環境変数:アルファベット順

A B C D E F G H l J K L M
N O P Q R S T U V W X Y Z

C

CAS_SRV_CANCEL
SEP によってロードされたサービス モジュールのキャンセル方式を指定します。この方式は、サービス モジュール呼び出しの完了時に要求ハンドラーに影響します。
構文
CAS_SRV_CANCEL={P|L|N|D}
パラメーター
P
物理キャンセル
L
論理キャンセル
N
キャンセルなし
D
遅延キャンセル
デフォルト
CAS_SRV_CANCEL=P
説明
Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
CAS_SRV_CANCEL=L
CASRDO44_NEWSUB

ブラウザーが実行されているローカル マシンに保存された JCL ファイルへのアクセスを可能にします。

制約事項:本トピックは UNIX 環境にのみ該当します。

構文

CASRDO44_NEWSUB=value
export CASRDO44_NEWSUB
  • ON

    ブラウザーが実行されているローカル マシン上で JCL ファイルにアクセスします。

  • OFF

    エンタープライズ サーバーを実行しているマシンから JCL ファイルにアクセスします。

CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT
この環境変数を使用して、スプール モジュールでエラーが発生した場合にレコード ロックの取得を試行する回数を調整できます。

構文

Windows:
SET CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT=count
UNIX:
CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT=count
export CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT

count レコード ロックの取得を試行する回数。

デフォルト

この変数が指定されていない場合のデフォルトは 20です。

CCITIMEOUT

LSC 形式のアプリケーション (Drag and Drop、SourceConnect、Monitor など) で使用される最大タイムアウト期間を 10 分の 1 秒単位で指定できます。使用可能な最大値は 2,147,483,647 です。

構文

Windows:
SET CCITIMEOUT=value
UNIX:
CCITIMEOUT=value}
export CCITIMEOUT

デフォルト

デフォルトは 1200 (2 分) です。

この例では、値を 4 分に設定します。
SET CCITIMEOUT=2400
CCIERRLOG
オペレーティング システムからレポートされた最初のインスタンスのエラーを追跡する ccierr.log の内容の出力場所およびファイル名を指定します。CCIERRLOGは、構文および内容が詳しく説明されている CCI.INI 内のエントリをオーバーライドします。
CCITCP2
CCITCP2 登録デーモンを実行しているマシンの TCP アドレスは、CCI 構成ユーティリティを使用する代わりに環境変数「CCITCP2」でも設定できます。この方法は、同じマシン上の複数のプロセスがそれぞれ異なる登録デーモンに接続する必要がある場合に便利です。

構文

Windows:
set CCITCP2=hostname
UNIX:
CCITCP2=hostname
export CCITCP2

パラメーター

hostname には、該当セッションから接続する CCITCP2 デーモンが実行されているマシンの TCP ホスト名またはドット付きの 10 進の IP アドレスを指定します。

説明

環境変数の値は、構成ユーティリティを使用して設定した値よりも常に優先されます。構成ユーティリティで設定した値を使用する状態にプロセスを戻すには、次に示すように環境変数を空の文字列に設定します。

set CCITCP2=

または、(システム環境設定でシステム変数を作成するか、CONFIG.SYS ファイルを使用して) この環境変数がシステム全体に設定されている場合、この値は構成ユーティリティを使用して設定した値よりも常に優先されます。

CCITCP2_PORT
登録プロセスに使用されているポート。

構文

Windows:
set CCITCP2_PORT=port
UNIX:
CCITCP2_PORT=port
export CCITCP2_PORT
パラメーター
  • port CCITCP2 登録プログラムが動作するポート。
CCITCPS
CCI サーバーを固定ポート上で起動するには、サーバー名自体に情報を追加するのではなく、CCITCPS_ 環境変数を使用してサーバー名をポートの値に関連付けることができます。

構文

Windows:
set CCITCPS_old_server_name=[new_server_name,]{MFNODE=node_name | MFPORT=port_number | MFNODE=node_name, MFPORT=port_number}
UNIX:
CCITCPS_old_server_name=[new_server_name,]{MFNODE=node_name | MFPORT=port_number | MFNODE=node_name, MFPORT=port_number}
export CCITCPS

パラメーター

  • old_server_name大文字の CCI サーバーの名前です。
  • new_server_name は、CCI サーバーに使用する新しい名前です。new_server_name の値を指定しない場合は、サーバー名は old_server_name のままになります。
  • port_number は、使用する固定 TCP ポートです。
  • node_name は、使用するネットワーク ノードです。

この設定は、この環境変数が設定されている同じセッションまたはプロセスでサーバー アプリケーション プロセスが開始された場合にのみ機能します。

Windows:
set CCITCPS_server_name=MFPORT:3000
UNIX:
set CCITCPS_MY_SERVER_NAME=MFPORT:3000
export CCITCPS_MY_SERVER_NAME
CCITCPT

クライアントがサーバー名 server_name を持つサーバーに接続しようとしており、そのサーバーで使用されている TCP アドレスおよびポート (3000 など) がわかっている場合は、この環境変数を設定するとクライアントはそのサーバーに直接接続できます。

構文

CCITCPT_server_name=MFNODE:server_hostname,MFPORT:port_number

この環境変数は、クライアントのマシン名の値を設定する代わりに使用できます。クライアントで指定されたマシン名の値をアプリケーション定義メソッドで変更できない場合に便利です。

パラメーター

  • server_name クライアントが接続しようとしているサーバー。
  • server_hostname TCP アドレス。
  • port_number TCP ポート番号。

CCITCPT_server1=MFNODE:server2,MFPORT:3000
CCITRACE

CCI トレースによって記録される情報の種類を指定できます。これを行うには、CCITRACE 環境変数を次のように構成します。

CCITRACE=options

次のオプションのいずれか、またはすべての直前に /または-を指定できます。

F
CCI API 呼び出しの詳細をトレース ファイルにログ記録します。デフォルトは、他のトレース オプションが指定されていない場合は OFF、指定されている場合は ON です。
P
プロトコル レベル呼び出しの詳細をトレース ファイルにログ記録します。デフォルトは OFF です。このフラグが OFF の場合は、CCI ユーザー レベル API の詳細のみトレースされます。このフラグが ON の場合は、関数トレースのレベルが大きく向上する可能性があります。
D
CCI 関数との間で渡されたすべてのバッファーの内容をログに記録します。デフォルトは OFF です。
注:このタイプのトレースでは、アプリケーションのコードでデータのトレースが禁止されている場合、意図した結果が得られないことがあります。

トレース オプションは、ctf.cfg および CCI.INI ファイル ([ccitrace_base] セクション) を使用して制御することもできますが、CCITRACE 環境変数で指定された値が優先されます。

CICS_SIT
リージョンによって使用される SIT の名前。
  • リージョンが使用する SIT の名前。
COB_LIVE_RECORD
ライブ レコーダー機能で作成されたライブ記録ファイル (.mfr ファイル) のパスまたはファイル名プレフィックス (あるいはその両方) を指定します。
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
構文
COB_LIVE_RECORD=[path-name/]file-prefix
パラメーター
path-name
.mfr ファイルの場所を示すフル パス。
file-prefix
ドット (.) およびファイル拡張子の前のすべての文字で構成されるファイル プレフィックスの名前。
デフォルト
デフォルトのパスは、COBOL プロパティで定義された出力ディレクトリです。デフォルトのファイル プレフィックスはありません。
説明
ライブ記録ファイルは、作成時と同じオペレーティング システムで再生する必要があります。

Animator は、セッション間の情報を情報ファイルに登録して更新できます。

COB_LIVE_RECORD_SIZE
ライブ記録ファイルに書き込まれるイベントの保存に使用できるメモリ量を指定します。
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
構文
COB_LIVE_RECORD_SIZE=mem-size
パラメーター
mem-size
記録ファイルに書き込まれるイベントに割り当てるメモリの量 (メガバイト (MB) 単位)。有効な値の範囲は 67 以上であり、使用可能なメモリ、ビット体系などに応じて値が決まります。
注:イベント ログはファイルへの書き込み時に圧縮されるため、これは、ディスクに保存されているライブ記録ファイルの実際のサイズではありません。
デフォルト
COB_LIVE_RECORD_SIZE=268
説明
COB_LIVE_RECORD_SIZE を設定すると、録画中のパフォーマンスが向上する場合があります。

制限に達すると、バッファーが循環されます。つまり、最新のイベント用に領域を確保するために、最も古いイベントが削除されます。

32 ビット システムの場合、適切な範囲は 500 から 1000 までです。

最適な設定を決定するには、実際に試してみるとよいかもしれません。

COB_LIVE_RECORD_SIZE=756
COBAIF
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

Animator で、アニメート対象プログラムのセッション (.aif) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリ パスを指定します。ここで指定したディレクトリ パスは、情報 (.idy) ファイルと同じディレクトリにセッション ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション ファイルを更新して、セッション間で保持される情報を登録できます。.aif ファイルには、ブレークポイントおよびモニターに関する詳細情報が含まれています。

構文

COBAIF=pathname
export COBAIF

パラメーター

  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はコロンで区切られます)。.aif ファイルが配置されているパス。

説明

指定されたディレクトリで .aif ファイルが見つからない場合は、COBIDY 環境変数で指定されたディレクトリが検索されます。このディレクトリにもファイルがない場合は、現在のディレクトリが検索されます。

.aif ファイルが存在しない場合は、Animator で次のように .aif ファイルが作成されます。

  • COBAIF が設定されている場合は、.aif ファイルが COBAIF で最初に指定されているディレクトリに作成されます。
  • COBAIF が設定されていない場合は、.aif ファイルが、環境変数 COBIDY に指定されている、プログラムの .idy ファイルがロードされたディレクトリに作成されます。
  • COBAIF および COBIDY が設定されていない場合、または COBIDY で最初に指定されているディレクトリが見つからない場合は、.aif ファイルが現在のディレクトリに作成されます。
COBAIFNAME
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

アニメートされるプログラムの Animator セッション ファイル (.aif) のベース名を指定します。.aif ファイルには、ブレークポイントおよびモニターに関する詳細情報が含まれています。

構文

COBAIFNAME=basename
export COBAIFNAME

パラメーター

  • Basename .aif ファイルの基底名を指定します。

説明

COBSW=+A を使用して Animator を起動し、以降のアニメーション セッションのためにブレークポイントを保存したい場合は、この環境変数を指定する必要があります。また、anim コマンドを使用して Animator を起動する場合にもこの環境変数を指定できます。この場合、ユーザーが指定したベース名は .aif ファイルのベース名としてアプリケーション名をオーバーライドします。

COBANIMOPT
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

Character Animator で使用する追加の指令を指定します。

構文

COBANIMOPT=directive-list
export COBANIMOPT

パラメーター

  • directive-list 指令、または指令のリスト。ファイル名ではない必要があります。

説明

Character Animator を起動すると、まず、COBANIMOPT に指定した指令が読み取られます。次に、コマンド ラインに指定した指令が使用されます (COBANIMOPT に設定された指令よりも、コマンド ラインの指令の方が優先されます)。

COBANIMOPT="MIXEDLANGDEBUG MULTITHREAD"
export COBANIMOPT
COBANIMSRV
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

待機中の Character Animator プロセスをアタッチする COBOL プログラムを指定します。

構文

COBANIMSRV=progid
export COBANIMSRV

パラメーター

  • progid Character Animator のアタッチ先プログラムを識別する ID。

説明

この環境変数は、クロスセッション デバッグで特に役立ちます。

1 つ目のコンソール セッションで次のように指定します。

export COBANIMSRV=myid

myid は、Character Animator が特定の 1 つのプログラムに結び付けられるように使用する一意の ID です。Character Animator を起動するコマンドを次のように入力します。

cobanimsrv

Character Animator は、前の手順で指定された ID に一致する COBOL プログラムが起動されるまで待機します。別のコンソール セッションで次のように入力します。

export COBANIMSRV=myid
cobrun prog1.int

prog1.int が起動されると、このプログラムの一意の ID myid と、最初の手順で Character Animator に指定された ID が一致するため、Character Animator はこのプロセスにアタッチされます。コンソール セッション 1 で Character Animator のメイン画面が表示され、prog1.int の最初の行にカーソルが置かれます。

COBATTR
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

ACCEPT および DISPLAY 文で使用される HIGHLIGHT と LOWLIGHT 句の非標準動作を指定します。これは、旧 COBOL 製品との互換性を提供します。後日サポートが中止される可能性があるため、この環境変数はできるだけ使わないようにしてください。

構文

COBATTR=n
export COBATTR

パラメーター

n 0 から 7 の範囲内の値。これは、次のいずれかの値、または累積値に指定できます。たとえば、値 6 を指定すると、値 4 および 2 について説明されている動作になります。

  • 0

    標準のデフォルト動作を提供します。

    COBOL プログラムが HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは端末の terminfo エントリで指定された太字または淡色表示モードをそれぞれ使用します。太字または淡色表示モードが指定されていない場合は、HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句には何の効果もありません。

  • 1

    COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは太字モードを使用します。ランタイム システムは、通常のテキストにはデフォルトのモードを使用します。端末の terminfo エントリで淡色表示モードを指定しても、何の効果もありません。LOWLIGHT 句にも効果はありません。

  • 2

    高輝度および低輝度の空白文字は、通常モードの空白文字と同じであるとみなされません。

  • 3

    上記の 1 および 2 と同様

  • 4

    COBOL バージョン 3.2 よりも古い製品のデフォルト動作との互換性を提供します。

    COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示する場合、その効果は、端末の terminfo エントリで淡色表示モードが指定されているかどうかによって異なります。淡色表示モードが指定されている場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストにデフォルト モードを使用し、通常のテキストに淡色表示モードを使用します。淡色表示モードが指定されていない場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストに太字モードを使用し、通常のテキストにデフォルト モードを使用します。LOWLIGHT 句には効果がないため、外観は通常のテキストと同じになります。

COBATTR=1
export COBATTR
COBCONFIG

何らかの方法でランタイム構成可能オプションを調整するランタイム構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET COBCONFIG=pathname
UNIX:
COBCONFIG=pathname
export COBCONFIG

パラメーター

  • pathname ランタイム システムの設定に使用する COBOL 構成ファイルの名前。

説明

$COBCONFIG を設定しない場合は、$COBDIR/etc/cobconfig が検索されます。

COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig export COBCONFIG
Windows:
SET COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig
COBCONFIGJVM
Java 仮想マシン アプリケーションのランタイム構成可能オプションを調整する Java プロパティ ファイルを指定します。Java 仮想マシンで使用する COBOL アプリケーションで COBCONFIG の代わりに使用します。

  • プロパティ ファイルの場所。
COBCONFIG.BLOCK
アプリケーション構成ファイルの場所
COBCPY

コンパイラおよび Animator がコピーファイルを検索するディレクトリを指定します。

構文

Windows:
SET COBCPY=pathname[:pathname]...
UNIX:
COBCPY=pathname[:pathname]...
export COBCPY

パラメーター

  • pathname

    コンパイラおよび Animator でコピーファイルが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。pathname を複数指定する場合、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

Windows:
SET COBCPY=/home/group/sharedcopy::mydir/mycpy
UNIX:
COBCPY=/home/group/sharedcopy::mydir/mycpy
export COBCPY

このように指定すると、コンパイラは最初に /home/group/sharedcopy でコピーファイルを検索します。次に現在のディレクトリを検索し、最後に ./mydir/mycpy で検索します。検索は、コピーファイルが見つかるか、存在しないことが認識されるまで続けられます。

COBDATA
1 つ以上の場所を指定します。区切り文字には、; (Windows) または : (UNIX) を使用します。実行時には、この場所でデータ ファイルを検索します。ファイルの割り当てにサブパスが含まれている (つまり、文字列に \ または / が含まれている) 場合を除き、ファイルを見つけるために、COBDATA で指定された各場所にファイルの割り当てが付加されます。
注:RM/COBOL または ACUCOBOL-GT レガシー コードを最新化するユーザーはファイルの割り当てでサブパスを使用できますが、各ファイル処理システムの関連する DIALECT 値または IDXFORMAT 値を使用してコンパイルする必要があります。これは、ファイル処理構成ファイルでこれらの値を設定するだけでは実現できません。

ランタイム システムがデータ ファイルを検索するディレクトリを指定します。データ ファイルをグローバルにマップする機能を提供するため、ユーザーは実行時までに名前が認識されていないディレクトリに作業データ ファイルを置くことができます。

構文

UNIX:
COBDATA=pathname[:pathname]...
export COBDATA
Windows:
COBDATA=pathname[:pathname]...
パラメーター
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。ランタイム システムでアプリケーションのデータ ファイルが検索される場合にこれらのディレクトリが検索されます。pathname を複数指定する場合、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

説明

COBDATA は、コンパイラ、およびその他のユーティリティに影響します。たとえば、コンパイル時では、プログラム ソースがコンパイラのデータ ファイルになります。COBOL 開発システム ユーティリティを使用する場合は、COBDATA の値を、コロン (:) を先頭にして指定することをお勧めします。

ご使用の環境空間に、COBDATA という名前の環境変数があり、なんらかの値が設定されている場合は、COBDATA が設定されていると見なされます。

ファイルのすべてのマッピング順序は次のようになります。

  1. すべての dd_ 環境マッピング
  2. すべての ASSIGN TO EXTERNAL マッピング
  3. すべての COBDATA 環境変数マッピング

COBDATA 環境変数、または dd_ 環境変数のどちらかで複数のディレクトリを指定した場合、システムは、ユーザー名に対するプレフィックスとしてのスラッシュ (/) が末尾に付く最初の指定ディレクトリを検索します。

ファイル名が見つからない場合、または読み取れない場合は、順番に最後のディレクトリまで検索されます。最後のディレクトリでも見つからず、ファイルを作成する必要がある場合は、ファイルは最初のディレクトリに作成されます。

ハイフン (-)、またはスラッシュ (/) で始まっているファイル名に関しては、dd_、および COBDATA のマッピングはすべて無視されます。また、環境変数名にハイフンが含まれている場合も無効になります。

この機能を使用する場合は、COB... で始まるファイル名を使用しないでください(これらは COBOL システムで予約済みです)。

COBDATA 環境変数は、どんなモード (出力も含む) で開かれているファイルにも、また、固定長ファイルや可変長ファイルにも使用できます。索引ファイルを使用している場合は、データ ファイルおよび索引の両方を同じディレクトリに置く必要があります。

COBDATA 環境変数は、ファイルを開く場合だけでなくファイルを削除する場合にも、ここに示す規則に従って影響します。

COBOL 開発システム プログラムを使用しようとする場合はまず、COBDATA の設定を解除することをお勧めします。これらのプログラムの多くでは、データ ファイルが開かれるため、COBDATA の値に影響されます。COBDATA を使う必要がある場合は、COBDATA のパスの最初に :$COBDIR/dynload/helptbox.lbr および :$COBDIR/dynload/check.lbr を追加してください。Animator のヘルプ ページが必要な場合は、COBDIR/dynload/advanim.lbr も追加します。

注:RM/COBOL または ACUCOBOL-GT レガシー コードを最新化するユーザーはファイルの割り当てでサブパスを使用できますが、各ファイル処理システムの関連する DIALECT 値または IDXFORMAT 値を使用してコンパイルする必要があります。これは、ファイル処理構成ファイルでこれらの値を設定するだけでは実現できません。

UNIX:
COBDATA=:demo:/home/data:progs
export COBDATA
Windows:
SET COBDATA=:demo:/home/data:progs

このように COBDATA を設定すると、ランタイム システムは、最初に現在のディレクトリでデータ ファイルを検索するよう指定されます。次に、ディレクトリ ./demo を、次にディレクトリ /home/data を検索し、最後に ./progs を検索するように指定されます。

COBDIR
Enterprise Server をインストールしたディレクトリを指定します。システム コンポーネントおよびユーティリティの多くがこの情報を必要とし、使用します。
構文
COBDIR=path-name
パラメーター
path-name
必要な Micro Focus COBOL システム ソフトウェアが置かれているディレクトリ。
デフォルト
設定されていません。デフォルトのパスは、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer (Windows) または /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper (UNIX) です。
説明

Windows プラットフォームでは、Micro Focus COBOL システムは通常、デフォルトの COBOL システム ディレクトリにインストールされるため、COBDIR を設定する必要はありません。COBDIR は、同じ COBOL システムの複数のバージョンを同時に使用できる場合などのように、ご使用の COBOL システムが別のディレクトリにインストールされている場合にのみ設定する必要があります。

Windows プラットフォームの場合:

この例では、コンパイラは C:\products\cobse20 ディレクトリで Micro Focus COBOL システム ソフトウェアを検索します。

COBDIR=C:\products\cobse20

UNIX プラットフォームの場合:

この例では、コンパイラは /home/products/cobse20 ディレクトリで Micro Focus COBOL システム ソフトウェアを検索します。

COBDIR=/home/products/cobse20
COBIDY
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

Animator で、アニメート対象プログラムの情報 (.idy) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。ここで指定したディレクトリは、中間コード (.int) ファイルと同じディレクトに情報ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション間の情報を情報ファイルに登録して更新できます。

構文

COBIDY=pathname
export COBIDY
パラメーター
  • pathname 検索ディレクトリのリスト (各項目はコロンで区切られます)。
COBJIT_ECLIPSE
セッションの Eclipse IDE で Just-In-Time デバッグを有効にするか、Just-In-Time デバッグの開始時にのみ Eclipse ワークスペースを開きます。
構文
COBJIT_ECLIPSE={true|workspace}
パラメーター
true
セッションの Just-In-Time デバッグを使用して Eclipse IDE を起動します。
ワークスペース
Just-In-Time デバッグの開始時にのみ Eclipse IDE ワークスペースを起動します。
デフォルト
設定されていません。Eclipse IDE は JIT デバッグ用に起動されません。
COBJVM

どの Java 仮想マシン (Java Virtual Machine; JVM) をロードするかを指定します。

構文
Windows:
SET COBJVM=platform_nnn
UNIX:
COBJVM=platform_nnn
export COBJVM

パラメーター

platform_nnn ここで

platform には、次の例に示すように Server Express を実行しているプラットフォームを表す 3 文字のコードを指定します。
  • ibm IBM AIX
  • unx SCO UnixWare
  • sun Oracle SPARC
nnn には、次の例に示すように JVM のバージョンを指定します。
  • 122 バージョン 1.2.2
  • 130 バージョン 1.3.0

説明

COBOL および Java の両方のコンポーネントを含む分散アプリケーションを開発する場合には、COBJVM を設定する必要が生じることがあります。

Windows:
SET COBJVM=ibm_122
UNIX:
COBJVM=ibm_122
export COBJVM
COBKEYTIMEOUT

接続された端末からランタイム システムに転送されたエスケープシーケンスを、有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を指定します。値は 0.1 秒単位で指定します。

端末のキーが押されると、端末はそれに応答して、1 字、または文字の集合をランタイム システムに送信します。このような文字の集合の先頭は一般に、エスケープ文字であるため、この文字集合をエスケープ シーケンスと呼びます。ファンクション キーが押された場合は、端末がエスケープ シーケンスを送信します。Esc キーに続いて 1 つ以上の英字または数字のデータ キーが押された場合にも、同じ文字集合が端末から送信されます。ランタイム システムで認識される唯一の違いは、各文字が到着する間隔です。これは、ユーザーがエスケープ シーケンスを入力する速度と、これが端末で生成される速度とは異なるためです。

端末が接続しているネットワークでは、文字の集まりが別々のパケットでランタイム システムに送信されるという場合に、各文字がランタイム システムに到着する間隔は、ネットワークで変更することができません。COBKEYTIMEOUT は一般的なネットワーク遅延が補正できるため、エスケープシーケンスはランタイム システムで正しく識別されます。

構文

Windows:
SET COBKEYTIMEOUT=n
UNIX:
COBKEYTIMEOUT=n
export COBKEYTIMEOUT

パラメーター

n 1 から 126 までの数字を指定します。この値で、回線またはネットワーク接続を通して、端末からランタイム システムにエスケープシーケンスが送信される場合に、そのエスケープシーケンスを有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を設定します。Esc 文字のみが独立して送られてきた場合は、この文字がランタイム システムに受け取られてから 0.n 秒経過すると、この文字がエスケープ シーケンスの開始を表す文字ではないと判断されます。ランタイム システムでは、端末の通信速度から、n に設定する適切なデフォルト値が計算されます。

COBLANG
COBOL プログラムが実行される際の言語環境。
  • COBOL 言語環境 (LE) 値。
COBLPFORM
この構成変数は、プリンター チャネル C01 から C12 を定義してこれらのチャネルに出力するために使用します。COBLPFORM 構成変数を使用して、各チャネルの行番号を指定します。Null エントリは無視されます。行番号ゼロ、機能名 S01 から S052、CSP、または未定義のチャネルは、すべて 1 行目に設定されます。

例 1:

COBLPFORM 1:3:5:7:9:11:13:15:17:19:21:23

この例では、C01 は 1 に等しく、C02 は 3 に等しくなります。

例 2:

COBLPFORM :3::5: :9

この例では、C01 は 3 に等しく、C02 は 5 に等しく、C03 は 1 に等しく、C04 は 9 に等しくなります。チャネルごとに 1 つの行番号のみを指定できます。

上記の例 2 では、チャネル C05 から C12 は未定義です。print 文でチャネル C05 から C12 を指定すると、行は 1 行目に出力されます。また、上記の例では、C03 は値が空白で未定義であるため、1 に等しくなります。

WRITE BEFORE/AFTER PAGE 文の出力は常に 1 行目から開始されます。次の行に移動するたびに行番号が 1 つ増加します。現在の行と同じ、またはそれ以前の行への移動を要求すると、次のページに移動します。そして、要求に応じた行まで改行が生成されます。

COBMAINSTACK
注:この変数は、UNIX 上のネイティブ COBOL アプリケーション、および Windows と UNIX の両方の Enterprise Server に適用されます。

