モジュールを実行時に動的にリンクする場合、次の 2 つの選択肢があります。
この環境の各モジュールに再エントリおよび連続再利用可能のマークを付けることもお奨めします。これにより、モジュールが呼び出しのたびに削除されたり再ロードされたりすることはありません。モジュールに再エントリのマークを付けるには、[Build Settings] ダイアログ・ボックスの [Assembler] ページの [General] ページで [Mark module as reentrant] をオンにします。モジュールに連続再利用のマークを付けるには、[Build Settings] ダイアログ・ボックスの [Assembler] ページの [Link] ページで [Mark load module as serially reusable] をオンにします。
通常は動的にリンクするモジュールで静的リンクを使用する場合や、その END 文がモジュールのデフォルトのエントリ・ポイントを指定する場合、ENTRY コマンドをリンカ入力ファイル .LIN で指定して、デフォルトのエントリ・ポイントをオーバーライドする必要があります。 これは、メインフレームのバインダ・ツールをエミュレートするリンカが、実行可能プログラム全体のエントリ・ポイントを、最後にインクルードされたモジュールの END 文で指定されたエントリ・ポイントに設定するためです。