CBL_THREAD_IDDATA_GET

指定されたスレッド用にIDデータ領域へのポインターを返す。

構文:
call "CBL_THREAD_IDDATA_GET" using by reference iddata-ptr
                             by value           thread-id
パラメーター:
呼び出しプロトタイプ使用時 ( 説明の読み方) PIC (32 ビット システム)
iddata-ptr cblt-pointer usage pointer.
thread-id cblt-pointer usage pointer.
入力パラメーター:
iddata-ptr

指定されたスレッド用のIDデータ領域へのポインター

thread-id

スレッド識別子へのポインター

出力パラメーター:
return-code

成功したか否かを示す値。詳細は、 スレッド制御ルーチンのRETURN-CODE値を参照のこと。

説明:

本呼び出しは、指定されたスレッド用にIDデータ領域へのポインターを返す。また、IDデータ領域がこれまで割り当てられていない場合は、ナルを返す。

現行スレッドのIDデータ領域へのポインターが返された場合は、thread-idがナルである可能性がある。

ほかのスレッドのIDデータ領域がこの関数によって取り出された場合、ユーザーは必ずすべてのスレッドのIDデータ領域へのアクセスをロックなどによって防ぐようにする必要がある(たとえば、CBL_THREAD_LOCKおよびCBL_THREAD_UNLOCKを使用してその領域へのアクセスを制限するなど)。

他参照:

関連項目