この変数はメイン スタックのサイズを指定するために使用します。

構文

Windows:
SET COBMAINSTACK=n
UNIX:
COBMAINSTACK=n
export COBMAINSTACK

パラメーター

n - スタックに割り当てるサイズ (バイト単位)。

説明:

メイン スタックのサイズは、デフォルトでスレッド スタックのサイズの 3 倍になります。スレッド スタックのサイズは、スタックの作成時に指定されます (CBL_THREAD_CREATE を使用)。または 32 ビット アプリケーションの場合はデフォルトで 160 KB になり、64 ビット アプリケーションの場合はデフォルトで 320 KB になります。

COBMAINSTACK は、次のような場合に、必要に応じて設定します。

  • ネイティブ オブジェクト指向 COBOL Enterprise JavaBeans (EJB) を AIX プラットフォームの WebSphere にディプロイする場合
  • マルチスレッド ランタイム システムを使用する場合
  • 多数の ELSE 句を含む IF 文がある場合
  • ローカル ストレージに大量のデータがある場合
COBMODE
32 ビット モードと 64 ビット モードのどちらでサーバーを起動するのかを指定します。

構文

COBMODE=mode;
export COBMODE

パラメーター

mode = 32 または 64。

COBMODE=32;
export COBMODE
COBOPT
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
Cob ユーティリティに渡す、ユーザーのデフォルトのオプションを指定します。

構文

COBOPT="[set environment-variable=value]
[options] ...
[cobextn: .ext [.ext] ... ]"
export COBOPT

または

COBOPT=[pathname/]filename
export COBOPT
パラメーター
  • environment-variable COBOL システムによってサポートされていて、この付録にもリストされているいずれか 1 つの環境変数。
  • value 指定した環境変数に対して設定する値。
  • options 1 つまたは複数の cob コマンド ライン オプション。cob オプションのフォーマットの詳細については、「COBOL システム インターフェイス (Cob)」の章を参照してください。
  • .ext 標準の .cob、.CBL、.cbl に加えて Cob が COBOL ソース ファイルとして扱う必要があるファイルを示すファイル名拡張子。拡張子はピリオドで始まる必要があります。また、複数の拡張子を 1 行で指定する場合は、スペースまたはタブ文字で区切る必要があります。ユーザーは、複数の cobextn 行を使用できます。
  • pathname COBOL システムがオプション ファイルを検索するディレクトリ。
  • filename cob オプションが含まれているファイルの名前。

行の先頭に、識別子 set または cobextn: のいずれかが指定されていない場合は、その行が options 行として扱われます。

説明

COBOPT には、オプションや、オプションを指定しているファイルへのパスを設定することができます。この環境変数に指定したオプション (または指定したパスにあるファイルに指定されたオプション) で、$COBDIR/etc/cobopt に定義されているシステムのデフォルトのオプションを補足したり、オーバーライドしたりできます。オプションは、複数行で指定できます。すべての行は、「COBOL システム インターフェイス (Cob)」の章で説明されている、ファイル $COBDIR/etc/cobopt と同じ形式で指定する必要があります。

COBOPT="CANS85
set COBCPY=$COBDIR/srclib/:$HOME/mylib:"
export COBOPT

このように設定すると、ANSI 85 規格の COBOL 構文が有効になり、指定されたパスのリストに COBCPY が設定されます。

COBOPT=temp/options

この設定では、cob オプションが、temp ディレクトリのファイル options に指定されていることを示します。

COBPATH

ランタイム システムで、動的にロード可能な .int ファイル、および .gnt ファイル、または呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。

構文

Windows:
SET COBPATH=pathname[:pathname]...
UNIX:
COBPATH=pathname[:pathname]...
export COBPATH

パラメーター

pathname ランタイム システムで、動的にロード可能なプログラム (.int、および .gnt、または呼び出し可能な共有オブジェクト) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切ります)。pathname を複数指定する場合、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

Windows:
SET COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib
UNIX:
COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib
export COBPATH
COBPRFDIR
PROFILE コンパイラ指令を使用してコンパイルされたプログラムによって作成される .ipf ファイルの場所。
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
COBPRINTER

標準入力ストリーム (stdin) を介して DISPLAY UPON PRINTER 文からの出力を受信する印刷スプーラーの名前を指定します。

構文

Windows:
SET COBPRINTER=command-line
UNIX:
COBPRINTER=command-line
export COBPRINTER

パラメーター

  • command-line ご利用のシステムでサポートされ、システムシェルで実行できるコマンド ラインを指定します。通常は、単純に印刷スプーラーまたは他の実行可能ファイルの名前を指定しますが、値の設定時にシェルをエスケープすると、任意のコマンド ライン引数を使用できます。

説明

ユーザーの COBOL プログラムで DISPLAY UPON PRINTER 文が実行されるたびに、新しく command-line が実行されます。実行された各コマンドでは、DISPLAY 文で参照されるデータが受信され、データの最後には、システムにファイルの終わりを示す条件が受信されます。

Windows:
SET COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR\spoolfile"
UNIX:
COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR/spoolfile"
export COBPRINTER
COBSES

使用する UNIX Session Recorder の機能を指定します。

構文

COBSES={option[filename]}...
export COBSES
パラメーター

option には次のうちの 1 つまたは複数を使用できます。

  • -aAnimator に対して行われたキーストロークまたは Animator からの画面出力を含める
  • -ffilename 早送りモードで記録を再生する
  • -pfilename 通常の速度で filename 内の記録を再生する
  • -rfilename キーストロークを記録する
  • -sfilename 画面出力を記録する
  • -tterminal number マルチユーザー画面記録の端末番号を指定する

これらのフラグはすべて大文字と小文字が区別されます。また、-rフラグは、-fまたは-pとともに指定することはできません。

注:UNIX Session Recorder を使い終わったら、COBSES の設定を解除してください。解除しない場合、COBOL プログラムの実行が妨げられます。解除するには、COBSES を空白文字に設定し、この設定をシェルにエクスポートします。
COBSW
アプリケーションの実行時に、ランタイム システムに認識させる、ランタイム システム スイッチの設定を指定します。

構文

Windows:
SET COBSW=[+/-}s...
UNIX:
COBSW=[+/-}s...
export COBSW
パラメーター

設定または設定解除するランタイム スイッチのリスト。

  • +はスイッチを設定します。
  • -はスイッチを設定解除します。

Windows:
SET COBSW=+0+D
UNIX:
COBSW=+0+D
export COBSW

このように設定すると、ランタイム スイッチ 0、および ANSI COBOL デバッグスイッチが有効になります。

COBTERMINFO
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
ランタイム システムで、COBOL アプリケーションに必要な端末情報が保存されている Terminfo データベースが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。これにより、COBOL アプリケーションは、同じ端末の使用時に非 COBOL アプリケーション (vi など) によって使用されるものとは異なる terminfo 設定を使用できるようになります。
構文
COBTERMINFO=pathname[:pathname]...
export COBTERMINFO

パラメーター

pathname COBOL アプリケーションに適応する端末の設定が保存されている Terminfo データベースの検索ディレクトリのリスト (各項目はコロンで区切ります)。空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

説明

COBOL システムは、標準の UNIX 環境変数 TERM の値を、使用している端末の名前として受け取ります。この名前は、Terminfo データベース内の適切な端末情報の検索に使用されます。ランタイム システムでは最初に、COBTERMINFO に指定されているデータベースが検索され、ここで該当する端末情報が見つからない場合は次に、標準の UNIX 環境変数 TERMINFO に指定されているデータベースが検索されます。

COBTERMINFO を設定していない場合は、$COBDIR/terminfo に設定されていると見なして、ランタイム システムが動作します。

COBTERMINFO に最初に指定するディレクトリは、この COBOL システムに提供されている Terminfo データベースが最初に検索されるよう、$COBDIR/terminfo にすることをお勧めします。一般的に使用される端末の場合は、この terminfo に、通常の UNIX システムの Terminfo データベースで使用できるものより多くの設定が含まれ、より COBOL に適したものが含まれています。Animator を使用してデバッグする場合は、COBTERMINFO を $COBDIR/terminfo に設定する必要があります。

COBTERMINFO は、UNIX システム間で互換性がある Terminfo データベースを識別する場合にも使用できます。このようなデータベースは、標準の UNIX データベースと同じ形式ですが、UNIX の処理系に依存するその他の端末情報は含まれていません。多くの UNIX システムの Terminfo データベースには、このような追加情報が含まれているため互換性がありません。COBOL システムでは、このような互換性のない詳細情報は無視されます。

COBTERMINFO=$COBDIR/terminfo:/home/mydir/terms
export COBTERMINFO
CODEWATCH_SRCPATH
CodeWatch の呼び出し時に指定されたディレクトリ内で何も見つからなかった場合に使用するデバッガー用のソース ファイルの場所
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
CODEWATCH_STBPATH
CodeWatch の呼び出し時に指定されたディレクトリ内で何も見つからなかった場合に使用するデバッガー用の STB ファイルの場所。
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
COLUMNS
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

端末の画面、またはウィンドウの列幅を指定します。この変数を指定すると、端末に指定されているデフォルトの値はオーバーライドされます。

構文

COLUMNS=n
export COLUMNS

パラメーター

n 端末の画面、またはウィンドウの列幅を、カラムの位置で指定します。

説明

COLUMNS が設定されていないか null である場合は、指定された端末の terminfo エントリに定義されている cols の値がデフォルトで使用されます。また、X 端末を使用している場合には、現在の端末ウィンドウの幅が使用されます。端末タイプは、標準の UNIX 環境変数、TERM を使用して指定されます。

ウィンドウを使用しない環境では、端末の画面領域のサイズを変更できないため、COLUMNS の値を設定する必要はありません。ワイド モードに切り替えられる端末 (通常は 80 から 132 列) には、w で終わる端末名があります。このような端末では自動的にサポートされるため、COLUMNS を設定する必要はありません。

ウィンドウを使用した環境では、ウィンドウ サイズが変更できます。このような環境では、terminfo の cols の値よりも、ウィンドウの最初のサイズが優先して使用されます。ウィンドウ サイズを変更すると、新しいサイズが再読み込みされます。新しいサイズが最初のサイズよりも大きい場合は、超過した列が使用されないことがあります。

ウィンドウの幅を最大まで使用するには、プラットフォームによっては、COLUMNS を、ウィンドウの現在の列幅に設定する必要があります。

実際のウィンドウの幅と合わない COLUMNS の値を使用すると、予期しない結果になります。

COLUMNS=100
export COLUMNS
CTM_SPACE [2]
AutoEdit 変数値内のスペースを処理するためのデフォルトの MFBSI 動作を変更して、z/OS の動作を模倣できるようにします。
構文
CTM_SPACE={[ON|YES]|[OFF|NO]}
パラメーター
ON|YES
MFBSI 動作を使用してスペースを処理します。つまり、CTM 変数で埋め込みの空白文字を使用できるようにします。
OFF|NO
z/OS 動作を使用してスペースを処理します。つまり、CTM 変数では埋め込みの空白文字は使用できません。
デフォルト
CTM_SPACE=ON
説明
z/OS の Control-M (CTM) では、変数値内で埋め込みの空白文字はサポートされません。MFBSI のデフォルトの CTM 動作では空白文字がサポートされ、AutoEdit 変数値の場合は空白文字が削除されて残りの値が変数に割り当てられます。AutoEdit 変数の空白文字の処理で z/OS の動作を模倣するには、CTM_SPACE=OFFを設定します。

D

DB2DBDFT
SQL 文を処理する DB2 SQL プリコンパイラのデフォルト データベース。

  • デフォルト データベースの場所および名前。
DT_ENABLE_MFDBFH [12]
MFDBFH でホストされているファイルをデータ エクスプローラーで参照して開くかどうかを決定します。これらのファイルはデータファイル ツールのエディターから利用できます。
構文
DT_ENABLE_MFDBFH=true|false
trueに設定すると、データ エクスプローラーの MFDBFH タブのフィールドが有効になり、参照するサーバーおよびデータストアを入力できるようになります。falseに設定すると、これらのフィールドは使用できなくなり、MFDBFH でホストされているファイルを参照して開くことができなくなります。
デフォルト
デフォルトはDT_ENABLE_MFDBFH=trueです。
説明
MFDBFH でホストされているファイルを参照/開くには、「Open a File Through MFDBFH」を参照してください。

E

ENTRYNAMEMAP
使用するエントリ名マップ ファイルの場所を指定します。

構文

Windows:
SET ENTRYNAMEMAP={filename|directory}; ...
UNIX:
ENTRYNAMEMAP={filename|directory}; ...
export ENTRYNAMEMAP

パラメーター

filename エントリ マップ ファイル。

directory エントリ名マップ ファイルが格納されているディレクトリ。エントリ名マップ ファイルは mfentmap.dat という名前にする必要があります。

説明

エントリ ポイント マッパー サポートを有効にするには、entry_name_mapper チューナーを設定する必要があります。

ENTRYNAMEMAP が設定されていない場合、ランタイム システムは COBDIR 環境変数で指定された各フォルダー内でエントリ名マップ ファイル mfentmap.dat を探します。

エントリ名マップ ファイルが複数見つかり、同じエントリ ポイントの定義がファイルによって異なる場合、最初に見つかったエントリ名マップ ファイル内の定義が優先されます。ランタイム システムがエントリ名マップ ファイルを検索する順序を変更するには、COBDIR 環境変数または ENTRYNAMEMAP 環境変数のパス内でのファイルの順番を変更する必要があります。

ES_3270_REMOVE_NULL_COLOR_ATTRIB
この環境変数が Y または y に設定されている場合、LOW-VALUE に設定された拡張カラー属性は 3270 エミュレーターに送信されません。これは、IBM のパーソナル・コミュニケーションズ (PCOM) に関する問題 (http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21461404 を参照) の回避策として使用します。

構文

ES_3270_REMOVE_NULL_COLOR_ATTRIB=value

  • Y|y

デフォルト

デフォルトの画面サイズが使用されます。

ES_ABORT_PLTPI_ERROR
プロンプトを表示せずに PLTPI 処理を中止するエラーを設定できます。
構文
UNIX:
ES_ABORT_PLTPI_ERROR=xx
Windows:
ES_ABORT_PLTPI_ERROR=xx

xx の値は次のとおりです。

  • YN- PGMIDERR で中止
  • NY- ABEND で中止
  • YY- PGMIDERR または ABEND で中止

説明

デフォルトでは、PLTPI 処理中にエラーが発生すると、メインフレームの CICS エンタープライズ サーバーに起動をキャンセルするかエラーを無視するかをユーザーが選択できるプロンプトが表示されます。プロンプトを表示しないように ES_ABORT_PLTPI_ERROR を設定すると、指定した値に応じて自動的に初期化が中止されます。

ES_ACBLIB
IMS ACB ファイルの場所を指定します。

構文

Windows:
SET ES_ACBLIB={pathname
UNIX:
ES_ACBLIB={pathname
export ES_ACBLIB

pathname IMS ACB ファイルのパス ロケーション。

デフォルト

この変数が設定されていない場合、ACB ファイルはプロジェクト ディレクトリ内にあると想定されます。

ES_ALLOC_EXPAND
デフォルト値は Y で、割り当てパスを指定するために使用されている環境変数を展開します。この動作をオーバーライドする場合は、N に設定します。これにより、パスで使用される変数は展開されません。

構文

Windows:
SET ES_ALLOC_EXPAND=value
UNIX:
ES_ALLOC_EXPAND=value
export ES_ALLOC_EXPAND

Y割り当てパスの指定に使用される環境変数を展開します。

Nパスで使用される変数を展開しません。

デフォルト

デフォルト値は Yです。

ES_ALLOC_OVERRIDE
新規データ セットの作成場所を決定する規則が含まれているファイルの場所。これは JES およびバッチ ファイルにのみ適用され、CICS、IMS、または Web サービス ファイルには適用されません。

構文

Windows:
SET ES_ALLOC_OVERRIDE=rules-file
UNIX:
ES_ALLOC_OVERRIDE=rules-file
export ES_ALLOC_OVERRIDE

rules-file データセット規則ファイルのファイル パスおよび名前。

ES_CAS_API
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
コマンド ラインからではなく呼び出しによって casout または cassub が実行されているかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_CAS_API=value
export ES_CAS_API
Windows:
SET ES_CAS_API=value
  • ONユーティリティは呼び出しによって起動されており、コンソールやコマンド ラインにメッセージは送信されません。
デフォルト

ユーティリティはメッセージをログ記録しようとします。

ES_CAT_RETRY_COUNT
カタログ ファイルを開く最初の試行でエラーが発生した場合に行う再試行の回数を指定します。
構文
ES_CAT_RETRY_COUNT=n
パラメーター
n
カタログ ファイルを開く処理の試行回数。
プロパティ
デフォルト: ES_CAT_RETRY_COUNT=0
説明
この変数は、試行間隔を決定する ES_CAT_RETRY_WAIT 変数と組み合わせて使用します。

これらの変数を設定する際は、エラーが報告されるまでの時間に影響する可能性があるため、チェックの実行中はジョブの処理が遅れることに注意してください。これらの変数は、1 から 2 秒程度の一時的なファイル アクセスの問題 (ネットワーク接続の切断など) が発生した場合にシステムを中断なしで回復できるので便利です。

ES_CAT_RETRY_WAIT
カタログ ファイルを開く最初の試行でエラーが発生した場合に行う再試行の間隔 (秒) を指定します。
構文
ES_CAT_RETRY_WAIT=n
パラメーター
n
カタログ ファイルを開く処理の試行間隔 (秒数)。
プロパティ
デフォルト: ES_CAT_RETRY_WAIT=0
説明

この変数は、カタログ ファイルを開こうとして最初に失敗した場合に何回まで試行を繰り返すかを決定する ES_CAT_RETRY_COUNT 変数と組み合わせて使用します。

これらの変数を設定する際は、エラーが報告されるまでの時間に影響する可能性があるため、チェックの実行中はジョブの処理が遅れることに注意してください。これらの変数は、1 から 2 秒程度の一時的なファイル アクセスの問題 (ネットワーク接続の切断など) が発生した場合にシステムを中断なしで回復できるので便利です。

ES_CERT_REG
cascertregユーザー証明書ユーティリティの登録情報を格納するディレクトリを指定します。
UNIX:
ES_CERT_REG=pathname
export ES_CERT_REG
Windows:
SET ES_CERT_REG=pathname

pathname 登録が格納されているディレクトリのパス名。

デフォルト

デフォルトでは、ディレクトリは指定されていません。この場合は、cascertreg コマンドで指定する必要があります。

ES_CICS_SINGLE
ユーザーが 1 回のみログオンできるように CICS を構成します。

構文

UNIX:
ES_CICS_SINGLE=value
export ES_CICS_SINGLE
Windows:
SET ES_CICS_SINGLE=value
  • Y|yユーザーは 1 回だけログオンできます。
デフォルト
未設定:ユーザーは複数回ログオンできます。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
注:CICS 機能が有効になっている PAC でエンタープライズ サーバー リージョンが実行されている場合は、CICS に対してシングル サインオンが適用されます。動作を変更する場合は、ES_CICS_SINGLE=N を設定して、同じユーザーが CICS の複数の端末にサインオンできるようにします。
ES_CLASS_XPCT
CICS PCT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XPCT=value
export ES_CLASS_XPCT
Windows:
ES_CLASS_XPCT=value
  • Yes:ACICSPCT がデフォルトの PCT クラスです。
  • No:PCT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの PCT クラス ACICSPCT を Aclassname でオーバーライドします。
デフォルト
ACICSPCT がデフォルトの PCT クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
CICS PCT リソース クラスを制御します。
構文
ES_CLASS_XPCT={YES|NO|class-name
パラメーター
YES
ACICSPCT がデフォルトの PCT クラスです。
NO
PCT のセキュリティがバイパスされます。
class-name
デフォルトの PCT ACICSPCT クラスをオーバーライドするクラスの名前。
デフォルト
ES_CLASS_XPCT=YES
説明
Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XCMD
CICS CMD リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XCMD=value
export ES_CLASS_XCMD
Windows:
ES_CLASS_XCMD=value
  • Yes:CICSCMD がデフォルトの CMD クラスです。
  • No:CMD のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの CMD クラス CICSCMD を Cclassname でオーバーライドします。
デフォルト
CICSCMD がデフォルトの CMD クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XDCT
CICS DCT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XDCT=value
export ES_CLASS_XDCT
Windows:
ES_CLASS_XDCT=value
  • Yes:DCICSDCT がデフォルトの DCT クラスです。
  • No:DCT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの DCT クラス DCICSDCT を Dclassname でオーバーライドします。
デフォルト
DCICSDCT がデフォルトの DCT クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XFCT
CICS FCT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XFCT=value
export ES_CLASS_XFCT
Windows:
ES_CLASS_XFCT=value
  • Yes:FCICSFCT がデフォルトの FCT クラスです。
  • No:FCT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの FCT クラス FCICSFCT を Fclassname でオーバーライドします。
デフォルト
FCICSFCT がデフォルトの FCT クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XJCT
CICS JCT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XJCT=value
export ES_CLASS_XJCT
Windows:
ES_CLASS_XJCT=value
  • Yes:JCICSJCT がデフォルトの JCT クラスです。
  • No:JCT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの JCT クラス JCICSJCT を Jclassname でオーバーライドします。
デフォルト
JCICSJCT がデフォルトの JCT クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XPPT
CICS PPT リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XPPT=value
export ES_CLASS_XPPT
Windows:
ES_CLASS_XPPT=value
  • Yes:MCICSPPT がデフォルトの PPT クラスです。
  • No:PPT のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの PPT クラス MCICSPPT を Mclassname でオーバーライドします。
デフォルト
MCICSPPT がデフォルトの PPT クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XPSB
CICS PSB リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XPSB=value
export ES_CLASS_XPSB
Windows:
ES_CLASS_XPSB=value
  • Yes:PCICSPSB がデフォルトの PSB クラスです。
  • No:PSB のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの PSB クラス PCICSPSB を Pclassname でオーバーライドします。
デフォルト
PCICSPSB がデフォルトの PSB クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XRES
CICS DOCTEMPLATE リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XRES=value
export ES_CLASS_XRES
Windows:
ES_CLASS_XRES=value
  • Yes:RCICSRES がデフォルトの RES クラスです。
  • No:DOCTEMPLATE のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの RES クラス RCISRES を Rclassname でオーバーライドします。
デフォルト
RCICSRES がデフォルトの RES クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XTST
CICS TST リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XTST=value
export ES_CLASS_XTST
Windows:
ES_CLASS_XTST=value
  • Yes:SCITST がデフォルトの TST クラスです。
  • No:TST のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの TST クラス SCITST を Sclassname でオーバーライドします。
デフォルト
SCITST がデフォルトの TST クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLASS_XTRAN
CICS TRAN リソース クラスを制御します。
構文
UNIX:
ES_CLASS_XTRAN=value
export ES_CLASS_XTRAN
Windows:
ES_CLASS_XTRAN=value
  • Yes:TCICSTRN がデフォルトの TRAN クラスです。
  • No:TRAN のセキュリティがバイパスされます。
  • classname:デフォルトの TRAN クラス TCICSTRN を Tclassname でオーバーライドします。
デフォルト
TCICSTRN がデフォルトの TRAN クラスです。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_CLUSTER
Enterprise Server クラスターに参加するリージョンを識別します。クラスターのすべてのリージョンについて必ず指定する必要があります。
構文
UNIX:
ES_CLUSTER=ON
export ES_CLUSTER
Windows:
ES_CLUSTER=ON
  • 任意の値
デフォルト
この値が設定されていない場合、そのリージョンは Enterprise Server クラスターに参加しません。
ES_CLUSTER_ISC_TRACE
Enterprise Server クラスター ISC リスナーでのトレーシングを有効にします。
構文
UNIX:
ES_CLUSTER_ISC_TRACE=value
export ES_CLUSTER_ISC_TRACE
Windows:
ES_CLUSTER_ISC_TRACE=value
  • 任意の値
デフォルト
この値が設定されていない場合、Enterprise Server クラスター ISC リスナーのトレーシングはありません。
ES_CLUSTER_LISTENER_PORT_TO_USE
この変数では、クラスターのリスナーに使用する特定のポートを指定できます。
構文
UNIX:
ES_CLUSTER_LISTENER_PORT_TO_USE=port
export ES_CLUSTER_LISTENER_PORT_TO_USE
Windows:
ES_CLUSTER_LISTENER_PORT_TO_USE=port
  • port ポート番号。
デフォルト
この値が設定されていない場合、ES クラスター リスナーでは一時的なポートを使用します。
ES_CONSOLE_LOG (非推奨)
制約事項:この環境変数は Windows 環境にのみ該当します。
コンソール メッセージを Windows イベント ログに送信します。
注:ES_CONSOLE_LOG は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに MFDS 構成オプションを使用することをお勧めします。
構文
ES_CONSOLE_LOG=port
export ES_CONSOLE_LOG

次の各オプションを単独または組み合わせて指定できます。

  • I - 情報メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • W - 警告メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • E - エラー メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • S - 重大メッセージを Windows イベント ログに送信します。
デフォルト
この値が設定されていない場合、コンソール メッセージは Windows イベント ログに送信されません。
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE
console.log への CSKL のメッセージ書き込みを停止します。
構文
UNIX:
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE=value
export ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE
Windows:
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE=value
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
  • 任意の値- CSKL メッセージはコンソール ログに書き込まれません。
デフォルト
この値が設定されていない場合、CSKL メッセージがコンソール ログに書き込まれます。
ES_CWS_WSBIND_COMP
COMP 宣言を使用する CICS アプリケーションのサポートを有効にします。
構文
ES_CWS_WSBIND_COMP={Y|N}
パラメーター
Y
CICS アプリケーションでの COMP 宣言のサポートを有効にします。
N
CICS アプリケーションでの COMP 宣言のサポートを無効にします。
デフォルト
ES_CWS_WSBIND_COMP=N
ES_DB_FH

