asm

説明

1 つ以上のアセンブラープログラムファイルまたはアセンブラーリンカーファイルをコンパイルします。

パラメーター

属性	説明	必須
configuration	指令セットファイルの検索時に使用されるアクティブな指令セット構成の名前。	いいえ
connectionName	リモート接続の名前。	いいえ
destdir	アセンブラープログラムまたはアセンブラーリンカーファイルのコンパイルからの出力が書き込まれるディレクトリの名前。MF370CTL.CFG のデフォルトが変更された場合、この属性は考慮されません。	いいえ
failonerror	true の場合、タスクが 0 以外の戻りコードで終了した際にビルドプロセスを停止します。デフォルトは `false` です。	いいえ
mf.forceCompile	true の場合、古くなくてもアセンブラープログラムまたはアセンブラーリンカーファイルをコンパイルします。デフォルトは `false` です。	いいえ
is64Bit	true の場合、64 ビットターゲットにコンパイルします。デフォルトは `false` です (つまり、32 ビットターゲット)。	いいえ
projectName	プロジェクトの名前。	いいえ
settingsDir	アクティブな指令セット設定ディレクトリの名前。	いいえ
sourcetype	コンパイルするアセンブラーソースファイルのタイプ。使用できる値は、`pgm` (ソースファイルがアセンブラープログラムの場合) および `lin` (ソースファイルがアセンブラーリンカーファイルの場合)。デフォルトは `pgm` です。	いいえ
srcdir	アセンブラープログラムまたはアセンブラーリンカーファイルを含むディレクトリの名前。入れ子の `mffilelist` 要素が指定されている場合は使用しないでください。デフォルトでは、現在のディレクトリに設定されます。	いいえ
srcfile	コンパイルするアセンブラープログラムまたはアセンブラーリンカーファイルの名前。入れ子の `mffilelist` 要素が指定されている場合は使用しないでください。	いいえ
mf.buildThreadCount	使用する並列コンパイルの最大数。デフォルトは 1 です。	いいえ
useDirectiveSet	true の場合、ビルドで指令セットファイルを検索する必要があることを示します。デフォルトは `false` です。	いいえ
userEnv	ユーザー指定の環境変数を含むプロパティファイルの名前。	いいえ
verbose	true の場合、追加の情報メッセージがタスクによって表示されます。デフォルトは `false` です。	いいえ

入れ子の要素として指定するパラメーター

fileset: 入れ子にした <fileset> 要素を使用して、コンパイルするソースファイル名を指定します。
mfdirlist: 入れ子にした <mfdirlist> 要素を使用して、プログラムのコンパイルに使用する指令を指定します。mfdirlist を参照してください。
mffilelist: 入れ子にした <mffilelist> 要素を使用して、コンパイルするソースファイル名およびマクロの場所を指定します。mffilelist を参照してください。

エラーおよび戻りコード

デフォルトでは、<asm> タスクの戻りコードは無視されます。failonerror="true" を設定した場合、ゼロ以外の応答はエラーとして扱われ、ビルドが終了します。

例

単一のアセンブラープログラムをコンパイルして、出力ディレクトリに出力ファイルを作成します。

<asm srcfile="Asm1.mlc" srcdir="${basedir}" destdir="${basedir}/bin" verbose="true" forcecompile="true" failonerror="true" sourcetype="pgm"/>

入れ子の mfdirlist 要素で指定した指令を使用して、単一のアセンブラープログラムをコンパイルします。

<asm srcfile="Asm1.mlc" srcdir="${basedir}" destdir="${basedir}/bin" verbose="true" forcecompile="true" failonerror="true" sourcetype="pgm">
    <mfdirlist>
    <directive name="ANIM"/>
    <directive name="OPT"/>
    <directive name="RENT"/>
    <directive name="LIST"/>
    <directive name="AUTOLINK"/>
    <directive name="REUS"/>
    <directive name="CALL"/>
    <directive name="AMODE(31)"/>
    <directive name="RMODE(31)"/>
    <directive name="NOMPC"/>
    <directive name="AAT"/>
    <directive name="SYSPARM()"/>
    </mfdirlist>
</asm>

参照の mffilelist 要素を使用して、コンパイルする一連のアセンブラープログラムファイルを指定します。

<mffilelist type="srcfile" id="asm_program_file_set_1" srcdir="${basedir}">
    <file name="Mlc1.mlc"/>
    <file name="Mlc2.mlc"/>
</mffilelist>

<asm destdir="${basedir}/bin" verbose="true" forcecompile="true" failonerror="true" sourcetype="pgm">
    <mffilelist refid="asm_program_file_set_1"/>
</asm>

参照の mffilelist 要素を使用して、コンパイルする一連のアセンブラーリンカーファイルを指定し、参照の mfdirlist を使用して指令を指定します。

<mffilelist type="srcfile" id="asm_linker_file_set_1" srcdir="${basedir}">
    <file name="Lin1.lin"/>
    <file name="Lin2.lin"/>
</mffilelist>

<mfdirlist id="asm_linker_file_directive_set_1">
    <directive name="ANIM"/>
    <directive name="RENT"/>
    <directive name="REUS"/>
    <directive name="CALL"/>
    <directive name="AMODE(31)"/>
    <directive name="NOLIST"/>
    <directive name="RMODE(31)"/>
</mfdirlist>

<asm destdir="${basedir}/bin" verbose="true" forcecompile="true" failonerror="true" sourcetype="lin">
    <mfdirlist refid="asm_linker_file_directive_set_1"/>
    <mffilelist refid="asm_linker_file_set_1"/>
</asm>