基本的な iFileshare 構成では、Enterprise Server 内からの基本的な使用が可能になります。さらに構成を追加して回復機能を追加し、iFileshare リージョンを Enterprise Server の外部にいるユーザーに公開できます。
注: This is a technology preview feature only. It is being made available to allow you to test and provide feedback on this new capability; however, this feature is not intended for production use and it is not supported as such. Furthermore, Micro Focus does not guarantee that this feature will be delivered at a GA level and if it is, then the functionality provided might differ considerably from this technology preview. この機能をテストしてフィードバックを提供する予定の場合は、Micro Focus SupportLine に連絡し、新しい機能を有効化する方法を確認してください。
回復オプションの有効化
iFileshare はロールバックとロールフォワードの両方の回復方式をサポートしていますが、リージョンを開始する前に高度回復ロギングを有効にする必要があります。
これを行うには、リージョンのシステム ディレクトリで dbase.ref という名前のデータベース参照ファイルを作成します。次に例を示します。
FS /d dbase.ref /ltf logtrans /ltt f
ロールバックおよびロールフォワード方式でファイルを回復できるようにするには、それらの各ファイルに対して次のコマンドを実行します。
FS /d dbase.ref /f <file-name>
<file-name> は高度回復ロギングを使用するデータ ファイルの名前です。
重要: iFileshare サーバーで高度回復ロギングを有効にすると、そのリージョン内のすべてのファイルの I/O 操作が iFileshare サーバーをとおして実行されます (実行されている場合)。
iFileshare については、基本回復ロギングは推奨しません。
トレースの有効化
iFileshare サーバーでトレースを有効にするには FSVIEW コマンド ライン ユーティリティを使用します。コマンド プロンプトで次のように入力します。
fsview<Enter>
set server <server-name><Enter>
trace toggle<Enter>
iFileshare サーバーでトレースが有効になっているかどうかを確認するには、「server get」と入力します。
外部ユーザーへのサーバーの公開
Enterprise Server 外部のユーザーに iFileshare サーバーを公開するには、iFileshare サーバー リージョンに、リージョン名とは異なる名前で fileshare リスナーを作成する必要があります。I/O 操作は $$<listener-name> の構文を使用して iFileshare サーバー経由で送信します。

サーバー メンテナンス
iFileshare サーバーの起動後、サーバーの ESMAC ページから従来の FSView コマンドの一部を実行できます。このセクションで使用できるオプションは限定されていますが、使用できないオプションは通常の方法でコマンド ラインから利用できます。