データベース ファイル ハンドラーのサポートを有効または無効にします。これは、データ ファイルがデータストアに保存されている場合、またはエンタープライズ サーバー リージョンがリソースの一部をデータベースに保存している場合に必要です。詳細については、「Micro Focus ネイティブ データベース ファイル処理およびエンタープライズ サーバー リージョン データベース管理」を参照してください。

構文

UNIX:
ES_DB_FH=value
export ES_DB_FH
Windows:
SET ES_DB_FH=value

  • Y|y|true - Micro Focus データベース ファイル ハンドラー (MFDBFH) を通じてファイル処理を行います。
  • N|n|false - データベース ファイル ハンドラーのサポートが無効になります。

デフォルト

データベース ファイル ハンドラーのサポートは無効で。

注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_DB_SERVER

リージョン データベース操作に使用するデータベース サーバーの名前を指定します。

また、MFDBFH_CONFIG 環境変数で指定された構成ファイル内に、データベース サーバーに対応する <server>エントリも必要です。<dsn>エントリ (リージョン、リージョン間、およびマスター データベース用) も、構成ファイルに指定する必要があります。これは、リージョン データベース操作を使用できるようにするためです。

構文

UNIX:
ES_DB_SERVER=server-instance
export ES_DB_SERVER
Windows:
SET ES_DB_SERVER=server-instance

server-instance は有効なデータベース サーバー インスタンスの名前です。たとえば、set ES_DB_SERVER=MYSERVERのように設定します。

デフォルト

設定されていません。

上記の例を使用すると、データベース構成ファイルに以下のような内容が必要になります。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> 
<datastores usevault="false">
   <server name="MYSERVER" type="sqlserver" access="odbc"> 
       <dsn name="SS.MYMASTER" type="database" dbname="master"/> 
       <dsn name="SS.CAS.ESDEMO" type="region.cas" region="ESDEMO" feature="all"/> 
       <dsn name="SS.CAS.CROSSREGION" type="crossregion.cas"/>
   </server> 
</datastores>
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_DDBG_PORT_RANGE
ダイナミック デバッグに使用するポートの範囲。
ハイフンまたはカンマを使用してポート番号の範囲を指定します。

ハイフンを使用する場合、指定する値はポート範囲の開始と終了となり、2 番目のポート番号は最初のポート番号より大きくする必要があります。

カンマを指定する場合、指定する値はポート範囲の開始と、範囲の先頭から使用可能なポートの数になります。

構文
UNIX:
ES_DDBG_PORT_RANGE=value
export ES_DDBG_PORT_RANGE
Windows:
ES_DDBG_PORT_RANGE=value
  • low_port-high_port

    または

  • low_port,number_of_ports
デフォルト
この値が設定されていない場合、ダイナミック デバッグではランダム ポートを使用します。

以下の定義では、8001 から 8040 までのポートを使用することを指定します。

ES_DDBG_PORT_RANGE=8001-8040

次の定義では、同じポートを指定しますが、異なる形式を使用します。

ES_DDBG_PORT_RANGE=8001,40
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC
サーバーのセキュリティを強化するためにデフォルトの ESMAC ユーザーを無効にできます。ログオン画面の [DEFAULT] ボタンが無効になり、有効なユーザー ID およびパスワードの入力が常に求められるようになります。

構文

UNIX:
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value
export ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC
Windows:
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value

  • Y|y - デフォルトの ESMAC ユーザーは無効になります。

デフォルト

デフォルトの ESMAC ユーザーは無効になりません。

注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON
Enterprise Server Monitor and Control (ESMAC) の起動時のデフォルト ユーザー (「mfuser」) のサインオンを無効にします。
構文
UNIX:
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON=value
export ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON
Windows:
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON=value
  • YまたはyESMAC へのアクセス時に「mfuser」として自動でログオンせずに、MFDS 内部セキュリティ アカウントを使用して Enterprise Server Administration にログオンします。
デフォルト
この値が設定されていない場合、ESMAC にサインインするデフォルトのユーザーとして mfuser が使用されます。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_DFS3650
IMS への正常なサインオン後に実行するデフォルト トランザクションまたは表示される MOD ファイル。これらを指定するには、リージョンの起動前に環境変数を設定します。ES_DFS3650 - MOD ファイルを送信する場合は MOD に設定し、トランザクションを実行する場合は TRX に設定します。MOD に設定する場合は、ES_MOD3650 を表示する MOD の名前に設定する必要があります。TRX に設定する場合は、ES_TRX3650 をトランザクションの名前に設定する必要があります。
構文
UNIX:
ES_DFS3650=value
export ES_DFS3650
Windows:
ES_DFS3650=value
  • MOD - ES_MOD3650 を表示する MOD の名前に設定する必要があります。
  • TRX - ES_TRX3650 をトランザクションの名前に設定する必要があります。
デフォルト
デフォルトのトランザクションまたは MOD はありません。
ES_DSENQSHR
JCL ジョブ カードで DSENQSHR キーワードが指定されている場合および指定されていない場合の DSENQSHR キーワードの処理を有効にして構成します。
構文
ES_DSENQSHR={ALLOW|AUTO|DISALLOW}
パラメーター
ALLOW
JCL ジョブ カードで DSENQSHR キーワードが指定されている JCL ジョブの場合、DSENQSHR をジョブ カードで指定された値に設定します。JCL ジョブ カードで DSENQSHR キーワードが指定されていないジョブの場合、それらのジョブごとに DSENQSHR=ALLOW を設定します。
AUTO
JCL ジョブ カードで指定された値を使用します。これにより、その値が ALLOW または USEJC の場合は ES_DSENQSHR が ALLOW に設定され、それ以外の場合は DISALLOW に設定されます。
DISALLOW
JCL ジョブ カードで DSENQSHR キーワードが指定されていないジョブの場合、それらのジョブごとに DSENQSHR=DISALLOW を設定します。
プロパティ
デフォルト: ES_CAT_RETRY_WAIT=ES_DSENQSHR=DISALLOW
説明
ES_DSENQSHR が設定されていない場合、JCL ジョブ カードの DSENQSHR の値が使用されます。この場合、ジョブ カードで DSENQSHR が USEJC に設定されている場合、ES_DSENQSHR は DISALLOW に設定されます。

ジョブで DSENQSHR が許可されている場合、排他的ロックを必要とする最後のステップを実行した後、排他的データセット ロックは SHARED にダウングレードされます。

動的な排他的エンキュー (IDCAMS DELETE 操作など) により生じる排他的ロックは、DSENQSHR 設定に関係なく、ジョブが終了するまで排他的ロックとして維持されます。

VSAM データセットでは VSAM Shareoptions を使用します。これを有効にするには、ES_SHAREOPT=Y 環境変数を使用します。

ES_ECI_MAX_RESP
Micro Focus ECI サポートを使用して CICS プログラムを呼び出す際に使用する最大予想応答サイズ (バイト単位) を指定します。CICS プログラムから返されるデータの量が入力データのサイズの約 2 倍を超える場合は、この環境変数を使用する必要があります。これは、チャネルおよびコンテナーを使用しており、バックエンド プログラムでコンテナーが作成または拡大される場合に該当することがあります。
構文
UNIX:
ES_ECI_MAX_RESP=value
export ES_ECI_MAX_RESP
Windows:
ES_ECI_MAX_RESP=value
  • 最大値は 16777215 です。
デフォルト
この値が設定されていない場合、TIOA のサイズに 2 を乗算して、最大予想応答サイズが動的に計算されます。
ES_ELAPSED_DISPATCH_SECONDS
casmgr が待機状態のジョブをチェックしてから開始する頻度を指定します。
構文
ES_ELAPSED_DISPATCH_SECONDS=wait-time
パラメーター
wait-time
casmgr が待機状態のジョブをチェックしてから開始するまで待機する秒数。
デフォルト
ES_ELAPSED_DISPATCH_SECONDS=5
ES_ESM_CMDSEC
CICS 処理がトランザクションの PLT 定義で指定された CMDSEC オプションを受け付けるかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_ESM_CMDSEC=value
export ES_ESM_CMDSEC
Windows:
ES_ESM_CMDSEC=value
  • YES - CICS は CMDSEC オプションをオーバーライドし、コマンド セキュリティ チェック ルーチンを常に呼び出して、適切な呼び出しを SAF インターフェイスに発行します。
デフォルト
CICS はトランザクションのリソース定義で定義された CMDSEC オプションを受け付けます。CICS は、トランザクション リソース定義でCMDSEC(YES)が指定されている場合にのみコマンド セキュリティ チェック ルーチンを呼び出します。
ES_ESM_IDPW_CASE
ESM の単一認証に使用するユーザー ID およびパスワードの大文字と小文字の使い分けを強制的に指定します。この環境変数は ES_ESM_IDPW_CASE=xy の形式で使用します。「x」はユーザー ID の大文字と小文字の使い分けを指定するオプションで、「y」はパスワードのオプションです。
構文
UNIX:
ES_ESM_IDPW_CASE=xy
export ES_ESM_IDPW_CASE
Windows:
ES_ESM_IDPW_CASE=xy

x および y の値は次のとおりです。

  • U- 常に大文字。
  • L- 常に小文字。
  • M- 混在 (大文字と小文字を区別)。

デフォルト

従来の動作。

説明

この環境変数が設定されている場合、Enterprise Server では、ユーザーが提供したユーザー ID およびパスワードをそのまま (M)、大文字に変換 (U)、または小文字に変換 (L) して、ユーザーを識別する試行が 1 回だけ行われます。この環境変数が設定されていない場合、Enterprise Server の従来の動作が使用されます。

CICS の従来の動作では、ユーザー ID およびパスワードは、入力されたまま使用されますが、サインオン トランザクションの大文字変換構成によってフィルター処理されることもあります。

ESMAC および IMS の場合、従来の動作では、まず、ユーザー ID とパスワードが入力されたまま使用されます。認証に失敗した場合、ユーザー ID が大文字に変換されて再度使用されます。それでも失敗した場合、ユーザー ID およびパスワードが大文字に変換されて使用されます。

ES_ESM_IDPW_CASE=UM- 大文字に変換されたユーザー ID および入力されたそのままのパスワードで単一認証が試行されます。

ES_ESM_PLTPISEC
PLTPI 処理に対するセキュリティ チェックのレベル。
構文
UNIX:
ES_ESM_PLTPISEC=value
export ES_ESM_PLTPISEC
Windows:
ES_ESM_PLTPISEC=value
  • NONE- PLT 初期化プログラムに対するセキュリティ チェックを行いません。
  • CMDSEC- コマンド セキュリティ チェックのみ CICS に実行させます。
  • RESSEC- リソース セキュリティ チェックのみ CICS に実行させます。
  • ALL- コマンド セキュリティ チェックおよびリソース セキュリティ チェックの両方を CICS に実行させます。

デフォルト

NONE

ES_ESM_PLTPIUSR
CICS 初期化時の PLT プログラムの実行に使用されるユーザー ID。
構文
UNIX:
ES_ESM_PLTPIUSR=userid
export ES_ESM_PLTPIUSR
Windows:
ES_ESM_PLTPIUSR=userid
  • userid - CICS 初期化時に実行される PLT プログラムのセキュリティ チェック用に CICS が使用するユーザー ID。
ES_ESM_RCF
RACF をどのようにコマンド許可に使用するのかを決定します。
構文
UNIX:
ES_ESM_RCF=value
export ES_ESM_RCF
Windows:
ES_ESM_RCF=value
  • A オプション T、C、S を含めます。
  • C RACF を ETO 端末コマンド許可に使用するように指定します。
  • N サインオン、トランザクション、またはコマンド許可が RACF によって実行されないように指定します。
  • S RACF を静的および ETO 端末コマンド許可に使用するように指定します。オプション C を含めます。
  • T RACF をサインオンおよびトランザクション許可に使用するように指定します。
  • Y オプション T および C を含めます。
デフォルト
N
ES_ESM_RESSEC
CICS 処理がトランザクション定義 (PCT) で指定された RLS セキュリティ設定を受け付けるかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_ESM_RESSEC=value
export ES_ESM_RESSEC
Windows:
ES_ESM_RESSEC=value
  • ALWAYS- CICS 処理は、トランザクション定義での RLS セキュリティ設定に関係なく、常にリソース レベルのセキュリティ チェックを実行します。
デフォルト
設定しない場合、トランザクションの RLS セキュリティ設定が受け付けられます。つまり、リソース レベルのセキュリティ チェックは、PCT 定義で RLS セキュリティのチェックボックスがマークされている場合にのみ実行されます。
ES_ESM_SECPRFX
セキュリティ クエリを行う際に CICS 処理がリソース名にプレフィックスを付けるかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_ESM_SECPRFX=value
export ES_ESM_SECPRFX
Windows:
ES_ESM_SECPRFX=value
  • NO- プレフィックスは使用されません。
  • YES- リソース名の前に CICS リージョン ユーザー ID が付きます。
  • prefix - リソース名のプレフィックスとして使用される文字列。これは 1 から 8 文字の大文字の英数字を指定できますが、英字で始まる必要があります。
デフォルト
NO
注:環境変数 ES_ESM_SECPRFX は CICS クラスにのみ適用されます。
ES_ESM_XUSER
CICS 処理が代理ユーザー チェックを実行するかどうかを示します。
構文
UNIX:
ES_ESM_XUSER=value
export ES_ESM_XUSER
Windows:
ES_ESM_XUSER=value
  • NO- 代理ユーザー チェックは実行されません。
  • YES- そのようなチェックが許可された場合は必ず、代理ユーザー チェックを実行します。
デフォルト
YES
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE
ESMAC カタログ ビューで個々のカタログ エントリを表示する際の行数、またはジョブ リスト ビューの SYSOUT ファイルを表示する際の行数を制限します。
構文
UNIX:
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
export ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE
Windows:
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
  • 表示行数を示す整数。最大数は 99999 です。
デフォルト
10000
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_EUSA_SIZE
拡張ユーザー記憶領域のサイズを設定します。GETMAIN SHARED コマンドを使用した大規模なメモリ割り当ての設定が可能になります。この変数は MB 単位の数値に設定します。
構文
UNIX:
ES_EUSA_SIZE=number
export ES_EUSA_SIZE
Windows:
ES_EUSA_SIZE=number
  • 拡張ユーザー記憶領域の MB 数。
デフォルト
16MB
ES_GLM
この変数が設定されたリージョンが Enterprise Server クラスターのグローバル ロック マネージャー (GLM) として識別されます。
構文
UNIX:
ES_GLM=value
export ES_GLM
Windows:
ES_GLM=value
  • この変数には任意の値を設定できます。
デフォルト
この変数が設定されていない場合、そのリージョンはグローバル ロック マネージャー (GLM) ではありません。
ES_GLM_TIMEOUT
接続が永続的に無効になる前に Enterprise Server クラスターのグローバル ロック マネージャー (GLM) へのサブミット要求を再試行できる期間。
  • n秒。

この変数は、Enterprise Server クラスター内の GLM として指定されたリージョンにのみ適用されます。

構文
UNIX:
ES_GLM_TIMEOUT=seconds
export ES_GLM_TIMEOUT
Windows:
ES_GLM_TIMEOUT=secnds
  • 要求を再試行できる期間 (秒数)。
デフォルト
120 秒。
説明
Enterprise Server クラスター内の GLM として指定されたリージョンにのみ適用されます。
ES_HARD_KILL_PROCESS
Enterprise Server がプロセスを強制終了する方法を変更できます。
構文
ES_HARD_KILL_PROCESS={Y|N}
パラメーター
Y
ソフト強制終了が失敗した場合に、続いてハード強制終了を行います。
N
ソフト強制終了後にハード強制終了を試行しません。
デフォルト
ES_HARD_KILL_PROCESS=Y
説明
この変数は、Enterprise Server クラスター内のグローバル ロック マネージャー (GLM) として指定されたリージョンにのみ適用されます。
ES_HOSTNAME_TO_USE
Enterprise Server クラスターに複数のネットワーク カードを使用するマシンがある場合、必要に応じて、この変数を使用して MFCS で使用するホスト名を設定します。
構文
UNIX:
ES_HOSTNAME_TO_USE=hostname
export ES_HOSTNAME_TO_USE
Windows:
ES_HOSTNAME_TO_USE=hostname
  • 該当するホスト名。
ES_HSF_CFG
.csv ファイル (cashsf-a.csv または cashsf-b.csv) 内の HSF レコードに含める複数の追加フィールドを構成できます。

構文

Windows:
SET ES_HSF_CFG=cfg-options
UNIX:
ES_HSF_CFG=cfg-options
export ES_HSF_CFG

パラメーター

以下の構文を使用して cfg-options を定義します。
field_name=value;[field_name=value;]...
次の値を使用します。
フィールド名 範囲 デフォルト
CUSTOM 0 から 5 0
CICSF 0 から 20 5
TSQ 0 から 20 5
TDQ 0 から 20 5
注:フィールドが明示的に設定されていない場合、または指定された値が範囲外の場合は、フィールドのデフォルト値が使用されます。

次に例を示します。ES_HSF_CFG=CUSTOM=2;CICSF=10;TSQ=32の場合、2 個のカスタム フィールド、10 個の CICS ファイル フィールド、5 個の TSQ フィールド、5 個の TDQ フィールドが生成されます。

カスタム フィールドは、ES_WRITE_CUSTOM_HS F ライブラリ ルーチンを使用して書き込まれます。

ES_IEBGEN_TO_ICEGEN
MFGENER ユーティリティを使用して VSAM コピーの有効化を決定します。
構文
ES_IEBGEN_TO_ICEGEN={Y|N}
パラメーター
Y
MFGENER ユーティリティを使用して VSAM コピーを有効にします。
N
MFGENER ユーティリティを使用して VSAM コピーを無効にします。
プロパティ
デフォルト: ES_IEBGEN_TO_ICEGEN=N
SYNC 呼び出しが発行されたかのように基本チェックポイント呼び出しを処理できます。
構文
ES_IMS_BASIC_CHKP_OPT={0|1}
パラメーター
1
チェックポイントは SYNC 呼び出しとしてプロセスを呼び出します。
0
チェックポイント呼び出しは正常に処理されます。
デフォルト
ES_IMS_BASIC_CHKP_OPT=0
ES_IMS_BYPASS_OTMA_DEST_RES
デフォルトでは、OTMA または IMS Connect によってサブミットされたトランザクションから発行された CHNG 呼び出しでは、宛先が OTMA クライアントであると想定します。
構文
ES_IMS_BYPASS_OTMA_DEST_RES={Y|N}
パラメーター
Y
宛先は OTMA クライアントです。
N
OTMA 以外のクライアントを前提とします。
デフォルト
ES_IMS_BYPASS_OTMA_DEST_RES=N
説明
場合によっては、非 OTMA クライアントを前提とする動作が望ましいこともあります。
ES_IMS_BYPASS_OTMA_DEST_RES=Y
ES_IMS_CANCEL_MODE
IMS バイナリのキャッシュを制御します。

構文

Windows:
SET ES_IMS_CANCEL_MODE=<cancel-mode>
UNIX:
ES_IMS_CANCEL_MODE=<cancel-mode>
export ES_IMS_CANCEL_MODE

<cancel-mode> に指定できる値は次のとおりです。
  • P - 物理キャンセルを実行します。すべてのトランザクションは新規コピー動作を実行します。このオプションはデフォルトの動作ですが、オプションの中で最もパフォーマンスが低くなります。
  • L - 論理キャンセルを実行します。これにより、オプションの中で最高のパフォーマンスが得られますが、MPR に DLITCBL エントリ ポイントが 1 つしかない場合にしか使用できません。
  • D - 遅延キャンセルを実行します。これにより、MPR が同じ MPP を連続して処理する場合の論理キャンセルと同じ動作が発生します。トランザクションが変更されると、P (物理キャンセル) として動作します。
ES_IMS_CLIENTID_LTERM
LTERM をポート ID ではなくクライアント ID に設定します。
構文
ES_IMS_CLIENTID_LTERM={Y|N}
パラメーター
Y
LTERM をポート ID ではなくクライアント ID に設定します。
N
コミット モードが 0 の場合は LTERM をクライアント ID に設定し、コミット モードが 1 の場合はポート ID に設定します。
デフォルト
ES_IMS_CLIENTID_LTERM=N
ES_IMS_CONFIG
IMS TM パラメーター。
ES_IMS_DB_COMMIT_FLUSH
データベース バッファーからディスクへのフラッシュが COMMIT 時にのみ強制されるようにします。
構文
ES_IMS_DB_COMMIT_FLUSH={0|1}
パラメーター
0
データベース バッファーからディスクへのフラッシュを、CLOSE 実行時にのみ行います。
1
データベース バッファーからディスクへのフラッシュを、COMMIT 実行時にのみ行います。
デフォルト
ES_IMS_DB_COMMIT_FLUSH=0
ES_IMS_DB_TLOG_WRITETHRU
TLOG バッファーからディスクへのフラッシュがすべてのデータベース入出力時に強制されるようにします。
構文
ES_IMS_DB_TLOG_WRITETHRU={0|1}
パラメーター
0
TLOG バッファーからディスクへのフラッシュを、COMMIT 実行時にのみ行います。
1
TLOG バッファーからディスクへのフラッシュを、すべてのデータベース入出力時に行います。
デフォルト
ES_IMS_DB_TLOG_WRITETHRU=0
ES_IMS_DEADLOCK_WAIT
デッドロックが発生していないかをチェックするまでの待機時間を設定します。
構文
ES_IMS_DEADLOCK_WAIT=wait-time
パラメーター
wait-time
デッドロックが発生していないかをチェックするまでの待機時間 (ミリ秒単位)。
デフォルト
ES_IMS_DEADLOCK_WAIT=1000

(1 秒)

ES_IMS_DIAGNOSE
IMS TM を IMSMSGQ 専用の診断モードとしてマークします。
構文
ES_IMS_DIAGNOSE={Y|N}
パラメーター
Y
トランザクション マネージャー (TM) が診断モード専用になり、アクティビティの重要なポイントがメッセージ キューに書き込まれなくなります。
N
トランザクション マネージャーは、アクティビティのキー ポイントをメッセージ キューに書き込みます。
デフォルト
ES_IMS_DIAGNOSE=N
ES_IMS_DOSVS_PCB
EXEC DLI プログラムの DOS/VSE PCB アドレス整列をエミュレートします。
ES_IMS_DUMP_ON_DEADLOCK
デッドロックが検出された際にシステム ダンプを作成します。
ES_IMS_DUMP_ON_TIMEOUT
ロックのタイムアウトが発生した際にシステム ダンプを作成します。
ES_IMS_EXITPATH
DFSNDMX0.cbl 出口ルーチン プログラムおよびそのコンパイル済みコードの場所。これには、セグメント、フィールド、または印刷出口 (あるいはそれらすべて) が含まれます。
構文
ES_IMS_EXITPATH=path-name
パラメーター
path-name
DFSNDMX0.cbl 出口ルーチン プログラムおよびそのコンパイル済みコードが含まれるディレクトリへのフル パス。
デフォルト
設定されていません。
ES_IMS_FORCE_SIGNON
現在の端末での IMS へのサインオンおよび他の端末からのサインオフを強制できるようにします。
ES_IMS_GOTO_CICS_ON_SIGNOFF
ログ オフ後またはタイム アウト後に CICS に戻る動作を設定します。
ES_IMS_IBMPLATFORM
IMS ランタイムのエミュレーションを設定します。
構文
ES_IMS_IBMPLATFORM={M|D}
パラメーター
M
IMS ランタイムを MVS に設定します。
D
IMS ランタイムを DOSVS に設定します。
デフォルト
ES_IMS_IBMPLATFORM=M
説明
大多数の DOSVS ユーザーの場合も、この変数をデフォルトから変更する必要はほとんどありません。
ES_IMS_IMSID
AIBTDLI INQY ENVIRON 呼び出しに返される IMS システム ID を指定できるようにします。
ES_IMS_INQY_OTMA
INQY 呼び出しに TPIPE、MBR、SYNC、および MSYNC を返します。
ES_IMS_INQY_UNKNOWN
AIBTDLI INQY ENVIRON 呼び出しに返される IMS システム ID を指定できるようにします。
ES_IMS_IRLM
Internal Resource Lock Manager (IRLM) ロッキングを有効にします。
構文
ES_IMS_IRLM={0|1}
パラメーター
0
IRLM ロックを無効にします。
1
IRLM ロックを有効にします。
デフォルト
ES_IMS_IRLM=0
説明
IRLM ロッキングは、メインフレーム IMS データベース DB ロッキングの動作と非常に似ており、データ制約およびデッドロックの可能性を削減します。
ES_IMS_LINKAGE_NULL[8]
IMS プログラムが PSB 内の PCB よりも多くのリンク アドレスを渡す場合、余分な各リンク アドレスを NULL 値に設定します。
構文
ES_IMS_LINKAGE_NULL={Y|N}
パラメーター
Y
余分な各リンク アドレスを NULL 値に設定します。
N
余分なリンク アドレスを無効にします。
デフォルト
ES_IMS_LINKAGE_NULL=N
IMS アプリケーションが異常終了したか中止された場合、IMS は JES コンテナーをダーティとしてマークするかどうかを決定します。
構文
ES_IMS_JES_DIRTY_ABEND={Y|N}
パラメーター
Y
IMS アプリケーションが異常終了したか中止された場合、IMS は JES コンテナーをダーティとしてマークします。
N
IMS アプリケーションが異常終了したか中止された場合、JES コンテナーをダーティとしてマークする IMS の動作を無効にします。
デフォルト
ES_IMS_JES_DIRTY_ABEND=Y
ES_IMS_LOCALDLI
バッチ プログラムの実行が、JES イニシエーターですべての IMS DB 呼び出しをまとめて処理するかどうかを決定します。
構文
ES_IMS_LOCALDLI=1
パラメーター
1
JES イニシエーターですべての IMS DB 呼び出しをまとめて処理するバッチ プログラムの実行を指示します。
IMS アプリケーションが異常終了したか中止された場合、JES コンテナーをダーティとしてマークする IMS の動作を無効にします。
デフォルト
ES_IMS_LOCALDLI=1
説明
非推奨。「IMS データベース ロック」を参照してください。

