このソフトウェアの以前のバージョンでは、定義されたばかりのデータ セットなどの空の VSAM データ セットが、空であるものとして表示されませんでした。その結果、MFJAMS がエミュレートする一部の IDCAMS コマンド (REPRO およびPRINTなど) により、ゼロ個のレコードが処理され、0 の条件コードが生成されました。
この動作は、対応するメインフレーム IDCAMS ユーティリティの動作とは異なります。メインフレーム IDCAMS ユーティリティでは、新たに定義された VSAM データ セットに対して条件コード 12 で I/O エラーが生成されます。
現在、MFJAMS の動作は IDCAMS の動作と一致しています。
新しい VSAM ファイルを定義すると、その未使用ファイルの状態がカタログに記録されます。ファイルに関する情報についてのカタログに対する各要求には、状態が使用に変更されるまで未使用状態のチェックが含まれます。
その後は、ユーザーが IDCAMS に対する;MFE:%PCDSN 拡張を使用してファイルを定義しない限り、追加のチェックは実行されません。
使用ファイルに未使用ファイルをオーバーレイし、カタログで未使用ステータスを検出する場合、IDCAMS に対する;MFE:%PCDSN 拡張を使用して、IDCAMS DEFINE を使用した元のファイル定義にファイルの場所を含める必要があります。