1 つ以上のアセンブラ・モジュールを含むプロジェクトをビルドする場合、アセンブラ・コンパイラは、最初に各モジュールのオブジェクト・コード・ファイル (.obj) を作成します。次に、アセンブラ・コンパイラでオブジェクト・コード・ファイルを実行可能ロード・モジュール (.390) に自動でリンクさせるか、複数のオブジェクト・モジュールを 1 つのリンク・ロード・モジュールに組み込む個別のリンカ・プロセスを実行できます。リンク・プロセスでは、リンク・コマンドを含む独自のリンク・ファイル (.lin) が使用されます。アセンブラは、CALL コマンドの外部参照をオブジェクト・コード・ファイルで自動的に検索し、追加のオブジェクト・コード・ファイルを必要に応じてインクルードして外部参照を解決します。
プロジェクトをビルドする際のモジュールのリンクを静的リンクと言います。LINK または LOAD コマンドの外部参照が解決される場合、モジュールを実行時に動的にリンクすることもできます。