JES イニシエーターで IMS DB 呼び出しを処理すると、パフォーマンスが大幅に向上します。

実行前に、バッチ プログラムからアクセスされるすべての IMS DB 制御プロセスを停止する必要があります。プログラムが終了するまで、これらのプロセスは JES によって排他的に所有されるようになるためです。

ES_IMS_LOCK_RETRY_DELAY
IMS DB ロックを再試行するための待機時間を設定します。
構文
ES_IMS_LOCK_RETRY_DELAY=wait-time
パラメーター
wait-time
IMS DB ロックの再試行を遅延する時間 (ミリ秒)。
デフォルト
ES_IMS_LOCK_RETRY_DELAY=5
ES_IMS_LOCK_TIMEOUT
IMS DB 制御が、ロックされたレコードの再試行をタイム アウトまで続ける時間を設定します。
構文
ES_IMS_LOCK_TIMEOUT={0|wait-time}
パラメーター
0
待機時間を無期限に設定します。
wait-time
IMS DB 制御が、ロックされたレコードの再試行をタイム アウトまで続ける秒数を 1 から 65525 までの数値で指定します。
デフォルト
ES_IMS_LOCK_TIMEOUT=30
ES_IMS_LTERM_PREFIX
ES_IMS_SINGLE 環境変数が N に設定されている場合に、デフォルト (OTMA) の代わりに使用する LTERM プレフィックスを設定します。
構文
ES_IMS_LTERM_PREFIX=prefix
パラメーター
prefix
ES_IMS_SINGLE 環境変数が N に設定されている場合に、LTERM プレフィックスとして使用する 1 から 4 文字の文字列。
デフォルト
ES_IMS_LTERM_PREFIX=OTMA
説明
Enterprise Server では、LTERM プールを 9999 から 999999 まで拡張できるように、指定した値が 8 文字まで数字の桁で埋められます。プール サイズは、指定したプレフィックスで使用されている文字数で決まります。たとえば、4 文字のプレフィックスでは、LTERM プール サイズは 9999 になり、3 文字のプレフィックスでは、99999 になります。

OTMA の代替プレフィックスを使用すると、名前の競合を制御できます。

この環境変数のデフォルト設定は、LTERMS が OTMA クライアントにのみ適用されることを示します。ただし、これは実際と異なります。LTERMS は、2 番目以降の 3270 ユーザー接続にも適用できます。

ES_IMS_LU_LTERM
MFS システムによって返される LTERM リテラルの値を指定します。
構文
ES_IMS_LU_LTERM={Y|N}
パラメーター
Y
LU 名を返します。
N
ユーザー ID を返します。
ES_IMS_MESGQ
IMS TM メッセージ キューの構成を設定します。ES_IMS_MESGQ 環境変数は、Enterprise Server で自動で生成されて設定される予約済みの変数です。
構文
ES_IMS_MESGQ=[ds-file-name;]max-blocks;buffer-count;start-control;[cushion-size]
パラメーター
ds-file-name
デフォルトの IMSMESGQ.dat の代わりに使用するデータ ストア ファイル。
max-blocks
データ ストア サイズの制限。64K のブロックの数で指定します。デフォルトは4 です。
buffer-count
割り当てる 64K のバッファーの数。デフォルトは2です。
start-control
起動時の動作を設定するフラグ。
Y リソース定義のコールド スタート。これがデフォルト値です。
S 統計およびリソース状態情報のコールド スタート。
Q データ ストアのコールド スタート (システムのコールド スタート)。
cushion-size
領域が不足した際に適切に対処できるように予約しておくクッションのサイズ。0 から 255 の数値を指定します。指定した数値の 32 倍の領域が max-blocks から緊急時用に確保されます。デフォルトは4(実際の値は 128) です。
デフォルト
ES_IMS_MESGQ=;32;2;N;
ES_IMS_MESGQ=IMSMESGQ.dat;4;2;Y;4
説明
注意:
この変数を手動で設定するのは、カスタマー ケアから勧められた場合だけにしてください。
ES_IMS_DISPLAY_NEW
/DISPLAY 出力のタイムスタンプ形式を、z/OS システムの古い MM/DD/YYYY HH:MM:SSスタイルから、現在の YYDDD/HHMMSSスタイルに変更します。
Y
タイムスタンプ出力を、現在の z/OS システム スタイル (YYDDD/HHMMSS) にします。
N
タイムスタンプ出力を、古い z/OS システム スタイル (MM/DD/YYYY HH:MM:SS) にします。これがデフォルト値です。
ES_IMS_MFS_OPT2_LEGACY[1]
MFS 入力タイプ オプション 2 を、MFS 入力タイプ オプション 1 と同じように動作するように構成します。
構文
ES_IMS_MFS_OPT2_LEGACY={Y|N}
パラメーター
Y
従来の MFS 入力タイプ オプション 2 の動作を有効にします。
N
MFS 入力タイプ オプション 2 の動作を、z/OS メインフレーム上の MFS と同じにします。
別のタスクで使用されているデータベース ファイルを開けるようになるまで待機する時間を定義します。
構文
ES_IMS_OPEN_TIMEOUT=wait-time
パラメーター
wait-time
別のタスクが使用しているデータベース ファイルを開こうと再施行するまで IMS が待機する秒数。
デフォルト
ES_IMS_OPEN_TIMEOUT=30
ES_IMS_OTMA_DEST
次の 3 つのタイプのいずれかの宛先を事前定義する記述子のリストを指定します:IMS Connect (IMSCON)、MQ-IMS ブリッジ (MQ)、およびIMS 印刷出口 (NONOTMA).
構文
IMS Connect:
ES_IMS_OTMA_DEST={LTERM-name,IMSCON}[;...]

MQ-IMS ブリッジ:

ES_IMS_OTMA_DEST={LTERM-name,MQ,MQ-queue-manager-name,MQ-queue-name}[;...]

IMS 印刷出口:

IMS_OTMA_DEST={printer-name,NONOTMA,{LU1|LU3}}[;...]
パラメーター
LTERM-name
単一の宛先を表すリテラル値として指定された宛先名、または一連の複数の宛先を表すためにリテラル値の後に 1 つ以上のアスタリスクを付けて指定された宛先名。たとえば、LTERM-nameTERM***の場合、TERM000からTERM999に設定します。この方法により、各宛先を個別に定義せずに済みます。
MQ-queue-manager-name
MQ キュー マネージャーの名前。
MQ-queue-name
MQ キューの名前。
printer-name
プリンター名。
[;...]
複数の宛先記述子のリストはセミコロンで区切ります。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_IMS_PATH
コンパイル済み COBOL アプリケーションの場所。
構文
ES_IMS_PATH=path-name
パラメーター
path-name
コンパイルされた COBOL アプリケーションの場所を示すフル パス。
ES_IMS_PLI_INDIRECT_PCBADDR
PL/I プログラムで PCB アドレス リストを直接アドレス指定から間接アドレス指定に変換するかどうかを指定します。この変数は次のいずれかに設定します。
D
メイン プログラムが PL/I プログラムである場合に、PCB アドレスが直接アドレス指定から間接アドレス指定に変換されます。
Y
PSB 言語が PL/I であれば常にアドレスが変換されます。
N
アドレスが変換されません。
各リソース クラスのデフォルト文字に値が追加された新しい名前の IMS セキュリティ リソース クラスのセットを作成します。
構文
ES_IMS_RCLASS=value
パラメーター
value
最大 7 文字のアルファベット。
デフォルト
設定されていません。新しいリソース クラスは作成されません。
説明
2 つの Enterprise Server システムで同じ ESM Active Directory を使用しており、それぞれに異なるセキュリティを設定する必要がある場合に、このようなカスタム指定のクラスを作成します。

この変数を設定しない場合に作成されるリソース クラスの名前については、「IMS セキュリティのリソース クラス」を参照してください。

ES_IMS_RELEASE
AIBTDLI INQY ENVIRON 呼び出しに返される IMS リリースを指定します。
ES_IMS_REGION
AIBTDLI INQY ENVIRON 呼び出しに返される IMS リージョンを指定できるようにします。
ES_IMS_ROLLBACK
自動バックワード回復を有効にします。デフォルトで有効になっています。
ES_IMS_ROLLFORWARD
フォワード回復ログ処理を有効または無効にします。
構文
ES_IMS_ROLLFORWARD={Y|N}
パラメーター
Y
フォワード回復ログ処理を有効にします。
N
フォワード回復ログ処理を無効にします。
デフォルト
ES_IMS_ROLLFORWARD=N
ES_IMS_SINGLE
単一のユーザーが複数の LU に同時にサインオンできるようにするかどうかを指定します。
構文
ES_IMS_SINGLE={Y|N}
パラメーター
Y
マルチ サインオン機能を無効にします。
N
ES_IMS_SINGLE が N に設定されている場合に、ユーザーが別の LU で現在アクティブになっているサインオンを使用して LU にサインオンしようとすると、IMS Transaction Manager (TM) によって、ES_IMS_LTERM_PREFIX 設定の後に数値を続けて (合計 8 文字) 作成された名前を使用して (詳細については、「IMS_LTERM_PREFIX」を参照)、一時 LTERM がユーザーおよび LU に割り当てられます。一時 LTERM は、ユーザーによって制御される他の LU でのアクティビティに関係なく、ユーザーおよび LU の宛先となります。一時 LTERM によって提供される LU からユーザーが切断すると、LTERM は再利用できるように一時プールに戻されます。

また、ES_IMS_SINGLE が N に設定されている場合、/dis USER all を実行すると、すべてのアクティブな接続を示すユーザーごとのサブリストが返されます。これらの接続は、セッションを通じて維持され、ウォーム スタート時に動的に再作成されます。詳細については、「IMS 制御」を参照してください。

デフォルト
ES_IMS_SINGLE=Y
説明
ES_IMS_SINGLE の使用に関連する KEYPOINT アクティビティはありません。

IMS 機能が有効になっている PAC でエンタープライズ サーバー リージョンが実行されている場合は、IMS に対してシングル サインオンが適用されます。動作を変更する場合は、ES_IMS_SINGLE=N を設定して、同じユーザーが IMS の複数の端末にサインオンできるようにします。

ES_IMS_SPARSE_EXIT_LANG
IMS DB 2 次索引のスパース ルーチンの言語を指定します。
構文
ES_IMS_SPARSE_EXIT_LANG=C
パラメーター
C
IMS DB 2 次索引のスパース ルーチンの言語を COBOL に設定します。
デフォルト
設定されていません。スパース出口は無効になっています。
ES_IMS_SUPPORT
IMS サポートを有効にします。
ES_IMS_TLOG_COMPRESS
バックワード回復 TLOG ファイルを圧縮するかどうかを決定します。
構文
ES_IMS_TLOG_COMPRESS={0|1}
パラメーター
0
バックワード回復 TLOG ファイルの圧縮を無効にします。圧縮されない場合、このファイルにはデータベースの回復に必要な情報のみが含まれます。
1
バックワード回復 TLOG ファイルは圧縮されます。Enterprise Server は情報が古くなった際にファイル内のスペースを解放します。
デフォルト
ES_IMS_TLOG_COMPRESS=1
ES_IMS_TLOG_FLUSH (非推奨)
TLOG およびデータベース バッファをディスクに頻繁にフラッシュするかどうかを決定します。
注意:この環境変数は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。TLOG バッファーをフラッシュするには ES_IMS_DB_TLOG_WRITETHRU を、データベース バッファーをフラッシュするには ES_IMS_DB_COMMIT_FLUSH を使用してください。
ES_IMS_TLOG_FLUSH
ES_IMS_TLOG_FLUSH={0|1}
パラメーター
0
TLOG およびデータベース バッファーをディスクにフラッシュしません。
1
TLOG およびデータベース バッファーからディスクへの頻繁なフラッシュが強制されます。
デフォルト
ES_IMS_TLOG_FLUSH=0
説明
データベース更新の回数、コミットの頻度、その他のコンピューター活動によっては、ES_IMS_TLOG_FLUSH を使用するとパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。
ES_IMS_TLOG_MAXSIZE
IMS DB トランザクション ロギング ファイルの最大サイズを指定します。
構文
ES_IMS_TLOG_MAXSIZE=hex-value
パラメーター
hex-value
トランザクション ログ ファイルの最大サイズをバイト単位で表す 16 進値。
デフォルト
ES_IMS_TLOG_MAXSIZE=h"FFF00000"

(4GB)

ES_IMS_TLOG_PATH
IMS DB トランザクション ロギング (TLOG) ファイルの場所。
構文
ES_IMS_TLOG_PATH=path-name
パラメーター
path-name
TLOG ファイルの保存場所を示すフル パス。
デフォルト
設定されていません。Enterprise Server システム ディレクトリを使用します。
説明
ログ ファイルは、作成した後、移動はできますが名前の変更はできません。データベースを回復する前に、すべてのログ ファイルを ES_IMS_TLOG_PATH で指定したディレクトリに入れる必要があります。
ES_IMS_TLOG_THRESHOLD
IMS DB トランザクション ロギング ファイルのしきい値サイズを設定します。このしきい値に達すると、現在の TLOG ファイルが閉じて、新しい TLOG ファイルが後続のトランザクション用に作成されます。
構文
ES_IMS_TLOG_THRESHOLD=hex-value
パラメーター
hex-value
トランザクション ログ ファイルのしきい値サイズをバイト単位で表す 16 進値。
デフォルト
ES_IMS_TLOG_THRESHOLD=h"7FFFFFFF"

(2GB)

ES_IMSCFG
IMSCONFG.DAT IMS 構成ファイルの場所。
構文
ES_IMSCFG=path-name
パラメーター
path-name
IMSCONFG.DAT ファイルの場所を示すフル パス。
デフォルト
設定されていません。
ES_IMSDAT
IMS DB データ ファイルの場所。
構文
ES_IMSDAT=path-name
パラメーター
path-name
IMS DB データ ファイルを保存するディレクトリのフルパス。
デフォルト
設定されていません。現在の作業ディレクトリを使用します。
ES_IMSLIB through ES_IMSLIB25
ES_IMSLIB は、DBDGEN2.DATDBDGEN2F.DAT、および PSBGEN3.DAT ファイルの場所を指定します。同じ変数に連番を追加して、追加の場所を検索することもできます。
ES_IMSLIB[1...25]=path-name
パラメーター
path-name
DBDGEN2.DATDBDGEN2F.DAT、および PSBGEN3.DAT ファイルの場所を示すフル パス。
デフォルト
設定されていません。現在の作業ディレクトリで .DAT ファイルを検索します。
説明
最大 25 個の場所を指定できます。
ES_IMSLIB=$BASEPATH\ED_SETS\IMSLIB		      /*sets the first location for IMSLIB objects */
ES_IMSLIB2=$BASEPATH \ED_SETS_SYS\IMSLIB  /* sets the next location to search */
ES_IMSLIB3=$BASEPATH \ED_SETS_QA\IMSLIB		 /* and the next */
ES_IMSLIB4=$BASEPATH \ED_SETS_PROD\IMSLIB	/* etc. */
ES_INQFILE_RETURN
カタログ化されたファイルに対するEXEC CICS INQUIRE FILEの動作を変更します。
構文
ES_INQFILE_RETURN={DSN|PCN}
パラメーター
DSN
DSN が返されます。代替ファイルの場合、BASEDSNAME が BASE ファイルの DSNAME になります。
PCN
ファイルが開いている場合、または FCT 修正が実行されている場合は、ファイルの PC 名 (44 文字で切り捨て) が返されます。それ以外の場合は、データセット名が返されます。
デフォルト
ES_INQFILE_RETURN=PCN
ES_JES_BYTES
指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルおよびメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大バイト数。
構文
ES_JES_BYTES=(number[,{WARNING|CANCEL|DUMP}])
パラメーター
number
最大バイト数 (千単位)。範囲は 0 から 99999999 までです。
WARNING
指定された最大バイト数に達した際に警告を発します。
CANCEL
指定された最大バイト数に達した際にジョブをキャンセルします。
DUMP
指定された最大バイト数に達した際にジョブをキャンセルし、メモリの内容をダンプします。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_JES_BYTES=(100,DUMP)

各行は 132 バイトを保持すると想定されるため、ジョブは 100000/132 行で自動的にキャンセルされ、メモリの内容がダンプされます。

ES_JES_CARDS
指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルおよびメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大カード数。
構文
ES_JES_CARDS=(number[,{WARNING|CANCEL|DUMP}])
パラメーター
number
最大カード数。範囲は 0 から 99999999 までです。
WARNING
指定された最大カード数に達した際に警告を発します。
CANCEL
指定された最大カード数に達した際にジョブをキャンセルします。
DUMP
指定された最大カード数に達した際にジョブをキャンセルし、メモリの内容をダンプします。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_JES_CARDS=(30,WARNING)

各カード 25 行を前提にするため、750 行 (25×30) に達すると警告メッセージが発行され、ジョブは続行します。

ES_JES_CONSOLE_MESSAGES
CASMG0001I メッセージをジョブの splmsg.dat リストに格納するかどうかを決定します。
構文
ES_JES_CONSOLE_MESSAGES={Y|N}
パラメーター
Y
CASMG0001I メッセージをジョブの splmsg.dat リストに格納します。
N
CASMG0001I メッセージをジョブの splmsg.dat リストに格納しません。
プロパティ
デフォルト: ES_JES_CONSOLE_MESSAGES=Y
説明
CASMG0001I メッセージは、JCL ジョブで実行されているプログラムが「コンソールへの表示」を実行すると生成されます。これらのメッセージは、他のメッセージとともに、splmsg.dat ファイルに格納されます。ESCWA/ESMAC にジョブ情報が表示されると、これらのメッセージも表示されます。

メッセージは、ジョブあたり 65535 個までに制限されます。その制限を超えると、最後に送信されたメッセージが、splmsg.dat にすでに格納されている最後のメッセージを上書きします。

プログラムから大量のメッセージが出力される場合は、上記の動作を回避する方法があります。メッセージが splmsg.dat に格納されないようにするために、ES_JES_CONSOLE_MESSAGES=N を設定できます。どちらに設定しても、CASMG0001I メッセージは引き続きジョブの JESYSMSG に含まれます。

これをジョブごとに構成できる JOB 文拡張もあります (以下の行を参照)。詳細については、「JOB 文拡張」を参照してください。

//*MFE:%CONSOLE_MSGS=Y|N
ES_JES_DELAY_MEM_ENQ
ファイルが開かれるまで、新しい (以前は存在しなかった) PDS メンバーの排他的エンキューを遅延させるかどうかを決定します。
構文
ES_JES_DELAY_MEM_ENQ={Y|N}
パラメーター
Y
ファイルが開かれるまで、新しい (以前は存在しなかった) PDS メンバーの排他的エンキューを遅延させます。
N
ファイルが開かれるまで、新しい (以前は存在しなかった) PDS メンバーの排他的エンキューを遅延させません。
プロパティ
デフォルト: ES_JES_DELAY_MEM_ENQ=N
説明
PDS メンバーには、ステップ開始時に排他的エンキューが与えられます。

既存の PDS メンバーで使用した場合、プログラムは、ファイルにアクセスしようとして排他的エンキューを取得できないと、コード S213 で異常終了します。

ES_JES_DISABLE_RESTART_FLUSH
特定のエンタープライズ サーバー リージョンの再起動時に、リージョンのジョブをアクティブ キューから完了キューに移動するかどうかを示します。
構文
ES_JES_DISABLE_RESTART_FLUSH={Y|N}
パラメーター
Y
リージョンの再起動時に、リージョンのジョブをアクティブ キューから完了キューに移動します。
N
リージョンの再起動時に、リージョンのジョブをアクティブ キューから完了キューに移動しません。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_JES_ENFORCE_EXPIRE_DATE
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

カタログ化されたデータセットを削除する際に有効期限をチェックし、有効期限が切れている場合はデータセットを削除するかどうかを指定します。

注:有効期限が切れていないデータセットを削除するには、PURGE キーワードを使用します。
構文
ES_JES_ENFORCE_EXPIRE_DATE={Y|N}
パラメーター
Y
有効期限をチェックし、期限切れのデータセットを削除します。
N
有効期限をチェックしません。
プロパティ
デフォルト: ES_JES_ENFORCE_EXPIRE_DATE=Y
ES_JES_FREE_SSTM_SYSOUT
CICS スプール書き込み API を使用して作成した CICS スプール ファイル詳細の格納用として割り当てたメモリを、スプール ファイルが作成された後に解放するかどうかを決定します。

新しいファイルを複数作成する際に、「メモリ不足」エラーが発生するのを防ぐことができます。

注:この変数を設定すると、ファイルのトラック情報も削除されるため、ファイルのステータス (SPOOLED) が SSTM ジョブの JESYSMSG に表示されなくなります。
構文
ES_JES_FREE_SSTM_SYSOUT={Y|N}
パラメーター
Y
各 CICS スプール ファイルの詳細を格納するために割り当てられたメモリを解放します。
N
各 CICS スプール ファイルの詳細を格納するために割り当てられたメモリを解放しません。
ES_JES_HIGHER_SECURITY_LEVEL
SYS1.LNKLIB エントリのリストとの照合に基づいて、ロードされるプログラムを決定します。
構文
ES_JES_HIGHER_SECURITY_LEVEL={0|[1|NONE][2|BASIC][3|WARN][4|ENHANCED]}
パラメーター
0
JES のセキュリティ強化に関しては動作は変更されません。
1|NONE
1またはNONEは値を設定しないことと同等であり、以前のバージョンの Enterprise Server の動作を維持します。値を 1 に設定するか、まったく設定しない場合は、SYS1.LNKLIB エントリが定義されていない場合にエントリの数に関する警告メッセージ (JES000067W) が発行される可能性があり、特定の場所からプログラムがロードされていないことに関するメッセージ (JES000069W) も表示されます。さらに、メッセージ JCLCM0260W および JCLCM0308W も発行される可能性があります。
2|BASIC
レベルがBASICまたは2の場合、プログラムは SYS1.LINKLIB エントリ、STEPLIB、および JOBLIB の場所のリストからロードされます。他の場所にあるプログラムは読み込まれません。動的 PDS からのプログラムのロードも完全に無効になります。
3|WARN
レベルがWARNまたは3の場合、PROGRAM および PHYSFILE セキュリティ クラスに対してチェックが行われます。PHYSFILE チェックは、PHYSFILE リソース クラスが実装されていることを確認するためのものです。これらのチェックが失敗した場合、警告メッセージ (JCLCM0262W、JCLCM0263W、または JCLCM0266W) が発行されます。
4|ENHANCED
レベルがENHANCEDまたは4の場合、同じ PROGRAM および PHYSFILE チェックが行われますが、これらが失敗した場合、ジョブは S913 セキュリティ エラーで異常終了し、該当する失敗を示すメッセージが発行されます。
プロパティ
デフォルト: ES_JES_HIGHER_SECURITY_LEVEL=1
ES_JES_LEVEL
[JES Control] ページのデフォルトの JCL タイプを設定します。
構文
UNIX:
ES_JES_LEVEL={VSE|JES2|JES3}
export ES_JES_LEVEL
Windows:
ES_JES_LEVEL={VSE|JES2|JES3}
パラメーター
VSE
VSE のデフォルトの JCL タイプ。
JES2
JES2 のデフォルトの JCL タイプ。
JES3
JES3 のデフォルトの JCL タイプ。
プロパティ
デフォルト: ES_JES_LEVEL=JES2
ES_JES_LINES
指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルおよびメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大行数。
構文
ES_JES_LINES=(number[,{WARNING|CANCEL|DUMP}])
パラメーター
number
最大行数 (千単位)。範囲は 0 から 99999999 までです。
WARNING
指定された最大行数に達した際に警告を発します。
CANCEL
指定された最大行数に達した際にジョブをキャンセルします。
DUMP
指定された最大行数に達した際にジョブをキャンセルし、メモリの内容をダンプします。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_JES_LINES=(100,CANCEL)
各カード 25 行を前提にするため、750 行 (25×30) に達すると警告メッセージが発行され、ジョブは続行します。出力される行数を 100000 に制限します。制限に達すると、ジョブがキャンセルされます。その結果、「S722 Output limit exceeded」システム異常終了コードが生成されます。
ES_JES_LISTCAT_YMD
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
IDCAMS LISTCAT コマンドで ALL パラメーターを指定した場合に生成される HISTORY レポートで使用される日付形式を決定します。
構文
ES_JES_LISTCAT_YMD={Y|N}
パラメーター
Y
作成日、変更日、および有効期限を YYYYMMDD 形式で表示します。
N
作成日、変更日、および有効期限を YYYY.ddd 形式で表示します。
ES_JES_OUTLIM
ユーザー出口を呼び出し、グローバル制限を処理して、ジョブをキャンセルする前に、特定のデータセットに出力する最大行数。
構文
ES_JES_OUTLIM=(number[,{WARNING|CANCEL|DUMP}])
パラメーター
number
アクションを実行する前の出力行の最大数。範囲は 1 から 16777215 までです。
WARNING
指定された最大出力行数に達した際に警告を発します。
CANCEL
指定された最大出力行数に達した際にジョブをキャンセルします。
DUMP
指定された最大出力行数に達した際にジョブをキャンセルし、メモリの内容をダンプします。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_JES_OUTLIM=5000
次の例では、出力が 5000 行を超えると警告が発行されます。
ES_JES_OUTLIM=(1000,CANCEL)
説明
SYSOUT データセットごとに個別の OUTLIM 値を設定できます。例://SYSPRINT DD SYSOUT=*,OUTLIM=500
ES_JES_PAGES
指定されたアクション (ジョブのキャンセル、ジョブのキャンセルおよびメモリ内容のダンプ、または警告メッセージの発行) を行う前にジョブで出力する最大ページ数。
構文
ES_JES_PAGES=(number[,{WARNING|CANCEL|DUMP}])
パラメーター
number
最大ページ数。範囲は 0 から 99999999 までです。
WARNING
指定された最大ページ数に達した際に警告を発します。
CANCEL
指定された最大ページ数に達した際にジョブをキャンセルします。
DUMP
指定された最大ページ数に達した際にジョブをキャンセルし、メモリの内容をダンプします。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_JES_PAGES=10
各ページ 60 行を前提にするため、600 行 (60×10) を処理すると警告が発行され、ジョブは続行します。
ES_JES_PARM_INIT_LOW
JCL が実行するプログラムに渡されるパラメーター ストリングを LOW-VALUE またはスペースに初期化するかどうかを決定します。
構文
ES_JES_PARM_INIT_LOW={Y|N}
パラメーター
Y
パラメーター ストリングを LOW-VALUE に初期化します。
N
パラメーター ストリングをスペースに初期化します。
プロパティ
デフォルト: ES_JES_PARM_INIT_LOW=N
ES_JES_RESTART
JCL 再起動処理が有効かどうかを決定します。
構文
ES_JES_RESTART={Y|N}
パラメーター
Y
JCL 再起動処理を有効にします。
N
JCL 再起動処理を無効にします。
プロパティ
デフォルト: ES_JES_RESTART=N
ES_JES_SORT_SPOOL_BY
casrdo41 のスプール レコードをソートするために最初に使用する列を指定します。
構文
ES_JES_SORT_SPOOL_BY={JOBNAME|SUBDATE|JOBUSER}
パラメーター
JOBNAME
ジョブ名でソートします。
SUBDATE
サブ日付でソートします。
JOBUSER
ジョブ ユーザーでソートします。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_JES_SPOOL_ORDER
ESMAC を初めて開いた際のスプール リストの表示順序。
構文
UNIX:
ES_JES_SPOOL_ORDER=value
export ES_JES_SPOOL_ORDER
Windows:
ES_JES_SPOOL_ORDER=value
  • 1 - JOBID の降順でリストを表示します。それ以外の値を指定すると、昇順に表示されます。

