Fileshare は、この COBOL システムで使用できるバイトストリーム入出力ルーチンをサポートしています。ほとんどのルーチンでは、対応する COBOL システム呼び出しと同じパラメーターを使用すると、同じ効果となりますが、Fileshare を介してリモート ファイルにアクセスします。プログラムで変更する必要があるのは、CBL_ の代わりに FS_ が先頭に付くルーチンを呼び出すようにする点のみです。呼び出しインターフェイスが、対応する CBL_ ルーチンと完全に同じではないルーチンは、FS_LOCATE_FILE のみです。
 
	 Fileshare は、次に示すバイトストリーム入出力ルーチンをサポートしています。
 
		- FS_CHECK_FILE_EXIST
 
 
		- FS_CLOSE_FILE
 
 
		- FS_CREATE_FILE
 
 
		- FS_COPY_FILE
 
 
		- FS_DELETE_FILE
 
 
		- FS_JOIN_FILENAME (下記参照)
 
 
		- FS_LOCATE_FILE (下記参照)
 
 
		- FS_OPEN_FILE
 
 
		- FS_READ_FILE
 
 
		- FS_RENAME_FILE
 
 
		- FS_SPLIT_FILENAME (下記参照)
 
 
		- FS_WRITE_FILE
 
 
	 
 
	 これらのルーチンを使用すると、ローカル ファイルだけではなく、リモートの Fileshare サーバーにあるファイルへもアクセスすることができます。ローカル ファイルやリモート ファイルを定義するには、通常の方法で Fileshare クライアントを構成してください。
 
	 注: 
		  - FS_COPY_FILE ルーチンは Fileshare サーバーでのみ機能します。これを使用して、ローカルでファイルをコピーしたり、別の Fileshare サーバーにファイルをコピーしたりすることはできません。現在、ローカルでファイルのコンテンツをコピーするには、独自の FS_OPEN_FILE および FS_READ_FILE/CBL_WRITE_FILE ループをコーディングする必要があります。
 
 
		  - 同じファイルでバイトストリーム入出力と COBOL 入出力を使用しないでください。
 
 
		  - 複数の Fileshare クライアントの間でファイルを共有する場合は、通常の COBOL 入出力構文を使用してファイルにアクセスする必要があります。