MFA サーバの <hlq>.CNTL データ・セットの SERVERS メンバには 2 つのサンプル ES/MSS サーバ定義があり、その 1 つが次に示す MSS1 サンプルです。
<ES/MTOID=MTO1> ACBNAME=MFAMTO1 IPADDRESS=YOUR.MTO.HOSTNAME PORT=2200 SESSIONS=4 SOCKETS=1 <END>
パラメータ | 説明 |
---|---|
<ES/MTOID=MTO1> | ES/MSS ターゲット・サーバ定義の開始を示し、MFA サーバが ES/MSS システムを識別するために必要な ES/MSS の SYSID を指定します。この値を、ES/MSS サーバの SYSID に変更します。この ES/MSS サーバを z/OS CICS システムに定義する場合は、CONNECTION(name) に同じ SYSID を指定します。 |
ACBNAME=MFAMTO1 | VTAM ACB 名 (SNA LU 名または VTAM APPL 名とも呼ばれます) を ES/MSS サーバに割り当てます。複数の ES/MSS サーバを定義できます。定義するサーバごとに固有の ACBNAME を指定して、z/OS CICS システムで一意に識別できるようにする必要があります。MFA サーバは、ES/MSS サーバ用に MFAMTO1 と MFAMTO2 の 2 つの VTAM APPL 定義を提供します。これらは、MFA サーバのインストール中に VTAM SNA 構成にインストールされ、有効化されます。ES/MSS サーバを 1 つだけ定義する場合は、ACBNAME を MFAMTO1 のままにします。サーバを追加で定義する場合に、ACB 名として MFAMTO2 を使用します。3 つ以上の ES/MSS サーバを定義する場合、先に VTAM APPL 定義を追加インストールする必要があります。 |
IPADDRESS=YOUR.MTO.HOSTNAME | ES/MSS サーバ・マシンのインターネット・アドレスを指定します。この値を、ES/MSS が稼動しているサーバのマシン名またはインターネット IP アドレスのどちらかに変更します。 |
PORT=2200 | ES/MSS サーバで ISC リスナとして構成されている TCP/IP ポートを指定します。この値を、ES/MSS サーバの ISC リスナのポート番号に変更します。 |
SESSIONS=4 | 単一ソケット接続上で管理するトランザクション処理セッションの最大数を指定します。アクティブな LU6.2 会話ごとに 1 つのセッションが必要であり、セッション・トラフィックは MSS - MFA ソケット接続上でインターリーブされます。テストの場合は、この値を現状のまま残します。ただし、使用量が増えた場合は、インストールのニーズを満たすためにこの値を増やす必要がある可能性があります。 |
SOCKETS=1 | MSS - CICS 接続あたりの使用可能なソケット数を指定します。ES/MSS は CICS への接続ごとに 1 つのソケットを必要とするので、この値は現状のまま残します。 |
<END> | 定義の終了を示します。 |