ims

説明

IMS ファイルを 1 つ以上生成します。

パラメーター

属性	説明	必須
configuration	指令セットファイルの検索時に使用されるアクティブな指令セット構成の名前。	いいえ
connectionName	リモート接続の名前。	いいえ
destdir	生成された IMS ビルド成果物が書き込まれるディレクトリの名前。	いいえ
failonerror	タスクが 0 以外の戻りコードで終了した際にビルドプロセスを停止します。デフォルトは `false` です。	いいえ
mf.forceCompile	true の場合、ソースファイルが古くなくても IMS ファイルを生成します。デフォルトは `false` です。	いいえ
genfiledir	生成されたファイルが書き込まれるディレクトリの名前。	いいえ
gentype	生成するソースファイルのタイプ。この属性の値は、「dbd」、「mfs」、または「psb」のいずれかにする必要があります。	はい
imsdbdir	現在のプロジェクトの IMS データベースの取得元となるディレクトリの名前。	いいえ
is64bit	true の場合、COBOL プログラムを 64 ビットターゲットにコンパイルします。デフォルトは `false` です (つまり、32 ビットターゲット)。	いいえ
projectName	プロジェクトの名前。	いいえ
settingsDir	アクティブな指令セット設定ディレクトリの名前。	いいえ
srcdir	ソースファイルの取得元となるディレクトリの名前。入れ子の `mffilelist` 要素が指定されている場合は使用しないでください。デフォルトでは、現在のディレクトリに設定されます。	いいえ
srcfile	生成するソースファイルの名前。入れ子の `mffilelist` 要素が指定されている場合は使用しないでください。	いいえ
mf.buildThreadCount	使用する並列コンパイルの最大数。デフォルトは 1 です。	いいえ
useDirectiveSet	true の場合、ビルドで指令セットファイルを検索する必要があることを示します。デフォルトは `false` です。	いいえ
userEnv	ユーザー指定の環境変数を含むプロパティファイルの名前。	いいえ
verbose	true の場合、追加の情報メッセージがタスクによって表示されます。デフォルトは `false` です。	いいえ

入れ子の要素として指定するパラメーター

fileset: 入れ子にした <fileset> 要素を使用して、コンパイルするソースファイル名を指定します。
mfdirlist: 入れ子にした <mfdirlist> 要素を使用して、プログラムのコンパイルに使用する指令を指定します。mfdirlist を参照してください。
mffilelist: 入れ子にした <mffilelist> 要素を使用して、コンパイルするソースファイル名およびコピーブックの場所を指定します。mffilelist を参照してください。

エラーおよび戻りコード

デフォルトでは、<ims> タスクの戻りコードは無視されます。failonerror="true" を設定した場合、ゼロ以外の応答はエラーとして扱われ、ビルドが終了します。

例

参照の mfdirlist 要素の指令を使用して参照の mffilelist 要素の dbd タイプのすべての IMS ビルド成果物を生成します。

<mfdirlist id="dbd_directive_set_1">
    <directive name="LIST" value="Listing/DBD/*.lst"/>
</mfdirlist>

<mffilelist id="dbd_file_set_1" srcdir="${basedir}" type="srcfile">
    <file name="DEMO01.dbd"/>
</mffilelist>

<mffilelist id="imscpy.locations">
    <path type="imscpy" name="${basedir}/imscpybooks"/>
</mffilelist>

<ims destdir="${basedir}" forcecompile="true" failonerror="true" genfiledir="${basedir}" gentype="dbd">
    <mfdirlist refid="dbd_directive_set_1"/>
    <mffilelist refid="imscpy.locations"/>
    <mffilelist refid="dbd_file_set_1"/>
</ims>

入れ子の mfdirlist 要素の指令を使用して入れ子の mffilelist 要素の psb タイプのすべての IMS ビルド成果物を生成します。

<ims destdir="${basedir}" forcecompile="true" failonerror="true" genfiledir="${basedir}" gentype="psb">
    <mfdirlist>
        <directive name="LIST" value="Listing/PSB/*.lst"/>
    </mfdirlist>
    <mffilelist>
        <path type="imscpy" name="${basedir}/imscpybooks"/>
    </mffilelist>
    <mffilelist srcdir="${basedir}" type="srcfile">
        <file name="DEMO02.psb"/>
    </mffilelist>
</ims>

参照の mfdirlist 要素の指令を使用して参照の mffilelist 要素の mfs タイプのすべての IMS ビルド成果物を生成します。

<mfdirlist id="mfs_directive_set_1">
    <directive name="LIST" value="Listing/MFS/*.lst"/>
</mfdirlist>

<mffilelist id="mfs_file_set_1" srcdir="${basedir}" type="srcfile">
    <file name="DEMO03.mfs"/>
</mffilelist>

<mffilelist id="imscpy.locations">
    <path type="imscpy" name="${basedir}/imscpybooks"/>
</mffilelist>

<ims destdir="${basedir}" forcecompile="true" failonerror="true" genfiledir="${basedir}" gentype="mfs">
    <mfdirlist refid="mfs_directive_set_1"/>
    <mffilelist refid="imscpy.locations"/>
    <mffilelist refid="mfs_file_set_1"/>
</ims>