デフォルト
デフォルトでは、リストは JOBID の昇順で表示されます。
ES_JESYSMSG_OUTPUT
システム メッセージ スプール ファイル (JESYSMSG) のステータスが、Out Hold ではなく Output に設定されます。
構文
Windows:
ES_JESYSMSG_OUTPUT={Y|N}
UNIX:
ES_JESYSMSG_OUTPUT=={Y|N}
export ES_JESYSMSG_OUTPUT
パラメーター
Y
すべてのジョブ メッセージのステータスが Output になります。ただし、物理的または論理的に実際に出力されるのは、ジョブの MSGCLASS がアクティブなプリンターに対して定義されたいずれかの sysout クラスに一致する場合のみです。
N
メッセージが Out Hold に設定されます。
プロパティ
デフォルト: ES_JESYSMSG_OUTPUT=N
ES_JESYSMSG_RESTRICTED
システム メッセージ スプール ファイルのステータスが Output に設定されている場合、クラスに基づいてスプール ファイルを保持します。
構文
ES_JESYSMSG_RESTRICTED={class-name|class-number}[class-name|class-number][...]]
パラメーター
class-name
クラス名。
number
クラスを表す数値。
プロパティ
デフォルト: ES_JESYSMSG_RESTRICTED=N
以下の例では、
ES_JESYSMSG_RESTRICTED=ABC123
クラス A、B、C、1、2、および 3 を指定します。
説明
すべてのジョブ メッセージのステータスが Output になります。ただし、物理的または論理的に出力されるのは、ジョブの MSGCLASS がアクティブなプリンターに対して定義されたいずれかの sysout クラスに一致する場合のみです。
ES_LE370_SUPPORT
CICS アプリケーションにおける言語環境 (LE) のサポートを有効にします。
構文
UNIX:
ES_LE370_SUPPORT=value
export ES_LE370_SUPPORT
Windows:
ES_LE370_SUPPORT=value
  • Y|y LE サポートを有効にします。
デフォルト
デフォルトでは、LE サポートは有効ではありません。
ES_LEGACY_ECI
Enterprise Server が IBM CTG の代わりに Micro Focus ECI を使用する必要があることを示します。
構文
UNIX:
ES_LEGACY_ECI=value
export ES_LEGACY_ECI
Windows:
ES_LEGACY_ECI=value
  • Y|y Micro Focus ECI が使用されます。
デフォルト
デフォルトでは、IBM CTG が使用されます。
ES_LOCKDB

スプール キューやカタログなどのリソースがデータベースにディプロイされるクラスター内のエンタープライズ サーバー リージョンのリソース ロック (ステップ スコープおよびシステム スコープの ENQ) を処理するリージョン データベースを指定します。

構文

UNIX:
ES_LOCKDB=region-db
export ES_LOCKDB
Windows:
SET ES_LOCKDB=region-db

パラメーター

region-db
region-db は、ステップ スコープおよびシステム スコープの ENQ の処理を担うリージョン データベースの名前です。
ES_MAX_CATALOG_LINES
ESMAC カタログ ビューに表示されるエントリの数を制限します。
構文
UNIX:
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
export ES_MAX_CATALOG_LINES
Windows:
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
  • number 表示する行数。最大は 99999 です。
デフォルト
デフォルトは 5000 です。
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
Enterprise Server によって送信される HTTP 応答の最大サイズを指定します。
構文
ES_MAX_HTTP_OUT=value
パラメーター
value
HTTP 応答の最大サイズを表す数値 (バイト単位)。
デフォルト
ES_MAX_HTTP_OUT=
説明
以前のリリースでは、HTTP 応答のサイズは、ESCWA の [ES Control] ページの [HTTP Out] フィールドで制御されていました。

Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。

ES_MEM_STRATEGY
サポートされるメモリ プロセスのタイプを選択します。
注:メモリ ストラテジは memory_strategy ランタイム チューナーによって設定することもできます。
ES_MFASM_SUPPORT
CICS サーバー リージョンの実行時にアセンブラー サポートを有効にします。
構文
UNIX:
ES_MFASM_SUPPORT=value
export ES_MFASM_SUPPORT
Windows:
ES_MFASM_SUPPORT=value
  • Y|y

    CICS サーバー リージョンでアセンブラーがサポートされます。

  • N|n

    CICS サーバー リージョンでアセンブラーがサポートされません。

デフォルト
デフォルトでは、アセンブラー サポートは有効ではありません。
casstart で使用されるサーバー アドレスを指定します (/mパラメーターが指定されていない場合)。
構文
パラメーター
デフォルト
説明
ES_MFSLIB
MFS 生成プログラムによって生成される制御ブロックの場所。
構文
ES_MFSLIB=path-name
パラメーター
path-name
MFS ディレクトリのパス。
デフォルト
Windows:
ES_MFSLIB=%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\etc\ims
UNIX:
ES_MFSLIB=$COBDIR/etc/ims
ES_MOD3650
IMS への正常なサインオン後に表示されるデフォルトの MOD ファイルを置き換えます。詳細については、「ES_DFS3650」を参照してください。
構文
ES_MOD3650=file-name
パラメーター
file-name
置き換えるデフォルトの MOD ファイルの名前。
ES_MQ_1PC
IBM WebSphere MQ スイッチ モジュール ESMQXA が 1 フェーズ コミット モードで動作するかどうかを示します。
注意:
この環境変数を手動で設定するのは、カスタマー ケアから勧められた場合のみとしてください。
構文
ES_MQ_1PC={[Y|y|Yes|T|True]|[N|n|No|F|False}
パラメーター
Y|y|Yes|T|True
ESMQXA スイッチ モジュールは、1 フェーズ コミット モードで動作します。
N|n|No|F|False
ESMQXA スイッチ モジュールは、2 フェーズ コミット モードで動作します。
デフォルト
ES_MQ_1PC=F
ES_MQ_LIB
IBM WebSphere MQ クライアントまたはサーバー ライブラリのパスを含むフル ネームこれは、MQ がデフォルトの場所にインストールされていない場合にのみ必要です。
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
構文
ES_MQ_LIB=path-name/library-name
パラメーター
path-name
ライブラリの場所へのフル パス。
library-name
ライブラリ ファイルの名前。
デフォルト
設定されていません。Enterprise Server は、プラットフォームのデフォルトの場所でライブラリ ファイルを検索します。
説明
AIX 環境では、ライブラリは共有オブジェクト内部のオブジェクトです。次に例を示します。
ES_MQ_LIB="/usr/mqm/lib64/libmqmxa64.a(libmqm64.o)"
ES_MQ_LIB_T
スレッド環境の場合、IBM WebSphere MQ クライアントまたはサーバー ライブラリへのフル パスおよびファイル名。これは、WebSphere MQ がデフォルトの場所にインストールされていない場合にのみ必要です。
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
構文
ES_MQ_LIB_T=path-name/library-name
パラメーター
path-name
スレッド ライブラリの場所へのフル パス。
library-name
スレッド ライブラリ ファイルの名前。
デフォルト
設定されていません。Enterprise Server は、プラットフォームのデフォルトの場所でスレッド ライブラリ ファイルを検索します。
ES_MQ_LIB_XA
IBM WebSphere MQ XA ライブラリへのフル パスおよびファイル名。これは、WebSphere MQ がデフォルトの場所にインストールされていない場合にのみ必要です。
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
構文
ES_MQ_LIB_XA=path-name/library-name
パラメーター
path-name
ライブラリの場所へのフル パス。
library-name
ライブラリ ファイルの名前。
デフォルト
設定されていません。Enterprise Server は、プラットフォームのデフォルトの場所でライブラリ ファイルを検索します。
説明
AIX 環境では、ライブラリは共有オブジェクト内部のオブジェクトです。次に例を示します。
ES_MQ_LIB_XA="/usr/mqm/lib64/libmqmxa64.a(libmqm64.o)"
ES_MQ_LIB_XA_T
IBM WebSphere MQ XA ライブラリへのフル パスおよびファイル名 (スレッド環境向け)。これは、WebSphere MQ がデフォルトの場所にインストールされていない場合にのみ必要です。
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
構文
ES_MQ_LIB_XA_T=path-name/library-name
パラメーター
path-name
スレッド ライブラリの場所へのフル パス。
library-name
スレッド ライブラリ ファイルの名前。
デフォルト
設定されていません。Enterprise Server は、プラットフォームのデフォルトの場所でスレッド ライブラリ ファイルを検索します。
ES_MQ_LISTENER (非推奨)
1 つ以上の MQ リスナーを定義します。
注:ES_MQ_LISTENER は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。ESCWA で MQ リスナーを構成することをお勧めします。詳細については、「[MQ Listeners]」を参照してください。
ES_MQ_LISTENER={queue-manager-name,queue-name,listener-name}
[[,queue-manager-name,queue-name,listener-name][...]]
パラメーター
queue-manager-name,queue-name,listener-name
定義されるリスナーの特性。
デフォルト
設定されていません。ESCWA で定義されている MQ リスナーを使用します。ESCWA で定義されていない場合は、WebSphere MQ リスナーは定義されません。
ES_MQ_XA
2 フェーズ コミット XA スイッチ モジュールに使用する XA 構造のタイプ。
構文
ES_MQ_XA={D|S}
パラメーター
D
動的 XA 構造を使用します。
S
静的 XA 構造を使用します。
デフォルト
ES_MQ_XA=D
ES_OLD_DYN_PDS
動的 PDS メンバーが JCL DD 文で指定されている場合の動作を指定します。

Y以前のデフォルトの動作を有効にします。JCL DD 文で参照されている場合に、動的 PDS の物理ファイルがカタログ化および作成されます。

NJCL ユーティリティまたはユーザー プログラムを使用して作成されている場合にのみ、動的 PDS メンバーの物理ファイルが作成およびカタログ化されます。

デフォルト

デフォルト値はNです。

ES_OLD_SEC_TSTD
セキュリティ リポジトリで宣言されていない TS または TD キューに対してセキュリティが施行されるのを防止します。
構文
UNIX:
ES_OLD_SEC_TSTD=value
export ES_OLD_SEC_TSTD
Windows:
SET ES_OLD_SEC_TSTD=value
  • 任意の値。
デフォルト
デフォルトではセキュリティ リポジトリで宣言されていない TS または TD キューに対してセキュリティが施行されます。
ES_OPEN_CAT_ON_DEMAND
追加のカタログ (MFUSERCAT_NODE を使用して指定) をシステムの起動時に開くか必要な場合にのみ開くかを指定します。
構文
ES_OPEN_CAT_ON_DEMAND={Y|N}
パラメーター
Y
エンタープライズ サーバー リージョンの起動時に、MFUSERCAT_NODE で指定されたカタログを開きません。最初はシステム カタログのみを開き、他のノードは必要になったときに開きます。
N
エンタープライズ サーバー リージョンの起動時に、すべてのノードを開きます。
プロパティ
デフォルト: ES_OPEN_CAT_ON_DEMAND=N
説明
ES_OPEN_CAT_ON_DEMAND=N が設定されている場合、MFUSERCAT_NODE で指定されたノードのいずれかを開く際に問題が発生すると、JES システムは起動しません。
ES_OLD_DYN_PDS
動的 PDS メンバーが JCL DD 文で指定されている場合の動作を指定します。

Y以前のデフォルトの動作を有効にします。JCL DD 文で参照されている場合に、動的 PDS の物理ファイルがカタログ化および作成されます。

NJCL ユーティリティまたはユーザー プログラムを使用して作成されている場合にのみ、動的 PDS メンバーの物理ファイルが作成およびカタログ化されます。

デフォルト

デフォルト値はNです。

ES_OTMA_TIMEOUT
OTMA クライアントが応答を待つ秒数。デフォルト値は 120 です。
構文
UNIX:
ES_OTMA_TIMEOUT=seconds
export ES_OTMA_TIMEOUT
Windows:
SET ES_OTMA_TIMEOUT=seconds
  • seconds - 待機する秒数。最大は 43199 です。
デフォルト
120 秒。
ES_PL1_MFFH_JCL
JCL データ定義にアクセスする Open PL/I プログラムを実行できるようにします。
構文
Windows:
ES_PL1_MFFH_JCL=Y|N
UNIX:
ES_PL1_MFFH_JCL=Y|N
export ES_PL1_MFFH_JCL

YJCL データ定義にアクセスする Open PL/I プログラムを実行できます。

NOpen PL/I プログラムから JCL データ定義にアクセスできません。

デフォルト

デフォルト値はNです。

ES_PRODUCTION
IDE からデバッグ セッションを開始しないようにします。
ES_PROG_PATH
JESYSMSG および SYSLOG のデータセットにプログラムのロード パスを表示するかどうかを決定します。
注:ネイティブ エンタープライズ サーバー リージョンにのみ適用されます。
構文
ES_PROG_PATH={Y|N}
パラメーター
Y
JESYSMSG および SYSLOG のデータセットにプログラムのロード パスを表示します。
N
JESYSMSG および SYSLOG のデータセットにプログラムのロード パスを表示しません。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_RDO_MAX_RESOURCES
Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) または Enterprise Server Monitor and Control (ESMAC) に表示される CICS リソース タイプのレコードの最大数を指定します。
ES_RLS_FILE_SUPPORT
あるプログラムが更新目的で読み取りを行っているためにレコードがロックされている際に、他のプログラムがそのレコードにアクセスできないようにする必要がある場合は、この環境変数を設定して、ロックを保持しているプログラムが完了するまで無効なレコードが返されるのを防止できます。ファイル共有のタイムアウトも、ファイル共有構成ファイルで /t 0 を使用して 0 に設定する必要があります。

構文

UNIX:
ES_RLS_FILE_SUPPORT=value
export ES_RLS_FILE_SUPPORT
Windows:
SET ES_RLS_FILE_SUPPORT=value

  • Y|y - レコードが別のプロセスによってロックされている場合に無効なレコードが返されないようにします。

デフォルト

RLS ファイル サポートはオフです。

TLS 対応の Redis SOR に使用される証明機関ファイルへの絶対パス。
構文
ES_RTLS_CERT_AUTH_FILEPATH=path-name
パラメーター
path-name
TLS 対応の Redis SOR に使用される証明機関ファイルへのフル パス。
デフォルト
TLS 対応の Redis SOR に使用される証明書ファイルへの絶対ファイル パス。
構文
ES_RTLS_CERT_FILEPATH=path-name
パラメーター
path-name
TLS 対応の Redis SOR に使用される証明書ファイルへのフル パス。
デフォルト
設定されていません。
TLS 対応の Redis SOR に使用されるプライベート キー ファイルへの絶対ファイル パス。
構文
ES_RTLS_PRIVATE_KEY_FILEPATH=path-name
パラメーター
path-name
TLS 対応の Redis SOR に使用されるプライベート キー ファイルへのフル パス。
デフォルト
設定されていません。
ES_SAM_ESDS
VSE で再利用可能な ESDS ファイルの OUTPUT を開く際に、DLBL 文で DISP が指定されていない場合にファイルをリセットするかどうかを決定します。
構文
ES_SAM_ESDS={Y|N}
パラメーター
Y
ファイルはリセットされます。
N
ファイルはリセットされません。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_SEP_DORMANT_TIME
一時 SEP 休止時間のオーバーライドを許可します。ステートフル要求の完了時に一時 SEP を自動的に終了するのではなく、サーバー マネージャーで、終了をスケジュールするまでのアイドル時間を使用可能にします。これにより、新しい要求で、新しいインスタンスを起動するのではなく、SEP を再利用できるようになります。この環境変数によって、アイドル時間を制御できます。

構文

UNIX:
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds
export ES_SEP_DORMANT_TIME
Windows:
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds

  • seconds アイドル時間の秒数。

デフォルト

2 秒間のアイドル時間が経過すると、一時 SEP は終了します。

注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_SERVER
デフォルトのサーバー名 (casstart または casstop で -r スイッチを指定していない場合に使用されます)。

構文

UNIX:
ES_SERVER=name
export ES_SERVER
Windows:
ES_SERVER=name

  • name サーバー名。

デフォルト

ESDEMO/ESDEMO64

z/OS の通信マネージャーによって書き込まれる SNA トレースの場所を指定します。
構文
ES_SNATRC_DIR=path-name
パラメーター
path-name
SNA トレースの場所を示すフル パス。
デフォルト
設定されていません。
説明
この環境変数は、SNA トレース ファイルが有効なディレクトリに書き込まれるように、リージョンを起動する前に設定しておく必要があります。

その後、このディレクトリを使用して、SNA 環境変数 SNAMSG および SNATRC を適切な値に設定します。

ES_SSTM_CICS
SSTM CICS 環境の初期化に使用される JCL の場所。
構文
ES_SSTM_CICS=file-location
パラメーター
file-location
SSTM CICS 環境を初期化するために使用する JCL の場所を示すフル パス。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_SSTM_IMS
SSTM IMS 環境の初期化に使用される JCL の場所。
構文
ES_SSTM_IMS=file-location
パラメーター
file-location
SSTM IMS 環境を初期化するために使用する JCL の場所を示すフル パス。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_SSTM_JOB_FLUSH_ACTIVE
リージョンのシャットダウン時に CICS SSTM ジョブをアクティブ キューから削除するかどうかを決定します。
構文
ES_SSTM_JOB_FLUSH_ACTIVE =file-location
パラメーター
Y
CICS SSTM ジョブをアクティブ キューから削除します。
N
CICS SSTM ジョブをアクティブ キューから削除しません。
プロパティ
デフォルト: ES_SSTM_JOB_FLUSH_ACTIVE=N
ES_SURROGATE_JOB_USER
CICS から内部読み取りプログラムを通じて処理するジョブをサブミットする際にユーザー ID をジョブに関連付けます。

構文

UNIX:
ES_SURROGATE_JOB_USER=value
export ES_SURROGATE_JOB_USER
Windows:
ES_SURROGATE_JOB_USER=value
注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。

任意の値 - ES リージョンを起動したユーザー ID がジョブ サブミッションで使用されます。

デフォルト

デフォルトでは、CICS デフォルト ユーザーの CICSUSER、または、ES_USR_DFLT_CICSで指定されたユーザーがジョブ サブミッションで使用されます。

ES_SYSOUT_HOLD
SYSOUT ファイルのステータスを Out Hold に設定するかどうかを決定します。
構文
ES_SYSOUT_HOLD={Y|N}
パラメーター
Y
SYSOUT ファイルのステータスが Out Hold に設定されます。
N
SYSOUT ファイルのステータスは Out Hold に設定されません。
プロパティ
デフォルト: なし
ES_TMC_AGGREGATE
IMS TM データ ストアのパフォーマンス環境を制御します。

構文

UNIX:
ES_TMC_AGGREGATE={[,N|,D]|nnn,Y}
export ES_TMC_AGGREGATE
Windows:
SET ES_TMC_AGGREGATE={[,N|,D]|nnn,Y}

,N
デフォルトの動作を設定します。トランザクションにおける重要時点で、オペレーティング システムのバッファーを物理ディスクに一方的にフラッシュします。起動時にデフォルトで使用される方法は変更されません。ESMAC で動的変更が可能になります。設定後、デフォルト以外のさまざまな設定を動的に変更して、その結果を確認できます。
,D
オペレーティング システム バッファーからディスクへのトランザクション フラッシュを無効にします。これによりメッセージ キューのパフォーマンスは大幅に向上しますが、システムに障害が発生した際に、メッセージ キュー内でトランザクションの整合性を維持できない可能性があります。
注:この設定を使用する場合は、予期しない結果が生じないよう、Administration の [Server > Properties > MSS > IMS > TM > General] タブで次の静的オプションを設定することを強くお勧めします。
  • [Cold start][Everything (queue)] に設定します。
  • [Persist] を選択します。

詳細については、「サーバー インスタンス プロパティ:MSS IMS TM 一般」を参照してください。

nnn,Y
オペレーティング システム バッファーからディスクへの集計トランザクション フラッシュを有効にします。nnn は、さらなるバッファーの積み上げが許可される時間の間隔 (ミリ秒) です。この時間を超えた際にバッファーがフラッシュされます。有効な値は、0から255 までです。

スレッドがトランザクションにおける重要時点に達してフラッシュが要求されると、TM は指定された時間だけ待機してやはりフラッシュを要求する後続のスレッドを累積します。間隔の終わりに、累積されたすべての要求に対してフラッシュが一度実行されるため、オペレーティング システムへのフラッシュ コマンドの発行回数を減らすことでパフォーマンスが改善されることがあります。

注:
  • フラッシュを要求したスレッドは、フラッシュが確定されるまで待つことになります。
  • 通常、SSD 搭載システムなど高パフォーマンスの入出力サブシステムにメッセージ キューがある場合、1または2などの小さい値を使用することで、最高の結果を期待できます。値を10以上に設定しても、パフォーマンスが改善されることはほとんどありません。

デフォルト

,N

ES_TN3270_FORCE_ALT
TN3270 端末エミュレーターの使用時にデフォルト以外の画面サイズを使用できるようにします。

構文

UNIX:
ES_TN2370_FORCE_ALT=value
export ES_TN2370_FORCE_ALT
Windows:
SET ES_TN2370_FORCE_ALT=value

  • 任意の値

デフォルト

デフォルトの画面サイズが使用されます。

ES_TN3270_MODEL_LOG
CEBR トランザクションを使用して表示できる TN32MODL という名前の一時記憶域キューに TN3270 エミュレーターのモデル名を書き込みます。

構文

UNIX:
ES_TN3270_MODEL_LOG=value
export ES_TN3270_MODEL_LOG
Windows:
SET ES_TN3270_MODEL_LOG=value

  • Y|y - モデル名は TSQ TN32MODL に書き込まれます。

デフォルト

モデル名はログ記録されません。

ES_TEST_TRANCLASS
トランザクション クラスのサポートを有効にします。
構文
ES_TEST_TRANCLASS={Y|N}
パラメーター
Y
トランザクション クラスのサポートを有効にします。
N
トランザクション クラスのサポートを有効にしません。
デフォルト
ES_TEST_TRANCLASS=N
説明
Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_TRANCLASS_CWI
CICS Web サービスで、TRANCLASS が有効なリージョンにおける Web 要求の優先順位付けおよび制限を有効にします。
構文
ES_TRANCLASS_CWI={TCPIPSERVICE|URIMAP}
パラメーター
TCPIPSERVICE
TCPIPSERVICE トランザクションの優先順位付けおよび制限を行います。
URIMAP
URIMAP トランザクションの優先順位付けおよび制限を行います。
デフォルト
ES_TRANCLASS_CWI=TCPIPSERVICE
説明
Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_TRX3650
IMS への正常なサインオン後に実行するデフォルトのトランザクション。詳細については、「ES_DFS3650」を参照してください。
構文
ES_TRX3650=transaction
パラメーター
transaction
実行するデフォルトのトランザクション。
デフォルト
設定されていません。
ES_USR_DFLT_CICS
CICS 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。

構文

UNIX:
ES_USR_DFLT_CICS=user
export ES_USR_DFLT_CICS
Windows:
SET ES_USR_DFLT_CICS=user

  • user - デフォルトのユーザー名。

デフォルト

CICSUSER

注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_USR_DFLT_ESMAC
ESMAC 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。

構文

UNIX:
ES_USR_DFLT_ESMAC=user
export ES_USR_DFLT_ESMAC
Windows:
SET ES_USR_DFLT_ESMAC=user

  • user - デフォルトのユーザー名。

デフォルト

mfuser

注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_USR_DFLT_IMS
IMS 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。
構文
ES_USR_DFLT_IMS=user-id
パラメーター
user-id
デフォルトをオーバーライドするユーザー名。
デフォルト
ES_USR_DFLT_IMS=IMSUSER
説明
Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_USR_DFLT_JES
JES 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。

構文

UNIX:
ES_USR_DFLT_JES=user
export ES_USR_DFLT_JES
Windows:
SET ES_USR_DFLT_JES=user

