ソース要素内で条件名、データ名、ファイル名、レコード名、報告書名
および型定義名
が宣言されている場合、これらの名前はそのソース要素内でのみ参照できる。ただし、これらの名前のうちのいくつかが大域的に使用され、そのソース要素が他のソース要素を内包する場合は、内包されるソース要素からも参照できる。
単一のソース要素によって、条件名、データ名、ファイル名、レコード名、報告書名
および型定義名
であると宣言された名前の一意性を規定する要件については、「COBOL の語」セクションの利用者定義語についての説明を参照。
あるソース要素について、その中に含まれるソース要素内で宣言されている条件名、データ名、ファイル名、レコード名、報告書名
または型定義名
は参照できない。
大域名は、それが宣言されているソース要素内、あるいはそのソース要素に直接的または間接的に含まれているソース要素内から参照できる。
ソース要素 A にソース要素 B が直接的に含まれている場合、両方のソース要素で、条件名、データ名、ファイル名、レコード名、報告書名
または型定義名
を、それぞれ同じ利用者定義語を使用して定義できる。両方のソース要素中に存在する名前をソース要素 B 中で参照した場合、下記の規則に従って、どちらのものを指すかが判定される。