次の図は、継続的デリバリー プロセスに関する手順をまとめたものです。このプロセスは複数の異なるアクティビティで構成されており、各アクティビティは統合されています。プロセス内のアクティビティをすべて採用すると、効率、有効性、および品質の面で大きなメリットを得られますが、必ずしもすべて採用する必要はありません。代わりに、このプロセスのアクティビティを一度に 1 つだけ採用し、各アクティビティを追加して他のアクティビティと統合していくことにより、各アクティビティから得られるメリットを活用することもできます。
継続的デリバリーは事実上、継続的インテグレーション プロセスの拡張であるため、この図の最初の 5 つの手順は、「継続的インテグレーションのワークフロー」で示した図の手順と同じです。
この時点で、手順 2 でチェックインされた変更が正常にビルドされ、ビルドに使用されたソース コードにビルド ラベルが適用されています。そのため、必要に応じてビルドを再作成できます。
ビルドに失敗した場合、CI サーバーは手順 1 からのプロセスを再開する関連開発者に通知を送ります。開発者はビルド エラーを解決するために必要な変更を行います。
この時点で、手順 2 でチェックインされた変更は正常にビルドされテストが完了しています。手動の作業はほとんどあるいはまったく不要です。
受け入れテストに失敗した場合、CI サーバーは手順 1 からのプロセスを再開する関連開発者に通知を送ります。開発者は、テストの失敗を解決するために必要な変更を行います。
Jenkins を使用して上記リストの CI サーバー タスクを実行する方法については、「Enterprise Developer および Jenkins の連携」を参照してください。