  • user デフォルトのユーザー名。

デフォルト

JESUSER

注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
クライアントが Web サービスからの応答を待つ時間。有効な値は 0 から 65535 秒までです。
構文
ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT=wait-time
パラメーター
wait-time
クライアントが Web サービスからの応答を待つ時間 (秒単位)。有効な範囲は 0 から 65535 までです。
デフォルト
設定されていません。
ES_XA_%xaname%_OPTIONS
XA 再接続プロセスを反復試行モードで動作するように構成します。
注:ES_XA_RECONNECT=Y とともに設定する必要があります。

必要に応じて、ES_XA_%xaname%_OPTIONS を複数回 (反復試行モードで動作する必要がある RM ごとに 1 回ずつ) 設定します。

構文
ES_XA_%xaname%_OPTIONS={reconnect_attempts,wait-time|EX}
パラメーター
%xaname%
MFDS または ESCWA で指定された RM の名前。
reconnect_attempts
ターゲット RM への再接続を試行する回数。最大値は 9999 です。
wait-time
各試行間の遅延秒数。
EX
ターゲット RM を XA 再接続処理から除外します。
プロパティ
デフォルト: なし
XA 再接続処理で MQPROD への再接続を最大 100 回試行し、各再接続試行の間に 10 秒間待機する場合は、次のように指定します。
ES_XA_MQPROD_OPTIONS=100,10

XA 再接続処理で XA 再接続処理から MQPROD を除外する場合は、次のように指定します。

ES_XA_MQPROD_OPTIONS=EX
ES_XA_ABEND
Oracle スイッチによる xa-start で重大なエラーが返された場合にバッチ以外の SEP を再利用します。
構文
ES_XA_ABEND=RECYCLE
パラメーター
RECYCLE
Oracle スイッチによる xa-start で重大なエラーが返された場合にバッチ以外の SEP を再利用します。
デフォルト
設定されていません。バッチ以外の SEP は再利用されません。
ES_XA_LOG_SUPPRESS
in-doubt XA トランザクションの XA ロギングおよび回復を抑制します。

構文

UNIX:
ES_XA_LOG_SUPPRESS=value
export ES_XA_LOG_SUPPRESS
Windows:
ES_XA_LOG_SUPPRESS=value

  • Y|y - XA ロギングは抑制されます。

デフォルト

デフォルトでは、値は指定されておらず、XA ロギングは抑制されません。

注:Micro Focus では、この環境変数を構成するために、Enterprise Server Common Web Administration (ESCWA) インターフェイスの [Advanced Region Properties] ページを使用することをお勧めしています。詳細については、「Advanced Region Properties」を参照してください。
ES_XA_RECONNECT
XA 再接続プロセスを単一試行モードで動作するように構成します。
構文
Windows:
ES_XA_RECONNECT=Y,wait-time[,retry_count]
UNIX:
ES_XA_RECONNECT=Y,wait-time[,retry_count]
export ES_XA_RECONNECT
パラメーター
Y
再接続プロセスを有効にします。
wait-time
2 フェーズ コミットに失敗した後に XA 回復トランザクションがトリガーされるまでの遅延時間 (秒数) です。この遅延は、同期ポイントのフェーズ 2 で RC 04 が返された場合の XA 回復トランザクションの再スケジュール間隔にも適用されます。最大値は 300 です。
retry_count
XA 回復トランザクションによって実行された XA コミットまたはロールバックで RC-04 が返された場合に回復を再試行する回数です。デフォルトは 5 です。
プロパティ
デフォルト: なし
説明
失敗した場合、次のメッセージがコンソールに送信されます。
CASXO0054W XA recovery error RC=4 on commit in-doubt transaction RM: RM01 RC: 00004 XID: MF_CAS DEMOMYREG 000000***********000010000000** 0000

再試行の最大回数に達すると、次のメッセージがコンソールに送られます。

CASXO0055S XA MAX recovery attempts, manually commit in-doubt transaction RM: RM01 RC: 00004 XID: MF_CAS DEMOMYREG 000000***********000010000000** 0000
ES_XA_RECONNECT=Y,120,4
ES_ZOS_SYSPRINT_DCB
MFJAMS SYSPRINT が IDCAMS SYSPRINT と同じ DCB 属性を持てるようになります。
構文
UNIX:
ES_ZOS_SYSPRINT_DCB=value
export ES_ZOS_SYSPRINT_DCB
Windows:
ES_ZOS_SYSPRINT_DCB=value
  • Y|N - Y に設定すると、MFJAMS SYSPRINT が IDCAMS SYSPRINT と同じ DCB 属性を使用できるようになります。
デフォルト
ES_ZOS_SYSPRINT_DCB=N
ES_EZASOKET_SUPPORT (非推奨)
EZASOKET サポートをオンにします。
注:ES_EZASOKET_SUPPORT は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに、ESCWA を使用して EZASOKET を構成することをお勧めします。
ES_EZASOKET_SUPPORT=Y
パラメーター
Y
EZASOCKET サポートをオンにします。
デフォルト
設定されていません。EZASOCKET はサポートされていません。
説明
パラメーター値では大文字と小文字は区別されません。
EXTFH
呼び出し可能ファイル ハンドラーの構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET EXTFH=filename.cfg
UNIX:
EXTFH=filename.cfg
export EXTFH

パラメーター

filename.cfg 構成ファイルの名前。

Windows:
SET EXTFH=/home/mydir/myconfig.cfg
UNIX:
EXTFH=/home/mydir/myconfig.cfg
export EXTFH

F

FHREDIR
Fileshare クライアントが使用する構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET FHREDIR=filename.cfg
UNIX:
FHREDIR=filename.cfg
export FHREDIR

パラメーター

filename.cfg 構成ファイルの名前。

Windows:
SET FHREDIR=/home/mydir/myconfig.cfg
UNIX:
FHREDIR=/home/mydir/myconfig.cfg
export FHREDIR
FS

Fileshare サーバーが使用する構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET FS=filename.cfg
UNIX:
FS=filename.cfg
export FS

パラメーター

filename.cfg 構成ファイルの名前。

Windows:
SET FS=myconfig.cfg
UNIX:
FS=myconfig.cfg
export FS
FSCOMMS
Fileshare システムがシングル ユーザー モードで実行されることを指定します。

構文

Windows:
SET FSCOMMS="\$local"
UNIX:
FSCOMMS="\$local"
export FSCOMMS

パラメーター

"\$local"Fileshare システムをシングル ユーザー モードで実行します。

G

GDG.RECALL
MFA データ アクセス サービスを使用してメインフレーム GDG にアクセスする際に、HSM アーカイブ済みデータセットの再呼び出しを制御します。
GDG_RESTART_UCC11_ONLY
GDG 再起動情報を書き込む状況を指定します。
構文
Windows: 
			 SET GDG_RESTART_UCC11_ONLY={Y|N}
UNIX: 
			 SET GDG_RESTART_UCC11_ONLY={Y|N}
export GDG_RESTART_UCC11_ONLY
パラメーター
Y
ES_JES_RESTART=Y が設定され、MF_UCC11 が Y、YA、または M に設定されている場合のみ、GDG 再始動情報を書き込みます。
N
MF_UCC11=N が設定されているか MF_UCC11 が設定されていない場合も、GDG 再起動情報を書き込みます(ES_JES_RESTART=Y は設定されている必要があります)。
プロパティ
デフォルト: SET GDG_RESTART_UCC11_ONLY=Y

H

HCOBND (非推奨)
DB2 外部コンパイラ モジュール (ECM) で生成されるバインド ファイルに使用するディレクトリを指定します。
注:HCOBND は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに BIND または BINDDIR コンパイラ指令オプションのいずれかを使用することを推奨します。

構文

Windows:
SET HCOBND=pathname
Windows:
HCOBND=pathname
export HCOBND

パラメーター

pathname DB2 ECM がバインドファイルの格納に使用するディレクトリを指定します。

Windows:
SET HCOBND=d:\mydir\binds
UNIX:
SET HCOBND=/mydir/binds
export HCOBND

説明

DB2 ECM は、この環境変数が設定解除されるか、または別のディレクトリが再設定されるまでは、指定されたディレクトリを使用します。DB2 コンパイラの指令オプション BIND は、この環境変数よりも優先されます。

l

IBM_DBG_LANG
IBM PL/I デバッガーが使用する言語。
ICONN1
IMS Connect エミュレーターのクライアント TCP 接続ステータスを制御します。
IMSCPY
DBDGEN、PSBGEN、および MFSGEN ユーティリティのコピーブック ファイルの場所。
構文
IMSCPY=path-name
パラメーター
path-name
コンパイルされた COBOL アプリケーションの場所を示すフル パス。
ISPPROF
ISPF ダイアログ プロファイルの場所。

J

JAVA_HOME
JDK の場所を指定します。
JCLTEMP_DIR [6]
JCLTEMP ディレクトリに別の場所を指定できるようになります。
構文
JCLTEMP_DIR=path
パラメーター
path
JCLTEMP ディレクトリの場所を示すフル パスまたは相対パス。
デフォルト
設定されていません。MFBSI_DIR で指定されたディレクトリを使用します。
JES_PRINT_SPOOL_MSG
スプール データ セットの出力メッセージ (JES000029I) の処理を指定します。
注:この環境変数は、出力の負荷が高い用途、つまりコンソールへの出力メッセージがシステムのパフォーマンスに影響する用途向けです。
構文
JES_PRINT_SPOOL_MSG={CONSOLE|LOG|SILENT}
パラメーター
CONSOLE
console.log ファイル。
LOG
PRNT_SPL_MSG_YYYY_MM_DD.DAT という名前の特別なログ ファイル。「YYYY_MM_DD」は現在の日付です。このファイルはスプール ファイルと同じディレクトリにあり、毎日新しいファイルが生成されます。
SILENT
メッセージは出力されません。スプール データ セットの監査ログを生成しないため、このオプションを使用する際にはご注意ください。
プロパティ
デフォルト: JES_PRINT_SPOOL_MSG=CONSOLE

L

LANG
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
ロケールを指定します。

構文

LANG=language[_territory[.codepage]]
export LANG
パラメーター
  • language プログラムを実行する際の言語。
  • _(アンダースコア) language と territory の区切り文字 (territory を指定する場合)。
  • territory プログラムを実行する国。
  • (ピリオド) territory および codepage の区切り文字 (codepage を指定する場合)。
  • codepage プログラムに使用する文字セット。

LANG=fr_FR
export LANG
LD_LIBRARY_PATH
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

UNIX システム、cob コマンド、およびランタイム システムで共有ライブラリと呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。デフォルト以外のディレクトリに製品がインストールされている場合は、すべてのプラットフォーム (LIBPATH を使用する AIX を除く) で $COBDIR/lib を含めるようにこの変数を設定する必要があります。また、アプリケーションによって使用される呼び出し可能な共有オブジェクトを含むディレクトリも含める必要があります。デフォルトのディレクトリ (/opt/microfocus/EnterpriseDeveloper) に製品がインストールされている場合は、この変数を設定する必要はありません。

構文

LD_LIBRARY_PATH=pathname[:pathname]...
export LD_LIBRARY_PATH
パラメーター

pathname 1 つのパス、または コロン (:) で区切られた複数のパスのリスト。

説明

指定するディレクトリの 1 つとして、$COBDIR/lib も指定してください。COBDIR 環境変数に関しては、これ以前で説明しています。

この環境変数は、システムの環境変数です。詳細については、ご使用の UNIX オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。

LD_LIBRARY_PATH=$COBDIR/lib:/home/mydir/myapp:$LD_LIBRARY_PATH
export LD_LIBRARY_PATH
LIB
DB2 LIB ディレクトリの場所。
LIBLIST
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
Micro Focus 用に予約されています。Micro Focus テクニカル サポートから指示があった場合にのみ使用してください。
LIBPATH
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
UNIX システム、Cob、およびランタイム システムで共有ライブラリと呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。この変数は、AIX ベースのシステムでのみ使用できます。デフォルト以外のディレクトリに製品がインストールされている場合は、$COBDIR/lib を含めるようにこの変数を設定する必要があります。また、アプリケーションによって使用される呼び出し可能な共有オブジェクトを含むディレクトリも含める必要があります。デフォルトのディレクトリ (/opt/microfocus/EnterpriseDeveloper) に製品がインストールされている場合は、この変数を設定する必要はありません。

構文

LIBPATH=pathname[:pathname]...
export LIBPATH

パラメーター

pathname 共有ライブラリを検索するディレクトリ。

LIBPATH=$COBDIR/lib:/lib:/usr/lib

M

MAINFRAME_FLOATING_POINT
浮動小数点データ項目に使用する形式を指定します。使用可能な形式は IBM 16 進数および IEEE です。

構文

Windows:
SET MAINFRAME_FLOATING_POINT=fpstatus
UNIX:
MAINFRAME_FLOATING_POINT=fpstatus
export MAINFRAME_FLOATING_POINT

パラメーター

fpstatus 浮動小数点データ項目に使用する形式。次のどちらかです。

  • true IBM 16 進形式の浮動小数点データ項目を使用することを指定します。
  • false IEEE 形式の浮動小数点データ項目を使用することを指定します。

MAINFRAME_FLOATING_POINT を「true」以外に設定した場合は、「false」に設定した場合と同じ効果があります。

この環境変数の設定は、NATIVE-FLOATING-POINT 指令によってオーバーライドできます。

MF_ALIAS
プログラム エイリアスを指定します。
注:IEFBR14 以外の任意のプログラムをエイリアス化できます。IEFBR14 は常に IEFBR14 として処理されます。
構文
MF_ALIAS=program-name1 alias1 [program-name2 alias2]...[program-name10 alias10]
パラメーター
program-name1...10
8 文字のプログラム名。
重要:8 文字未満のプログラム名は、後続空白文字を付けて 8 文字の長さにする必要があります。
alias1...10
8 文字のエイリアス。
重要:8 文字未満のエイリアスは、後続空白文字を付けて 8 文字の長さにする必要があります。
説明
program-name/alias の各ペアの長さは 16 文字です (プログラム名に 8 文字、エイリアスに 8 文字)。最大 10 個のペアを指定できます。

program-name/alias のペアは、最初に出現順に検索されるため、組み込みリストをオーバーライドする可能性があります。見つからない場合は、組み込みエイリアス テーブルが検索されます。

MF_ALIAS=IKJEFT1BIDAEFT01MYPROG THEIRPRG
これにより、次のエイリアスが追加されます。
プログラム名 エイリアス
IKJEFT1B IDAEFT01
MYPROG THEIRPRG
MF_AMODE31ONLY
すべてのプログラムが AMODE(31) であることを示します。
MF_CHARSET
システム文字セットを指定します (ASCII または EBCDIC)。
MF_CBLQDA
オプション ファイル (FILE-CONTROL 段落で SELECT OPTIONAL 構文を使用して開かれたファイル) の OPEN I-O 文または OPEN EXTEND 文や、OUTPUT 用に開かれたファイル (オプションかどうかは問わない) を処理する際に、QSAM ファイルを動的に割り当てるかどうかを決定します。指定できる値は OFF および ON です。デフォルトは OFF で、動的割り当てを許可しないように指定します。
これは、CBLQDA 言語環境 (LE) ランタイム オプションのエミュレーションです。
ON に設定した場合に、JCL に含まれている開くファイルの DD 文にスペルミスがあるか、JCL にその文が含まれていないと、OPEN 文の結果として一時ファイルが作成され、プログラムの実行後に削除されます。I-O または EXTEND 用に開かれたオプション ファイルの場合は、戻りコード 05 が返されます。OUTPUT 用に開かれたファイルの場合は、戻りコード 00 が返されます。
この変数は、VSAM アプリケーションまたは JCL ユーティリティ プログラムには影響しません。
注:ESDS ファイルを使用し、この変数を ON に設定しているプログラムでは、FILETYPE が 15 または 16 に設定されていることを確認してください。それ以外の場合、このファイルは変数の影響を受け、QSAM ファイルとして扱われます。
MF_DUPJOBS
名前が重複しているジョブの並列実行を許可するかどうかを指定します。
構文
MF_DUPJOBS={Y|N}
パラメーター
Y
名前が重複しているジョブの並列実行を許可します。
N
名前が重複しているジョブの並列実行を許可しません。
プロパティ
デフォルト: MF_DUPJOBS=N
MF_IKJEFT_KEEP_MAX
IKJEFT01 がステップの COND CODE として、コマンドからの最後の戻りコードを使用するか、実行されたすべてのコマンドの最高の戻りコードを使用するかを決定します。
構文
MF_IKJEFT_KEEP_MAX={Y|N}
パラメーター
Y
IKJEFT01 は、実行されたすべてのコマンドの最高の戻りコードをステップの COND CODE として使用します。
N
IKJEFT01 は、コマンドからの最後の戻りコードをステップの COND CODE として使用します。
プロパティ
デフォルト: MF_IKJEFT_KEEP_MAX=N
MF_FALLTHRUCHECK
GOBACK または STOP RUN の実行によってメイン COBOL プログラムが終了していることを MSS がチェックするかどうかを指定します。
構文
MF_FALLTHRUCHECK={Y|N}
パラメーター
Y
GOBACK または STOP RUN の実行によってメイン COBOL プログラムが終了していることをチェックします。
Y
GOBACK または STOP RUN の実行によってメイン COBOL プログラムが終了していることをチェックしません。
プロパティ
デフォルト: MF_FALLTHRUCHECK=Y
説明
MF_FALLTHRUCHECK を Y に設定して、チェックが失敗した場合、MSS は次のメッセージを発行します。
JCLCM0213S Main pgm xxxxxxxx did not issue GOBACK or STOP RUN.
MF_JES_ABEND_CAF_COMMIT
DSNAL または IKJEFT** 作業単位の終了時にコミットからゼロ以外の戻りコードを受け取った場合の結果を指定します。
構文
UNIX:
MF_JES_ABEND_CAF_COMMIT=value
export MF_JES_ABEND_CAF_COMMIT
Windows:
MF_JES_ABEND_CAF_COMMIT=value

value は、次のいずれかになります。

  • Yes - 異常終了 (S482) が生成されます。

  • No - 異常終了は生成されません。
  • rtn-code - 戻りコードとして使用される数値 (最大 3 桁)。
デフォルト
あり。
MF_JCL_AUDIT
構文
MF_JCL_AUDIT={DLET|DLEJ|DLET,DLEJ}
パラメーター
DLET
ESMAC/CAS ユーティリティがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログ記録します。
DLEJ
JCL ジョブ ステップがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログ記録します。
DLET,DLEJ
ESMAC/CAS ユーティリティまたは JCL ジョブ ステップのいずれかがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログに記録します。
プロパティ
デフォルト: なし
説明
ログに記録される情報は次のとおりです。
  • カタログ エントリを削除したユーザー
  • ユーザーが属するグループ
  • カタログ エントリが ESMAC ユーザーまたは JCL ジョブ ステップのいずれによって削除されたか
  • 削除されたカタログ エントリの名前
  • 標準の削除操作または JCL 削除操作のいずれが実行されたか
SYSLOG に渡される監査イベントの例を次に示します。
mf.jcl 35500 5:5 [timeQuality tzKnown="1" isSynced="0"][origin ip="127.0.0.1" enterpriseID="********.5043" 
software="Micro Focus Auditing" swVersion="API ver 1.2.2 syslog ver 1.0.0"][meta 
sequenceId="88"][MFAuditPropertyList@5043 SYSTEM="AUDIT   "] userid=SYSAD    groupid=SYSADM 
  jobnum=0000000 jobname=ESMAC    dsname=MFI01.ANF.TEST1                         
     member=         api=MVSCATIO apifunc=DLET 
MF_JESPWR_EXIT
MF_JESPWR_EXIT は、JES2 および VSE PWR 文をユーザー出口 MFJESPWR に渡すために使用されます。この環境変数が設定されている場合、JES2 または VSE PWR 文が検出されると、JCL 実行エンジンは出口プログラム MFJESPWR を呼び出します。JCL レコードの内容とジョブおよびジョブ ステップ情報を渡します。製品には、サンプルとして MFJESPWR.cbl が用意されています。
構文
MF_JESPWR_EXIT=Y
従来の COBOL スタイルのオプションを有効にするどうかを指定します。
構文
MF_LE_CBLOPTS={Y|N}
パラメーター
Y
従来の COBOL スタイルのオプションを有効にします。
N
従来の COBOL スタイルのオプションを無効にします。
デフォルト
MF_LE_CBLOPTS=N
説明
無効になっている場合、方言が ENTCOBOL の場合、または言語が COBOL ではない場合は、PARM 構文は次の形式になります。
[run-time-options] [/program-options];

それ以外の場合、構文は次の形式になります。

[program-options] [/run-time-options]
MF_LEX_API [7]
JES 構成で単一の LEX ファイルを使用するか複数の LEX ファイルを使用するかを指定し、必要に応じて JES 構成で LEX ファイルのサブディレクトリを指定できるようにします。
構文
MF_LEX_API={1|2|D}|1D|2D
パラメーター
1
複数の LEX ファイルを使用します。
2
単一の LEX ファイルを使用します。ディスク ベースのアクセスのみになります。
D
ディレクトリを使用して LEX ファイルを格納します。
デフォルト
MF_LEX_API=1
説明
これらの設定をリージョン/PAC で混在させてください。それらはすべて一貫している必要があります。
MF_MFA
検索するデータ セット カタログを指定します。
構文
MF_MFA={ALL|RJSE}
パラメーター
ALL
最初にローカル カタログでデータ セットを検索し、見つからない場合はメインフレームで検索します。
RJSE
ローカル カタログでのみデータ セットを検索します。メインフレームの検索は実行されません。
プロパティ
デフォルト: MF_MFA= ALL
MF_MVSJOB
ジョブの開始および終了の番号を設定します。
構文
MF_MVSJOB=lower value{-|+}upper value
パラメーター
lower value
ジョブの開始番号。0000001 などの 7 桁の数字が含まれます。
+
リージョンが起動するたびに値を新しい値にリセットします。
-
リージョンの初回起動時にのみ値を設定します。
upper value
ジョブ番号の上限値。9999999 などの 7 桁の数字が含まれます。
プロパティ
デフォルト: なし*
* この変数を使用して設定した値が有効でない場合は、デフォルト値の <0001000>{-|+}<0099999> が設定されます。
説明

この環境変数を使用すると、ジョブ番号の上限を 7 桁にできます。上記の <upper value> が 99999 より大きい場合は、6 桁以上のジョブ番号のサポートが有効になります。設定できる最大値は 9999999 です。

ヒント:5 桁のジョブ番号のサポートに戻すには、次のように設定します。
MF_MVSJOB=low number + high number

ここで、high number は 0099999 未満であり、下限値と上限値を区切るために + 記号が使用されていることを確認します。

set MF_MVSJOB=0000010+0000100

ジョブ番号 10 から始まりジョブ番号 100 まで実行されるように値がリセットされます。上限に達すると、次のメッセージが表示されます。

All job numbers in the range 0000010:0000100 are in use

この時点で、スプールからいくつかのジョブを削除する必要があります。削除するには、スプール ハウスキーピング機能を使用します。

MF_MVSP0034_LIMIT
エクスポートされた各カタログ XML ドキュメントのレコード数を指定します。
構文
MF_MVSP0034_LIMIT=limit
パラメーター
limit
1 から 999999 までの 1 桁から 6 桁の数字です。
プロパティ
デフォルト: なし*
* 設定されていない場合、すべてのレコードがカタログ エクスポート XML ファイルに書き込まれます。
MF_NEWSPACE
新規データセットにスペースが必要かどうかを示します。
MF_NODD
割り当てられていないファイルをジョブ ステップが使用する場合に MSS が実行時に行うアクションを指定します。
構文
MF_NODD={A|R}
パラメーター
A
プログラムを異常終了させる
R
ファイル状態 3/5 を返します。
プロパティ
デフォルト: MF_NODD=A
MF_PCRENAME_LAX
カタログ化された名前が変更された場合に、他の場所にある物理ファイルの名前を変更できるようにするかどうかを決定します。
構文
MF_PCRENAME_LAX={Y|N|D}
パラメーター
Y
カタログ化された名前が変更された場合に、他の場所にある物理ファイルの名前を変更できるようにします。
N
MVS データセットの名前が変更されると、関連付けられた物理ファイルは通常、カタログ ファイルの場所のサブディレクトリに保存されている場合にのみ名前が変更されます。
D
新しいディレクトリ構造およびファイル名を作成し、既存のファイルを新しい場所に移動します。
プロパティ
デフォルト: MF_PCRENAME_LAX=N
MF_RCCF
リモート ジョブ ステップ実行 (RJSE) を有効にするか無効にするかを決定します。
構文
MF_RCCF={DELETEJOB|KEEPJOB}
パラメーター
DELETEJOB
RJSE を無効にします。
KEEPJOB
RJSE を有効にします。
プロパティ
デフォルト: MF_RCCF=DELETEJOB
MF_ROOT_CERT
MF Directory Server プロセスおよび任意のクライアント アプリケーションでルート証明書ファイルの値を取得できるようにします。
MF_SMS
IBM Storage Management Subsystem (SMS; 記憶域管理サブシステム) データ クラスのサポートを有効にします。
構文
MF_SMS={ON|OFF}
パラメーター
ON
SMS データ クラスのサポートをオンにします。
OFF
SMS データ クラスのサポートをオフにします。
プロパティ
デフォルト: MF_SMS=OFF
説明
MSS は、SMS データ クラスのエミュレーションのみを提供します。

DATACLAS サポートを有効にするには、MFUSERCAT_NODE=SYSMFE1 の設定に加えて、この変数を ON に設定する必要があります。

MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC
スプール ハウスキーピング プロセスの一部としてアーカイブされたファイルの基本的な場所。ここで、削除前に MVS SPOOL スプール ファイルの内容がアーカイブされます。

構文

Windows:
SET MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC=file-location
UNIX:
MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC=file-location
export MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC

file-location ファイルの場所。

MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN

スプール ハウスキーピングの実行時に、ジョブに関連付けられた MFELX* ファイルも削除するかどうかを決定します。

構文

Windows:
SET MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN=Y|N
UNIX:
MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN=Y|N
export MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN

