートするロケールに対する各国語サポートのメッセージ ファイル:
- lang\default\*
- lang\en_GB\*
- lang\en_us\*
- lang\jp_sj\*
さらに、アプリケーション要件に応じて、次のファイルの配布も必要になります。
- アプリケーションが拡張 ACCEPT/DISPLAY 構文を使用し、デフォルト以外の構成を使用するように設定されている場合は、adisctrl ファイルを配布する必要があります。