プログラムが呼ばれるたびに、局所記憶節の写しが別途作られる。作られた局所記憶節の写しは、そのプログラムが呼ばれている間だけ、存在する。局所記憶節は、再帰型のプログラム呼び出しのために特に用意されたものである。
局所記憶節は、節の見出しで始まる。その後ろに、独立データ項目用のデータ記述項やレコード記述項を書く。局所記憶節の各レコード名および独立項目名は一意とする。それらは修飾できないためである。レコードに従属するデータ名は、修飾することによって一意にできるならば、一意である必要はない。データ記述項の構文は、ファイル記述項の全体的な骨組みデータ部 - ファイルおよびデータ記述の章で定義されている。
データ名またはレコード名が参照されることがない場合、修飾して一意にしなくてもよい。
VALUE句は、データ部 - ファイルおよびデータ記述の章のVALUE(値)句VALUE(値)句節の解説に従い、データ項目を初期化する。