ロールバック回復プロセス

自動ロールバック回復のプロセスについて説明します。

通常のエンタープライズ・サーバ起動により起動されるかまたは緊急事態によりトリガされる IMS データベース制御 (DBC) プロセスによって、ロールバック回復が必要かどうかが判断されます。DBC の前回インスタンスによってデータベースが曖昧なステータスになると、ロールバック回復が呼び出され、直近のログ・ファイルを入力として使用します。処理が完了すると、回復されたデータベースについて、および回復プロセス中に返された警告やエラー・メッセージについてのサマリが、リスト・ファイルに書き込まれます。このファイルはデフォルトで ROLLBACK.LST という名前で、%USERPROFILE%\Documents\Micro Focus\Enterprise Developer\WORKAREA\ESName (Windows) ディレクトリ、または /var/mfcobol/es/ESName (UNIX) ディレクトリにあります。

ロールバック回復によって回復できないデータベースは、いずれも無効または停止ステータスになります。この場合、フォワード回復または再ビルド・ユーティリティのいずれかを使用して、データベースを回復する手順を行う必要があります