Visual Studio 2015 のライトバルブ機能 (
) を使用すると、簡単にインターフェイスを実装することや、USING 指令を追加することができます。
ライトバルブの使用によるインターフェイスの実装
ライトバルブ機能を使用して、マネージ OO COBOL プログラムにおいてインターフェイスを実装できます。それらを使用する手順は、次のとおりです。
- 実装側のクラスまたは値タイプの定義を次のように入力します。
class-id MyClass implements type Interface
この段階では、クラスにインターフェイスは実装されず、その名前でエラーが発生します。ライトバルブ (
) が表示されるまで、エラーにカーソルを合わせます。
- ライトバルブをクリックして、推奨される修正を確認し、インターフェイスを実装するためのコマンドをクリックします。

この操作で、欠けていたインターフェイス メンバーが実装側のクラスまたは値タイプに追加されます。
注: この操作では一般的なインターフェイスはサポートされておらず、インターフェイスからのイベント メンバーは追加されません。
ライトバルブの使用による USING 指令の追加
ネームスペースを完全修飾せずにタイプを指定する場合は、ライトバルブ機能を使用して適切な USING 指令を追加します。たとえば、System.IO.Path::GetFullPath を使用する必要があり、局所記憶節で次のことのみを定義してあるとします。
01 var1 type Path
出力ウィンドウに、Path は不明なタイプであるというエラー メッセージが表示されます。この宣言の行をクリックすると、プログラムのこの行の上の余白部分にライトバルブアイコンが表示されます。
ライトバルブが表示されるまで Path にカーソルを合わせてから、ライトバルブアイコン (
) をクリックして、推奨される修正を確認します。コードに適用する修正を選択します。

注: ライトバルブを使用するには、バックグラウンド解析を有効 (デフォルト) にしておく必要があります。