Y ファイルは削除されます。

N ファイルは削除されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SPOOL_HK_OUTPRT
スプール ハウスキーピングの実行時にステータスが [Output] または [Printed] の完了キューのファイルも削除するかどうかを決定します。

構文

Windows:
SET MF_SPOOL_HK_OUTPRTC=value
UNIX:
MF_SPOOL_HK_OUTPRT=value
export MF_SPOOL_HK_OUTPRTC

Y完了キューのファイルは削除されます。

N完了キューのファイルは削除されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SPOOL_HK_TESTDATE
スプール ハウスキーピングの標準の日付をオーバーライドします。

構文

Windows:
MF_SPOOL_HK_TESTDATE=YYYYMMDD
UNIX:
MF_SPOOL_HK_TESTDATEC=YYYYMMDD
export MF_SPOOL_HK_TESTDATEC

YYYYMMDD標準の日付をオーバーライドする日付。

デフォルト

この変数を設定しなかった場合、スプール ハウスキーピングの標準の日付が使用されます。

MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES
データ セットのアーカイブ時にプロファイル ファイル (.PRO ファイル) を作成するかどうかを決定します。

構文

Windows:
SET MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES=Y|N
UNIX:
MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES=Y|N
export MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES

Yプロファイル ファイルは作成されます。

Nプロファイル ファイルは作成されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SYSLOGDSN
Syslog データセット名。
MF_UCC11
UCC11 (JCL ジョブの再起動機能) のエミュレーションを構成します。
構文
MF_UCC11={Y|YA|M|MA|MR|N}
パラメーター
Y
ジョブをDISP=(NEW,CATLG)データセットで実行しても、データ セットがすでにカタログ化されているためにジョブが失敗することはありません。
YA
ジョブをDISP=(NEW,CATLG)データセットで実行しても、データ セットがすでにカタログ化されているためにジョブが失敗することはありません。
M、MA、MR
ジョブを再始動する際に、初期ディスポジションが NEW のデータ セットがあれば、MOD に変更されます。したがって、データがすでに存在する場合は、データ セットに追加されます。
N
MF_UCC11 が設定されていないため、初期ディスポジションが NEW のデータ セットは、そのデータ セットがすでに存在する場合、ジョブの再起動時にエラーとなる可能性があります。
プロパティ
デフォルト: MF_UCC11=N
MF_UCC11_DYNCLEAN
MF_UCC11 が有効な場合、(SVC99 を使用するなどして) 動的に割り当てられたデータセットをジョブの再起動時に削除するかどうかを制御できます。
構文
MF_UCC11_DYNCLEAN={Y|N}
パラメーター
Y
ジョブが再起動されると、動的に割り当てられたデータセットがすべて削除されて置き換えられます。
N
動的に割り当てられたデータセットがジョブの再起動時に削除されなくなります。
プロパティ
デフォルト: MF_UCC11_DYNCLEAN=Y
依存関係
MF_UCC11=Y または YA の場合にのみ有効です。
MF_USESCA5
サーバーがバージョン 5 の Open Service Component Architecture を使用する必要があることを指定します。
  • ON(デフォルト)
  • OFF
MF_USESCA7
MSS が CA7 Scheduler 制御文をエラーとして診断するのではなくコメントとして受け入れるかどうかを決定します。
構文
MF_USESCA7={ON|OFF}
パラメーター
ON
CA7 Scheduler 制御文をコメントとして受け入れます。
OFF
CA7 Scheduler 制御文をエラーとして診断します。
プロパティ
デフォルト: MF_USESCA7=ON
ESMAC によって返される HTTP ヘッダーで使用される文字セットを指定します。
構文
MFACCCGI_CHARSET=iana-string
パラメーター
iana-string
IANA 定義の文字セット文字列。有効な文字列のリストについては、「CBL_CCSID_FROM_IANA」 トピックの「説明」セクションを参照してください。
デフォルト
Windows:
MFACCCGI_CHARSET=windows-1252
UNIX:
MFACCCGI_CHARSET=iso-8859-1
MFALLOC_DEF_VB_PCFILE
カタログで新しい PSVB ファイルを定義するかどうかを決定します。
構文
MFALLOC_DEF_VB_PCFILE={Y|N}
パラメーター
Y
新しい PS VB ファイルは、デフォルト設定が最小長 0、最大長 32760 の VB ファイルとしてカタログで定義されます。
N
新しい PS VB ファイルを作成しません。
プロパティ
デフォルト: MFALLOC_DEF_VB_PCFILE=Y
依存関係
LRECL が設定されていない場合、または 0 (ゼロ) に設定されている場合にのみ有効です。
MFALLOC_LOC
デフォルトで割り当てられたデータ セットの場所。
データベースでホストされるデータ セットの場所の場合は、完全な SQL URL を含める必要があります。例:set MFALLOC_LOC=sql://localhost/JCLTEST?folder=/JCLDEMO/data
MFALLOC_PROP
割り当て時に生成される PC データセット名の規則 (つまり、デフォルトのカタログ PC DSN フォーマット)。
MFAUDIT_LOGS
監査ファイルの場所。
MFCATMNTUE

デフォルト名の MFCATMNTUE にコンパイルされていない場合、MFCATMNT ユーザー出口プログラムの名前を指定します。

構文

MFCATMNTUE=program-name export MFCATMNTUE
Windows:
SET MFCATMNTUE=program-name

program-name デフォルト名の MFCATMNTUE にコンパイルされていない場合、MFCATMNT ユーザー出口プログラムの名前を表します。

デフォルト

MFCATMNTUE=MFCATMNTUE

MFCODESET
使用する変換テーブルを指定します。
  • UNIX プラットフォームの場合 (Micro Focus Enterprise Developer UNIX コンポーネントが必要):以下の事前定義された国別コード。
    重要:EURO コードセットを指定するには、つまり、ユーロ記号 (€) を使用する場合は、下記の該当する国別コードに「E」をプレフィックスとして付けます。国別コードにプレフィックス「E」が付いていない場合は、非ユーロのコードを示します。

    国別コード

    (MFCODESET)

    EBCDIC CCSID 言語
    AUTOMATIC

    AUTO

    オペレーティング システムのデフォルト - CBL_GET_OS_INFO に基づいて国別コードを設定します

    この設定は、Windows プラットフォームにのみ該当します。

    DEFAULT Windows では 0437 (英語 (米国))、日本語版 Windows では 0081 (日本語カタカナ拡張) に設定されます。UNIX では 0437 (英語 (米国)) に設定されます。
    0031 37、1140 オランダ語
    0033 297、1147 フランス語
    0034 284、1145 スペイン語
    0039 280、1144 イタリア語
    0043 273、1141 ドイツ語 (オーストリア)
    0044 285、1146 英語 (イギリス)
    0045 277、1142 デンマーク語
    0046 278、1143 スウェーデン語
    0047 277、1142 ノルウェー語
    0049 273、1141 ドイツ語
    0066 838 タイ語拡張
    0081† 930 (290、300) *日本語カタカナ拡張
    0082 933 (833、834) *韓国語
    0086 13676 (836、837) *簡体字中国語
    0351 37、1140 ポルトガル語
    0358 278、1143 フィンランド語
    0420 420 アラビア語

    以下の「アラビア語サポートに関する考慮事項」を参照してください。

    0437 37、1140 英語 (米国)
    0500 500、1148 国際 (ラテン 1)
    0886 937 (37、835) *繁体字中国語
    0930† 930 (290、300) *日本語カタカナ拡張
    0939† 939 (1027、300) *日本語ラテン拡張
    9122† 9122 (290、300) *日本語カタカナ

    アスタリスク (*) が付いている文字セットは 1 バイト文字と 2 バイト文字混合の変換に対応しています。これらの行の EBCDIC CCSID では、最初に混合バイトの CCSID が示されており、その後に 1 バイトおよび 2 バイトのコード ページ グローバル識別子 (CPGID) がかっこ内に示されています。

    かっこ内のその他の EBCDIC CCSID は、該当の国別コードに対する「非ユーロ、ユーロ」を表しています。

    Windows 上の DBMS サーバーを使用するデータベース アプリケーションの場合は、上の表を使用してください。

    1 バイト文字セットの 819 または 923 を使用して作成された UNIX データベースにアクセスする Windows および UNIX のデータベース アプリケーションの場合は、次の表を使用してください。
    国別コード

    (MFCODESET)

    EBCDIC CCSID 言語
    1140 37、1140 オランダ語、英語 (米国)、ポルトガル語
    1141 273、1141 ドイツ語 (オーストリア)、ドイツ語
    1142 277、1142 デンマーク語、ノルウェー語
    1143 278、1143 スウェーデン語、フィンランド語
    1144 280、1144 イタリア語
    1145 284、1145 スペイン語
    1146 285、1146 英語 (イギリス)
    1147 297、1147 フランス語
    1148 500、1148 国際 (ラテン 1)
  • 2000 から 9999 (9122 を除く) のコードはユーザー定義の変換テーブルに対応します。ユーザー定義テーブルは、Codecomp ユーティリティを使用して作成されます。

Windows プラットフォームの場合:

英国または米国以外の言語設定を使用する場合は、さらに PC の環境設定でコードページを設定する必要があります。

  • [マイ コンピューター] を右クリックします。
  • [プロパティ] を選択します。
  • [システムの詳細設定] をクリックします。
  • [環境変数] をクリックします。
  • [システム環境変数] にある [新規] をクリックします。
  • [変数名] に「MFCODESET」と入力し、[変数値] に「XXXX」と入力します。XXXX は選択したコードページです。
MFCODESET_DBCSDIR
この変数を、アプリケーションが特定の 2 バイト文字セットの ASCII/EBCDIC 変換を実行するために必要なマッピング ファイル (.E2A および .A2E ファイル) セットの場所に設定します。
この変数が設定されていない場合、アプリケーションは製品インストール ディレクトリの etc/codeset サブディレクトリを検索して、組み込みサポートに必要なファイルを見つけます。サポートの対象となるのは、コードセット 81、82、86、886、および 941 です。
ただし、特定のディプロイ済みアプリケーションでは、完全版の Enterprise Server 製品を利用できる必要はないため (JVM COBOL アプリケーションやネイティブの自己完結型アプリケーションなど)、完全版で提供される組み込みの変換サポートは利用できません。このような場合は、アプリケーションと共にマッピング ファイルをディプロイし、実行時にこの変数を使用してファイルを見つける必要があります。これを行うには、必要なコードセットに応じて、.E2A および .A2E ファイルをディプロイするだけで済みます。
MFCSCFG
クライアント/サーバー結合のクライアント プログラムで使用される構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET MFCSCFG=filename
UNIX:
MFCSCFG=filename
export MFCSCFG

パラメーター

filename 構成ファイルの名前。

Windows:
SET MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
UNIX:
MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
export MFCSCFG

説明

MFCSCFG の値は、コマンド ラインで値が定義されている場合はその値によってオーバーライドされます。どちらの方法でもファイル名が指定されていない場合は、デフォルト名の構成ファイル mfclisrv.cfg が現在のディレクトリ内で検索されます。それでもファイルが見つからない場合は、各構成パラメーターのデフォルト値が使用されます。

MFDBFH_CONFIG

データベース サーバー インスタンスおよび関連するデータベースを定義する構成ファイルの場所と名前を指定します。

構文

UNIX:
MFDBFH_CONFIG=value
export MFDBFH_CONFIG
Windows:
SET MFDBFH_CONFIG=value

value は、データベース構成ファイルのフル パスおよびファイル名を表します。

デフォルト

設定されていません。

MFDBFH_GRANT_USER_PERMISSIONS

MFDBFH アクセス用に Oracle データベースを構成する際に作成される型およびプロシージャに対する実行権限を特定のユーザーまたはロールに付与します。

構文

UNIX:
MFDBFH_GRANT_USER_PERMISSIONS=value
export MFDBFH_GRANT_USER_PERMISSIONS
Windows:
MFDBFH_GRANT_USER_PERMISSIONS=value

value は、MFDBFH で作成されたタイプおよびプロシージャに対する実行権限が付与されるユーザーまたはロール (あるいはその両方) のスペース区切りのリストです。

デフォルト

設定されていません。

変数が設定されていない場合は、Oracle のデフォルトの権限が適用され、その型/プロシージャのスキーマ所有者にのみ実行権限が付与されます。

この変数は、MFDBFH で使用される他のデータベース プロバイダーの権限には影響しません。

MFDBFH_RECORD_LOCKING

データベース ファイル ハンドラーが有効な場合に使用するレコード ロックの型を指定します。

構文

UNIX:
MFDBFH_RECORD_LOCKING=table|database
export MFDBFH_RECORD_LOCKING
Windows:
SET MFDBFH_RECORD_LOCKING=table|database

パラメーター

table
ファイルのレコード ロックは別のロック テーブルに保持されます。このロック モードを使用している場合、COBOL ファイル操作のレコード ロックの動作は Fileshare を使用している場合とほぼ同じになります。
database
データベース エンジンのネイティブのレコード ロック メカニズムを使用して、データ ファイルのレコードに対するロックの確立とテストを行います。この方法によりパフォーマンスは向上しますが、ロック動作が従来の COBOL レコード ロックと完全には一致しなくなります。詳細については、「レコード ロック戦略」を参照してください。

デフォルト

MFDBFH_RECORD_LOCKING=table
注:この変数の値が「database」以外に設定されている場合は、このデフォルト値が使用されます。
MFDBFH_SCRIPT_DIR

データベース ファイル ハンドラーが有効な場合に必要なスクリプトおよびストアド プロシージャの場所を指定します。

構文

UNIX:
MFDBFH_SCRIPT_DIR=value
export MFDBFH_SCRIPT_DIR
Windows:
SET MFDBFH_SCRIPT_DIR=value

value 必要なリソースを含むディレクトリへのパスを表します。

デフォルト

value のデフォルト値は、製品インストール ディレクトリの \etc\mfdbfh\scripts サブ ディレクトリです。

MFDBFH_VAULT
シークレット Vault の名前を指定します (製品の secrets.cfg ファイルで定義されている必要があります)。この環境変数が設定されていない場合、MFDBFH は secrets.cfg で定義されているデフォルトの Vault を使用します。

シークレット Vault の詳細については、「Vault 機能」を参照してください。

構文

UNIX:
MFDBFH_VAULT=value
export MFDBFH_VAULT
Windows:
SET MFDBFH_VAULT=value

value は Vault の名前を表します。

デフォルト

設定されていません。

MFCROW_DISABLE
共通指令をオフにして、コンパイラが directives.mf ファイルにある指令を使用しないようにします。
構文
SET MFCROW_DISABLE={Y|N}
パラメーター
Y
コンパイラは directives.mf ファイル内の指令を使用しません。
N
コンパイラは directives.mf ファイル内の指令を使用します (デフォルト)。
SMS サポートを有効にします。
構文
パラメーター
デフォルト
MFEXTMAP
マッパー ファイルの場所。
MFFTP_ASCII_CMD_XLATE

EBCDIC データセットの場合、PUT を使用して EBCDIC から ASCII に変換し、GET を使用して ASCII から EBCDIC に変換します。

構文

MFFTP_ASCII_CMD_XLATE={Y|N}
パラメーター
Y
TYPE A または ASCII サブコマンドも発行された場合、EBCDIC としてカタログ化されたファイルに対して、PUT では EBCDIC から ASCII に変換し、GET では ASCII から EBCDIC に変換します。
N
標準の変換。これがデフォルト値です。

説明

Y に設定する場合は、TYPE A または ASCII サブ コマンドで使用する必要があります。

MFIMS_ACBDUMP_TIMESTAMP
ACB レポートにおける日時スタンプ表示を抑制します。
MFIMS_BMPCHKP
チェックポイント呼び出しに IO 領域が含まれる場合は、その呼び出しに QC を返します。
Mainframe Express 形式の BTS トレーシングを構成します。
構文
パラメーター
デフォルト
説明
MFIMS_DIBSTAT_CODES
EXEC DLI プログラムに返される追加の DIBSTAT 戻りコードを指定します。
MFIMS_DLI_OPT
DL/I 呼び出し最適化フラグを指定します。
MFIMS_DIAG
IMS BTS フォーマット診断トレーシングを有効にします。
MFIMS_FLUSHTRACE
各書き込み後に BTS トレース ファイルをディスクにフラッシュします。
MFIMS_FP_DA
IMS Fastpath DB 削除時にキーチェックを無視します。
MFIMS_LOADMVS
IMS アプリケーション プログラムに対する MVS サポートのロードを無効にします。
MFIMS_PCBCALL
スタンドアロン EXEC DLI プログラムが PCB 呼び出しを発行できるようにします。
MFJ_ALL_STEP_CHECK
この変数を使用して、再起動前の手順を参照する条件を持つ再起動後の手順を実行しないようにします。
構文
MFJ_ALL_STEP_CHECK={Y|N}
パラメーター
Y
再起動前の手順を参照する条件を持つ再起動後の手順を実行しないようにします。
Y
再起動前の手順を参照する条件を持つ再起動後の手順リストを実行します。
プロパティ
デフォルト: MFJ_ALL_STEP_CHECK=N
説明
この製品のデフォルトの動作では、再起動ステップの前のステップでは COND CODES をチェックしません。つまり、再起動ステップの後に、再起動ステップの前のステップを参照する条件を持つステップが実行される可能性があります。これは、リリース 4.0 パッチ アップデート 1 以前のバージョンからの動作の変更であり、これらのバージョンでは、そのようなステップは実行されませんでした。Micro Focus では、ジョブを再起動する前に動作を確認してテストすることをお勧めしています。

この変数を Y に設定すると、再起動ステップの後に、再起動前のステップを参照する条件を持つステップが実行されません。

高度な再開機能の異常終了および条件コード回復オプションを使用している場合、MFJ_ALL_STEP_CHECK の設定はバイパスされます。

MFJ_INPUTDS_ERROR
IEBDG、IEBGENER、IEBCOMPR、および DFSORT エミュレーションと ICETOOL エミュレーションが、欠落している入力ファイルを、存在はしているが中身は空のファイルと見なして処理するかどうかを決定します。
構文
MFJ_INPUTDS_ERROR={Y|N}
パラメーター
Y
欠落している入力ファイルを欠落したものとして扱います。
N
IEBDG、IEBGENER、IEBCOMPR、および DFSORT エミュレーションと ICETOOL エミュレーションが、欠落している入力ファイルを、存在はしているが中身は空のファイルと見なして処理します。
プロパティ
デフォルト: MFJ_INPUTDS_ERROR=Y
MFJ_LEX_LOCATION
JCL 語彙ファイルの保存場所として、別の場所を指定します。JCL 語彙ファイルは、ジョブの解析時に作成され、デフォルトではジョブ ログと同じディレクトリに保存されます。
構文
MFJ_LEX_LOCATION=path
パラメーター
path
JCL 語彙ファイルを格納する別のディレクトリの場所へのフル パス。代替ディレクトリの場所は、ジョブの送信および実行の両方を行うすべてのエンタープライズ サーバー リージョンからアクセスできる必要があります。
プロパティ
デフォルト: なし
MFJFAXIT
ファイル アクション通知を有効にするユーザー出口プログラムを指定します。
構文
MFJFAXIT=path-and-file-name
パラメーター
path-and-file-name
ファイル アクション通知を有効にするユーザー出口プログラムのフル パスおよびファイル名。
プロパティ
デフォルト: なし
説明
このユーザー出口は、JCL ファイルが OUTPUT、IO、または EXTEND で開かれるたびに、あるいは JCL エンジンによってコピーまたは名前変更された場合に JCL エンジンによって呼び出されます。詳細については、「ファイル アクション通知のユーザー出口」を参照してください。
サンプルのユーザー出口プログラム (MFJFAXIT.cbl) が製品に付属しており、これは、製品のインストール ディレクトリ内の src\enterpriseserver\exits サブディレクトリにあります。
MFJ_PTPCH_CODESET
MFJPTPCH が日本語コード セット 9122 と同じ 16 進文字値をチェックして、文字が印刷可能かどうかを判定します。
構文
MFJ_PTPCH_CODESET=EXTJ
パラメーター
EXTJ
MFJPTPCH が日本語コード セット 9122 と同じ 16 進文字値をチェックして、文字が印刷可能かどうかを判定します。
プロパティ
デフォルト: なし
依存関係
9122 以外の拡張日本語コード セットを使用している場合にのみ使用します。
MFJ_REPORT_DATE_CHANGE_2
ジョブの開始時および実行中の日付の変更の日付スタンプを JESYSMSG ジョブ ログに記録するかどうかを決定します。
構文
MFJ_REPORT_DATE_CHANGE={Y|N}
パラメーター
Y
ジョブの開始時および実行中の日付の変更の日付スタンプを JESYSMSG ジョブ ログに記録します。
N
ログ内の日付スタンプをオフにします。
プロパティ
MFJ_REPORT_DATE_CHANGE=Y
MFJ_REPRO_EMPTY
IDCAMS REPRO アクションが元の VSAM ファイルからコピーするかどうかを決定します。
構文
MFJ_REPRO_EMPTY={Y|N}
パラメーター
Y
IDCAMS REPRO アクションが元の VSAM ファイルからコピーできるようにします。結果ファイルは空になります。
N
IDCAMS REPRO アクションが元の VSAM ファイルからコピーできないようにし、実行しようとすると JCLAM0150S エラーが発生するようにします。
プロパティ
デフォルト: MFJ_REPRO_EMPTY=Y
MFJ_STRICT_CASE
カタログ API (および MFCATXML や MVSPCRN などの他のユーティリティ) から MVSCATIO に渡される物理ファイル名について、大文字と小文字が維持されるかどうかを決定します。
構文
Windows:
SET MFJ_STRICT_CASE=Y|N
UNIX:
SET MFJ_STRICT_CASE=Y|N
export MFJ_STRICT_CASE
パラメーター
Y
MVSCATIO は、カタログ API および MFCATXML や MVSPCRN などの他のユーティリティから渡される物理ファイル名について、大文字と小文字を維持します。
N
すべての物理ファイル名が大文字に変換されます。
プロパティ
デフォルト: MFJ_STRICT_CASE=N
MFJSABCODE
MFJSERET=ABEND が有効な際に発行されるアベンド (異常終了) コードを決定します。ソートまたはマージ操作が回復不能なエラーで失敗した場合は、S001 から S063 の範囲内のコードで異常終了します。

構文

Windows:
SET MFJSABCODE=code
UNIX:
MFJSABCODE=code
export MFJSABCODE

パラメーター

code 発行される異常終了コードを表す 1 から 99 の範囲内の 10 進値。

1 から 99 の範囲外の値を指定した場合は、異常終了コード S00D が発行されます。

デフォルト

デフォルトでは、この環境変数は設定されていません。その場合、MFJSERET=ABEND が有効な際は、ソートまたはマージ操作が回復不能なエラーで失敗すると、異常終了 S00D (10 進コード 16) が発行されます。

MFJSABCODE=77

この例では、異常終了コード S04D が発行されます。

MFJSENGINE
MFJSORT ユーティリティがエミュレートするソート エンジンを指定します。
構文
MFJSENGINE={DFSORT|SYNCSORT}
パラメーター
DFSORT
MFJFSORT は DSORT ユーティリティをエミュレートします。
SYNCSORT
MFJFSORT は SYNCSORT ユーティリティをエミュレートします。
プロパティ
デフォルト: MFJSENGINE=DFSORT
MFJSERET
この環境変数が設定されていない場合、失敗した操作およびそのプログラムは回復不能なエラー (戻りコード 16) で終了します。MFJSABCODE も参照してください。

構文

Windows:
SET MFJSERET=ABEND
UNIX:
MFJSERET=ABEND
export MFJSERET

パラメーター

ABEND 操作は異常終了しますが、プログラムは、回復不能なエラー (戻りコード 16) で終了することなく、続行されます。

デフォルト

デフォルトでは、この環境変数は設定されていません。

MFJSSTRICTSORT
次のメインフレーム動作を有効または無効にします。
  • すべての JCL 文には SYSOUT パラメーターが含まれている必要があります。含まれない場合、異常終了します。
  • INREC または OUTREC 処理を通じた値 0 による ZD 番号の変更は、符号値を保持するようになりました。
  • 出力ファイルの LRECL よりも短いレコードは、空白ではなく LOW-VALUE で埋められます。
  • 入力 RECFM は出力 RECFM または OUTFIL RECFM と同一です (FTOV または VTOF/CONVERT が指定されていない限り)。同一でない場合、戻りコード 16 でエラーになります。

構文

Windows:
SET MFJSSTRICTSORT=ON|OFF
UNIX:
MFJSSTRICTSORT=ON|OFF
export MFJSSTRICTSORT

デフォルト

デフォルトは OFF です。

MFJSSTRICTSORT=ON
MFJSTATS

メインフレーム エミュレーションで実行されない COBOL ソートの場合、環境変数 MFJSTATS を ON に設定すると、SORT の統計を含むレポートが作成され SYSOUT に表示されます。以前の SORT のレポート ファイルがすでにある場合は、新しい統計が直前の統計の最後に付加されます。

メインフレーム エミュレーションを使用して COBOL ソートを実行する場合は、JCL 文を変更することで統計レポートを作成できます。

構文

Windows:
SET MFJSTATS=switch
UNIX:
MFJSTATS=switch
export MFJSTATS

パラメーター

switch レポート作成の ON と OFF を切り替えます。デフォルトは OFF です。

MFJSWINDOW

この環境変数は、2 桁の年の値が使用されている場合の 2000 年問題に対応するために使用します。

構文

Windows:
SET MFJSWINDOW=value
UNIX:
MFJSWINDOW=value
export MFJSWINDOW

スライド式世紀ウィンドウを設定するには、0 から 100 のを設定します。たとえば、80 を指定すると、現在 2011 年の場合は 1931 年から 2030 年まで、2012 年の場合は 1932 年から 2031 年までのように世紀ウィンドウが設定されます。

