mffilelist

説明

mffilelist は、cobol、cobollbr、cobollink、asm、bms、ims、pli、plilink タスクで使用されるファイルを明示的に指定したリストで、これらのタスクのいずれかで使用するか、スタンドアロンの型として使用できます。

パラメーター

属性 説明 必須
delete false の場合、タスクで指定されたリスト内のファイルを削除しません。デフォルトは true です。
注: 入れ子の path 要素が指定されている場合、delete 属性は無視されることに注意してください。
No
refid mffilelist インスタンスを実質的に別の mffilelist インスタンスへの参照にします。
注: refid を指定する場合、属性または入れ子の要素は設定しないでください。
No
srcdir このリスト内のファイルが存在するディレクトリの名前。デフォルトでは、現在のディレクトリに設定されます。 No
type このリスト内のファイルのタイプ。 No

入れ子の要素として指定するパラメーター

file
入れ子にした <file> 要素を使用して、各ファイルをリストで指定します。
属性 説明 必須
name ファイルの名前。 あり
srcdir ファイルが存在するディレクトリの名前。srcname 属性が指定されている場合は使用しないでください。 No
srcname ローカル ファイル システムにあるファイルの名前。srcdir 属性が指定されている場合は使用しないでください。 No
path
入れ子にした <path> 要素を使用して、各パスをリストで指定します。path 要素は現在、cobol および pli タスクで COBOL コピーブック パスおよび PL/I インクルード ファイル パスを指定するために使用されています。また、asm タスクでアセンブラー マクロ パスを、ims タスクで IMS コピーブック パスを指定するために使用されています。
属性 説明 必須
path パスの名前。 あり
type パスのタイプ。この属性の値は、「copybook」、「imscpy」、または「asmmacro」にする必要があります。 あり
mffilelist
他の場所にあるファイル リストにリストされているファイルを含めるには、入れ子の <mffilelist> 要素を使用します。
属性 説明 必須
refid mffilelist インスタンスを実質的に別の mffilelist インスタンスへの参照にします。
注: refid を指定する場合、属性または入れ子の要素は設定しないでください。
あり

例

それぞれが同じ場所にあるいくつかのファイルを指定します。

<mffilelist id="same.location.files" srcdir="${basedir}" delete="false">
    <file name="Program1.cbl"/>
    <file name="Program2.cbl"/>
    <file name="Program3.cbl"/>
</mffilelist

それぞれが異なる場所にあるいくつかのファイルを指定します。

<mffilelist id="different.location.files"> delete="true";
    <file name="Program1.cbl" srcdir="${basedir}/subdir"/>
    <file name="Program2.cbl" srcdir="${basedir}"/>
    <file name="Program3.cbl" srcdir="${basedir}/subdir"/>
</mffilelist>

asmmacro の場所を指定します。

<mffilelist id="asmmacro.location.files">
    <path type="asmmacro" name="${basedir}/asmmacros"/>
</mffilelist>

copybook の場所を指定します。

<mffilelist id="copybook.location.files">
    <path type="copybook" name="${basedir}/copybooks"/>
</mffilelist>

imscpy の場所を指定します。

<mffilelist id="imscpy.location.files">
    <path type="imscpy" name="${basedir}/imscopybooks"/>
</mffilelist>

入れ子のファイル リストを指定します。

<mffilelist id="copy1.list"> 
    <path type="copybook" name="${mf.projectLocation.mffilelist}/folder1"/> 
</mffilelist> 
 
<mffilelist id="copy2.list"> 
    <mffilelist id="innerlist"> 
        <mffilelist refid="copy1.list"/> 
        <path type="copybook" name="${mf.projectLocation.mffilelist}/folder2"/> 
    </mffilelist> 
</mffilelist> 
 
<mffilelist id="cobol.copybook.locations"> 
    <mffilelist refid="copy2.list"/> 
    <path type="copybook" name="${mf.projectLocation.mffilelist}/folder3"/> 
</mffilelist>
上位ヘルプ： Ant タイプ