Btrieve ファイルでは、可変長レコードは 2 つの部分、固定長部分と可変長部分から構成されます。固定長レコードは、固定長部分のみから構成されます。
可変長レコードでは、レコードの固定長部分は通常、COBOL プログラムで定義した最小レコード長によって決まります。ただし、重複を許可するキーの数と使用されるページ サイズによって、Btrieve はレコードの固定部分の最大長に制限を課します。レコードの固定部分の最大長の決定方法は次のとおりです。
p - 6 - ( 8 * k ) [- 4 可変長レコードの場合] [- 4 相対ファイルの場合]
パラメーターは次のとおりです
p |
ファイルのページ サイズ |
k |
重複を許可するキーの数 |
注:注:
- Btrieve レコードの固定部分で許された最大サイズを超えるレコード長で固定長レコードの Btrieve ファイルを作成しようとすると、ファイルは可変長 Btrieve ファイルとして作成され、その固定部分には最大サイズが設定されます。
- 固定部分で許された最大サイズを超える最小のレコード長で可変長レコードの Btrieve ファイルを作成しようとすると、固定部分には最大サイズが設定されたファイルが作成されます。
- Btrieve では、すべてのキーが Btrieve レコードの固定部分内で定義されている必要があります。
- 相対ファイルは、各レコードの前に 4 バイトの自動増分キーを付けた Btrieve キー付きファイルとして作成されます。このキーの処理はユーザー プログラムには見えません。ただし、実際の Btrieve ファイルは、上記の方法で計算したよりも 4 バイト大きい固定レコード長を持っています。