固定式世紀ウィンドウを設定するには、1000 から 3000 のを設定します。たとえば、1973 を指定すると、1973 年から 2072 年までの世紀ウィンドウが設定されます。

デフォルト

DFSORT のエミュレート時にはデフォルトではスライド式の値 80 が使用され、SYNCSORT のエミュレート時には 0 がデフォルト値になります。0 の値は、現在の年から開始する世紀ウィンドウに相当します。

説明

Y2PAST ソート オプションの代わりにこの環境変数を使用できます。

MFJSWINDOW=25
MFLECONFIG

言語環境 (Language Environment;LE) ランタイム オプションの構成ファイルを指定します。

構文

Windows:
SET MFLECONFIG=filename
UNIX:
MFLECONFIG=filename
export MFLECONFIG

パラメーター

filename 使用する LE ランタイム オプションを含むファイルの名前。

MFLOCKING
ロック サポートを有効にします。
MFLOGDIR
クライアント/サーバー結合のログ ファイルが使用するディレクトリを指定します。

構文

Windows:
SET MFLOGDIR=dirname
UNIX:
MFLOGDIR=dirname
export MFLOGDIR

パラメーター

dirname ログ ファイルのディレクトリの名前。

Windows:
SET MFLOGDIR=/home/mydir/logs
UNIX:
MFLOGDIR=/home/mydir/logs
export MFLOGDIR
MFP_RAISEERROR
SUBSCRIPTRANGE または STRINGRANGE が適切なシナリオで、PL/I ランタイム システムが SUBSCRIPTRANGE または STRINGRANGE の代わりに ERROR を発生するようにします。これは以前のバージョンで利用できた動作を模倣します。
構文
MFP_RAISEERROR={STRINGRANGE|SUBSCRIPTRANGE|STRINGRANGE;SUBSCRIPTRANGE}
STRINGRANGE- STRINGRANGE の代わりに ERROR が発生しますがSUBSCRIPTRANGE では発生しません

SUBSCRIPTRANGE- SUBSCRIPTRANGE の代わりに ERROR が発生しますがSTRINGRANGE では発生しません

STRINGRANGE;SUBSCRIPTRANGE- STRINGRANGE および SUBSCRIPTRANGE の代わりに ERROR が発生します

デフォルト
なし。設定されていない場合は、STRINGRANGE および SUBSCRIPTRANGE が発生します。
MFPLI_PRODUCT_DIR
Open PL/I インストールの場所。これは、コンパイルおよびリンクに必要なファイルの検索に使用されます。
MFPRELOAD_USE
MFPRELOAD を呼び出してパフォーマンスを改善します。
MFREXX_CHARSET
16 進文字列を使用する際、または文字列の比較を実施する際に、REXX エンジンが使用する文字セットを指定します。
構文
MFREXX_CHARSET={A|E}
パラメーター
A
ASCII 文字セットを使用します。
E
EBCDIC 文字セットを使用します。
プロパティ
デフォルト: E
MFREXX_LSEQ_RECSIZE_MAX
ゼロのレコード長でカタログ化されている行順編成ファイルの読み取り/書き込み時の REXX EXECIO コマンドに対するレコード長を指定します。
構文
MFREXX_LSEQ_RECSIZE_MAX=rec-length
パラメーター
rec-length
使用するレコード長。指定できる最小値は 255 です。無効な値や 255 未満の値を指定すると、デフォルト値が使用されます。
プロパティ
デフォルト: 255
MFREXX_NO_PROCESS_STDIN
EXECIO コマンドで STDIN の処理を停止するかどうかを決定します。
構文
MFREXX_NO_PROCESS_STDIN={Y|N}
パラメーター
Y
EXECIO コマンドで STDIN が処理されないようにします。
N
EXECIO コマンドで STDIN を処理します。
プロパティ
デフォルト: MFREXX_NO_PROCESS_STDIN=N
MFREXX_NOT
REXX のデフォルト (「¬」) に加えて、NOT 演算子に使用する 1 つ以上の文字を指定します。
構文
MFREXX_NOT=char-spec
パラメーター
char-spec
各演算子を表す 1 つまたは複数の文字。指定した各文字は、デフォルトの演算子に加えて使用されます。各追加文字は、一重引用符または二重引用符で囲んで定義するか、16 進法で定義する必要があります。複数の文字は、スペースまたはカンマで区切ります。
プロパティ
デフォルト: 「¬」
説明
英文字または数字の指定など、追加文字の指定に誤りがあると、この環境変数は無視されます。
MFREXX_OR
REXX のデフォルト (「|」) に加えて、OR 演算子に使用する 1 つ以上の文字を指定します。
構文
MFREXX_OR=char-spec
パラメーター
char-spec
各演算子を表す 1 つまたは複数の文字。指定した各文字は、デフォルトの演算子に加えて使用されます。各追加文字は、一重引用符または二重引用符で囲んで定義するか、16 進法で定義する必要があります。複数の文字は、スペースまたはカンマで区切ります。
プロパティ
デフォルト: 「|」
説明
英文字または数字の指定など、追加文字の指定に誤りがあると、この環境変数は無視されます。
MFRU_NOINHERIT
注:この変数は Windows 環境にのみ該当します。
ランタイム システムの初期化時にプロセスを共有メモリに登録するかどうかを決定します。非常に多くの COBOL プロセスが実行されている場合に共有メモリ セグメントに使用可能なスロットがないと、初期化時に COBRT105 エラーが発生することがあります。この変数を Y または TRUE に設定すると、登録プロセスがスキップされます。ただし、Y に設定した場合、さまざまなランタイム設定 (スイッチ、共有メモリ、コンソール ウィンドウ設定など) が子プロセスに継承されなくなります。

変数が設定されていない場合 (デフォルト)、登録プロセスはスキップされません

構文

SET MFRU_NOINHERIT=Y|TRUE

デフォルトでは、この変数は設定されていません。

MFSUB
SUBI または ASUBI のどちらを使用するかを指定します。
  • SUBI
  • ASUBI
MFSYSCAT
JES システム カタログの場所およびファイル名。
構文
Windows:
SET MFSYSCAT={path\CATALOG.DAT | URL}
UNIX:
export MFSYSCAT={path/CATALOG.DAT | URL}
パラメーター
path
CATALOG.DAT ファイルの場所を示すフル パス。
URL
データベースでホストされるシステム カタログの場合、 CATALOG.DAT ファイルを指す完全な SQL URL。
プロパティ
デフォルト: なし
説明
データベースでホストされるシステム カタログを指定する場合の完全な表記の詳細については、「dbfhdeploy コマンド ライン ユーティリティ」の「data」カテゴリを参照してください。
Windows:
SET MFSYSCAT=C:\MY\CATALOG\FOLDER\CATALOG.DAT
UNIX:
export MFSYSCAT=/MY/CATALOG/FOLDER/CATALOG.DAT
Windows:
SET MFSYSCAT=sql://localhost/JCLTEST/catalog.dat?folder=/JCLDEMO
UNIX:
export MFSYSCAT=sql://localhost/JCLTEST/catalog.dat?folder=/JCLDEMO
MFSYSCATDIR
システム カタログ ディレクトリの場所。
MFTRACE_ANNOTATIONS
トレース ファイルの場所。
MFTRACE_CONFIG
CTF 構成ファイルの場所。
MFTRACE_LOGS
CTF ログ ファイルの場所。
MFTSO_DEBUG
デバッグ メッセージの表示を制御します。
MFUSER
デフォルトのユーザー ID。
MFUSERCAT_BASE_LOC
MFUSERCAT_LOC 内のエントリで、フル パスおよびファイル名ではなく、ユーザー カタログのファイル名のみが指定されている場合は、この環境変数を使用して、これらのカタログの場所を指定します。
構文
MFUSERCAT_BASE_LOC=path-and-file-name
パラメーター
path
MFUSERCAT_LOC 環境変数で指定されたファイルへのフル パス。
プロパティ
デフォルト: なし
依存関係
MFUSERCAT_LOC の値がファイル名のみの場合にのみ有効です。
説明
複数のユーザー カタログ ファイルが同じ場所にある場合、たとえば、C:\USERCATALOGSまたは$$MYFILESHAREにある場合は、この環境変数を使用してその場所を保存します。こうすると、MFUSERCAT_LOC でカタログのファイル名を指定するだけで済みます。
MFUSERCAT_LOC
MFUSERCAT_NODE 値で指定されている値に対応する、各追加カタログの場所および名前を指定します。
構文
MFUSERCAT_LOC=[path]file-name[;[path]file-name]][...]
パラメーター
path
カタログ ファイルへのフル パス。
file-name
カタログ ファイルの名前。
プロパティ
デフォルト: なし
説明
パラメーターは合計 4096 文字に制限されます。

複数のカタログ ファイルが同じ場所にある場合は、環境変数 MFUSERCAT_LOC を使用してその場所を格納できます。こうすると、MFUSERCAT_LOC で各カタログ ファイルのファイル名を指定するだけで済みます。

MFUSERCAT_NODE
追加の SMS カタログ、SPOOL カタログ、およびユーザー カタログを指定します。
構文
MFUSERCAT_NODE=node-name[,node-name][...]
パラメーター
node-name
ユーザー カタログまたは特殊ノード名。
プロパティ
デフォルト: なし
説明
この変数を使用して、追加の SMS カタログ、SPOOL カタログ、およびユーザー カタログを指定します。最大 64 個の追加のカタログを、値をセミコロンで区切って指定できます (詳細については、「複数のカタログのサポート」を参照してください)。各カタログに使用される物理ファイルは、環境変数 MFUSERCAT_LOC に格納されます。

各ノードにはワイルドカードを含めることができます。* (任意の数の文字) または ? (1 文字) をノード指定で使用できます。UNIX 形式の角かっこを使用した表記法 (正規表現機能の一部) を使用して、ノード指定内の特定の箇所で許容される文字のリストを指定することもできます。詳細については、「複数のカタログの使用例」を参照してください。

SMS エンティティ DATACLAS および MGMTCLAS のサポートを有効にするには、MF_SMS=ON の設定に加えて、この変数を設定する必要があります。

MFUSERCAT_NODE のノード名の各項には、MFUSERCAT_LOC で対応する項を設定する必要があります。

ES_OPEN_CAT_ON_DEMAND 変数を使用して、これらのカタログをリージョンの起動時に開くか必要なときにだけ開くかを指定します。

1 つ以上の最小チャネルの名前。
構文
MQSERVER=channel-name/transport-type/{machine-name|ip-address(port-number)}
   [,{machine-name|ip-address}(port-number)][...]]
パラメーター
channel-name
サーバー上で定義されたチャネルの名前。
transport-type
通信プロトコルは次のいずれかになります。
  • TCP
  • LU62
  • NETBIOS
  • SPX
machine-name
サーバー マシンの名前。
ip-address
マシン IP アドレス。
port-number
使用するポートの番号。
デフォルト
説明
MQ を XA リソースとして定義した場合は、この環境変数で使用される値も XA オープン文字列に含める必要があります。詳細については、「WebSphere MQ の XAR」を参照してください。

この環境変数は IBM によって定義されているため、関連する IBM の出版物に詳細が記載されている場合があります。

MQSERVER=CHANNEL3/TCP/QServer(1414)
MQSERVER=CHANNEL1/TCP/10.120.99.999(1414),10.120.98.888(1414)
MULTMFENTMAP
< や & などの特殊文字を同等の HTML エンティティ (たとえば、&lt; や &amp;) に置き換えるかどうかを指定します。

O

OOSW
オブジェクト指向ランタイム スイッチ。

P

PATH
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

ランタイム システムも含むすべての UNIX プログラムで、実行する実行可能プログラムが検索されるディレクトリを指定します。

構文

PATH=pathname[:pathname]...
export PATH

パラメーター

pathname 実行可能プログラムを検索するディレクトリ。

PATH=$COBDIR/bin:$PATH
export PATH
PROCLIB
ON に設定しメインフレームのエミュレーションで実行すると、既存の VSAM ファイルにデータがあるか以前データがそのファイルに書き込まれた場合、またはそのファイル形式がディスク上のファイルとは異なる場合、OUTPUT に対して VSAM ファイルを開くとファイル状態 37 が返されます。この変数のデフォルトは OFF です。

S

SORTCOMPRESS
ソートされる各レコードで圧縮ルーチンを実行するかどうかをシステムに伝えます。

構文

Windows:
SET SORTCOMPRESS=n
UNIX:
SORTCOMPRESS=n
export SORTCOMPRESS

パラメーター

n - 圧縮が有効かどうかを示す整数。0 (ゼロ、デフォルト) は圧縮が有効でないことを示し、正の整数は圧縮が有効であることを示します。圧縮が有効になっていると、ソート レコードのランレングス符号化が考慮されるため、レコードに複数の繰り返し文字が含まれている場合はパフォーマンスが大幅に向上します。

説明

ソートするレコードに、複数の空白文字など、繰り返される単一の文字が多く含まれる場合は、この変数の使用をお勧めします。この変数を使用すると、メモリの使用やソート処理の効率が向上します。

Windows:
SET SORTCOMPRESS=5
UNIX:
SORTCOMPRESS=5
export SORTCOMPRESS
SORTEXITREENTRY
SORTIN データ セットが使い果たした後に E15 ユーザー出口を呼び出すかどうかを決定します。[9]
構文
SORTEXITREENTRY={ON|OFF}
パラメーター
ON
Enterprise Server 内では、SORTIN データ セットが完全に読み取られた後でも、戻りコード 8 が返されるまで、MFJSORT は E15 ユーザー出口プログラムを呼び出し続けます。
OFF
SORTIN データ セットが読み取られると、E15 ユーザー出口プログラムは呼び出されません。
デフォルト
SORTEXITREENTRY=OFF
SORTSCHEME
ソートスキームを有効にします。SORTSPACEと併用すると、パフォーマンスが改善されます。

構文

Windows:
SET SORTSCHEME=1
UNIX:
SORTSCHEME=1
export SORTSCHEME
  • SORTSCHEME=1- これは、この環境変数に対する唯一の有効値です。詳細については、「SORTSPACE」を参照してください。
SORTSPACE
SORT 操作用に内部ワークスペースに割り当てられるメモリの量。これは、さまざまなフォーマットで指定できます。たとえば、64M、2G、および 1000000 を指定して、それぞれ 64 メガバイト、2 ギガバイト、および 1000000 バイトのソート メモリ領域を与えることができます。

構文

Windows:
SET SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
UNIX:
SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
export SORTSPACE

パラメーター

n[K|k|M|m|G|gSORT 操作用に内部ワークスペースに割り当てられるメモリの量。K または k はキロバイト、M または m はメガバイト、G または g はギガバイトを表します。文字なしはバイトを意味します。デフォルトは 1 メガバイトです。

説明

SORTSPACE に大きい値を指定すると通常、ソート速度が向上します。ただし、コンピューターの主メモリ容量を超える値を指定すると、オペレーティング システムが使用可能なメモリを検索しなければならなくなり、パフォーマンスが低下します。

Windows:
SET SORTSPACE=1024K
UNIX:
SORTSPACE=1024K
export SORTSPACE

SORTTEMPSPACE
SORT 操作用の一時ワークスペースに割り当てるメモリの量を指定します。

構文

Windows:
SET SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
UNIX:
SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
export SORTTEMPSPACE

パラメーター

n[K|k|M|m|G|g]SORT 操作用の一時ワークスペースに割り当てられるメモリの量。K または k はキロバイト、M または m はメガバイト、G または g はギガバイトを表します。文字なしはバイトを意味します。割り当てることができるメモリの最小量は 32 メガバイトです。

説明

SORTTEMPSPACE によって、SORT で使用するメモリの割り当てを調整でき、一般にメモリ断片化の影響を受けるシステムのパフォーマンスを向上できます。

Windows:
SET SORTTEMPSPACE=250MB
UNIX:
SORTTEMPSPACE=250MB
export SORTTEMPSPACE
SORTTYPE
ソート タイプを定義します。

構文

Windows:
SET SORTTYPE=2
UNIX:
SORTTYPE=2
export SORTTYPE
  • SORTTYPE=2SORT はファイル ハンドラーの使用を強制されるため、フォーマット変更は extfh.cfg ファイルから取得されます。
  • この変数を未設定にすると、SORT はパフォーマンスを改善するために CBL_ ルーチンを使用してファイルの読み取り/書き込みを試みます。
注:2 はこの環境変数に対する唯一の有効値です。
SPOOL_TIMEOUT
タイムアウトおよび間隔を設定することで、レコード ロックの再試行をより適切に制御できます。
構文
SPOOL_TIMEOUT=timeout:interval
パラメーター
timeout
ロックの再試行を継続する時間 (ミリ秒単位)。この時間を超えると、試行が中止されます。
interval
ロックの再試行を新たに開始するまでの時間 (ミリ秒単位)。
プロパティ
デフォルト: SPOOL_TIMEOUT=500:100
説明
この環境変数を設定して、報告されたレコード ロック メッセージを解決します。ハードウェアのパフォーマンスにもよりますが、特に SSTM ジョブでのエンタープライズ サーバー インスタンスのシャットダウン時にこの状況が発生する可能性があります。
SSTM_WC_REFRESH
SYSOUT または SYSPRINT で SSTM ジョブの書き込みカウントを更新する頻度を指定します。
構文
SSTM_WC_REFRESH={0|value}
パラメーター
0
ファイルが閉じられた場合にのみカウントを更新します。
value
1 から 65535 の値を設定して、カウントを更新する書き込み数を指定します。
プロパティ
デフォルト: なし
説明
0 から 65535 以外の値を指定した場合は、デフォルトで 65535 になります。
STEPLIB
ローダーの入力ロード メンバー .390 ファイルを検索する 1 つ以上のパス。
構文
STEPLIB=path-name[;path-name[...]]
パラメーター
path-name
入力ロード メンバー .390 ファイルを含む場所のフル パス。
説明
.390 ファイルには、SYSLMODが含まれている必要があります。
strictvsam
VSAM ファイルのファイル処理中の厳密なメインフレーム エミュレーションを指定します。

構文:

strictvsam=ON|OFF

パラメーター:

ON
次の場合に、既存の VSAM ファイルが OUTPUT 用に開かれると、ファイル状態 37 が返されます。
  • ファイルにデータがあるか、以前にデータが書き込まれた。
  • ファイルの形式がディスク上のファイルと異なる。
OFF
既存の VSAM ファイルが OUTPUT 用に開かれると、ファイル状態 0 が返され、新しいファイルが作成されます。

プロパティ:

デフォルト: OFF
IDE での相当機能: なし
SYSIN
マクロ入力 .MLC ファイルのパス。
構文
SYSIN=path-name
パラメーター
path-name
マクロ入力 .MLC ファイルが格納されているディレクトリのフル パス。
SYSLIST
アセンブルおよびリンクのリスティング ファイルのパス。
構文
SYSLIST=path-name
パラメーター
path-name
.MAT.PRN.LST ファイルなどのアセンブルおよびリンクのリスティング ファイルが格納されている場所へのフル パス。
SYSWORK
アセンブル、リンク、およびアニメータ/370 作業ファイルのパス。
構文
SYSWORK=path-name
パラメーター
path-name
.BAL.IDF.IDX ファイルなどのアセンブル、リンク、およびアニメータ/370 作業ファイルが格納されている場所へのフル パス。
SYSPUNCH
PUNCH 文のアセンブル出力ファイルのパス。
構文
SYSPUNCH=path-name
パラメーター
path-name
.PCH ファイルを含む、PUNCH 文のアセンブル出力ファイルが格納されている場所のフル パス。
SYSMPC
アセンブル入力プリコンパイル マクロのパス。
構文
SYSMPC=path-name
パラメーター
path-name
.MPC を含むアセンブル入力プリコンパイル マクロが格納されている場所のフル パス。
SYSLIB
アセンブル入力マクロおよびコピー ファイルのパス。
構文
Windows:
SYSLIB=path-name[;path-name[...]]
UNIX:
SYSLIB=path-name[:path-name[...]]
パラメーター
path-name
.MAC.CPY ファイルなどのアセンブル入力マクロおよびコピー ファイルが格納されている場所へのフル パス。
SYSLIN
リンク入力ファイルおよびアセンブル出力ファイルのパス。
構文
SYSLIN=path-name
パラメーター
path-name
リンク入力ファイル (.LIN) およびアセンブル出力ファイル (.OBJ) のパス。
SYSLMOD
リンク出力ロード メンバー ファイル (.390) のパス。
構文
SYSLMOD=path-name
パラメーター
path-name
リンク出力ロード メンバー ファイル (.390) のパス。
SYSPARM
マクロ入力SYSPARM値のパス。
構文
SYSPARM=path-name
パラメーター
path-name
マクロ入力SYSPARM値のパス。

T

TERM
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
使用する端末のタイプを定義します。

構文

TERM=name
export TERM

パラメーター

name Terminfo データベース内の端末名。

TERM=at386
export TERM
TERMINFO
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。

ランタイム システムも含むすべての UNIX プログラムで、UNIX システムの Terminfo データベースが検索されるディレクトリを指定します。

構文

TERMINFO=pathname
export TERMINFO

パラメーター

pathname UNIX システムの Terminfo データベースが置かれているディレクトリの名前。

説明

UNIX システムの Terminfo データベースは、端末を使用する必要があるすべての UNIX アプリケーションで使用されます。COBOL アプリケーションでは、vi のような一般的な UNIX アプリケーションと比べ、より多く、より高度な端末機能が使用されるため、必要な Terminfo の詳細情報も多くなります。端末の機能のうち、端末の初期化時に設定され、ファンクション キーの使用を制御するような機能は一般に、通常の COBOL アプリケーションで必要な機能と矛盾します。このような場合、COBOL で必要とされるその端末情報を、別の Terminfo データベースに格納し、COBTERMINFO を使用して参照できます。

TMPDIR
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
UNIX システムのデフォルトのディレクトリの代わりに、一時ファイルを格納するディレクトリを指定します。

構文

TMPDIR=pathname
export TMPDIR

パラメーター

pathname UNIX アプリケーションの一時作業ファイル用ディレクトリ。一時作業ファイルは、 Cob のような COBOL ユーティリティや、ランタイム システムで、SORT などの文が実行された場合に作成されることがあります。ディレクトリを指定しない場合は、システムのデフォルトのディレクトリが使用されます。

説明

ヒープの作成時、または整列時に、ランタイム システムでデータをディスクにページングする必要がある場合は、この環境変数を使用する必要があります。

TX_MQ_CONVERT
MQ キュー マネージャーの CCSID を上書きする場合に、このコード セットを設定します。この値は、MD-codedcharsetidパラメーターで使用されます。
構文
TX_MQ_CONVERT=codeset[,Force]
パラメーター
コードセット
MQ キュー マネージャーの CCSID を上書きする場合に使用する、対応するコード。詳細については、「CCSID 変換テーブルのインストール」を参照してください。
Force
MQ の変換オプションがアプリケーションで呼び出し時に設定されていない場合でもこのオプションを強制します。
デフォルト
設定されていません。Enterprise Server はキュー マネージャーの CCSID を使用します。
TX_MQ_CONVERT=037

MQ の変換オプションがアプリケーションで呼び出し時に設定されていない場合でもこのオプションを強制するには、コード セットの後に Force を指定します。

TX_MQ_CONVERT=037,Force
TX_MQTRACE
WebSphere MQ 呼び出しの dfh0mqis でトレースを有効にします。
TX_TN3270_FORCE_ALT
TN3270 端末エミュレーターの使用時にデフォルト以外の画面サイズを使用できるようにします。
TXFILEP
Micro Focus VSAM ファイルの場所。ディスク上の場所、またはデータベース内のデータストアの場所を指定できます。データベースでホストされるファイルの場合は、sql://host[/instance]/datastore[?folder=/path] という表記を使用します。詳細については、「The dbfhdeploy Command Line Utility」を参照してください。
TXMAPP
BMS ロード モジュールの場所。
TXRDTP
MSS リソース定義 (RDO) ファイルの場所。
TXTRANP
CICS アプリケーション オブジェクト ファイルの場所。
構文
TXTRANP=path-name
パラメーター
path-name
CICS アプリケーションのオブジェクト ファイルの場所を示すフル パス。
USER
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
デフォルトのユーザー名。

U

USER
制約事項:この環境変数は UNIX 環境にのみ該当します。
デフォルトのユーザー名。
USSCONFIG
この変数を使用して、CICS URIMAP または TCPIPSERVICE リソースの CIPHERS 属性で使用する SSL 暗号スイート仕様ファイルの場所を指します。

これらの CICS リソースの CIPHERS 属性 (USAGE(CLIENT) 用) は、次のいずれかの方法で指定できます。

  • 最大 28 個の 2 桁の暗号スイート コードのリストとして解釈される最大 56 文字の 16 進数の文字列。
  • SSL 暗号スイート仕様ファイルの名前。最大文字数は拡張子を含めて 28 文字です。拡張子は .xml でなければなりません。ファイル名に使用できる文字は、A から Z、a から z、0 から 9、#、-、.、@、_ のみです。
構文
UNIX:
USSCONFIG=/absolute/path/to/cipher/suite/specification/file(s)
export USSCONFIG
Windows:
SET USSCONFIG=/absolute/path/to/cipher/suite/specification/file(s)

V

VSE_STARTUP_CFG
VSE JCL 構成ファイルの場所。
構文
VSE_STARTUP_CFG=config-file
パラメーター
config-file
使用する構成ファイルの完全修飾の場所および名前。
プロパティ
デフォルト: なし

X

XFHLOG
注:この変数は、Windows プラットフォームにのみ該当します。
LOG オプションがアクティブな際にログ ファイルの場所を指定します。

構文:

SET XFHLOG=DEFAULT

パラメーター:

DEFAULT - 現在のディレクトリにログ ファイルを生成します。

説明:

XFHLOG 変数が設定されていない場合、ログ ファイルは C:\ProgramData\Micro Focus\File Handler\[version-number] に作成されます。

ここで、[version-number]Micro Focus 製品のバージョンを表します。

この変数の効果は、LOGFILENAME 構成オプションによってオーバーライドできます。