Micro Focus Server Express
プログラマーズガイド - アプリケーション作成
Micro Focus®
第 3 版
2000 年 11 月
Copyright © 2002 Micro Focus International Limited. All rights reserved.
本書、ならびに使用している固有の商標および商品名は国際著作権法で保護されています。
Micro Focus (以下、「Micro Focus 社」と記する) は、マニュアルの内容が公正かつ正確であるよう万全を期しておりますが、このマニュアルの内容は、予告なしに随時変更されることがあります。
このマニュアルに述べられているソフトウェアはライセンス契約に基づいて提供され、その使用および複写は、ライセンス契約に基づいてのみ許可されます。特に、Micro Focus 社製品のいかなる用途への適合性も明示的に本契約から除外されており、Micro Focus 社はいかなる必然的損害に対してもいっさい責任を負いません。
Micro Focus® および Animator® は、Micro Focus の登録商標で、Fileshare、Micro Focus、Micro Focus COBOL、Micro Focus COBOL/2、Object COBOL、および Server Express は Micro Focus の商標です。
IBM®、AIX®、OS/2®、および PC® は、International Business Machines Corp. の登録商標です。
Intel® は、Intel Corp. の登録商標です。
Microsoft® は、Microsoft Corp. の登録商標で、Windows は Microsoft Corp. の商標です。
Open Software Foundation は、Open Software Foundation の商標です。
RM/COBOL® および Ryan-McFarland® は、Ryan-McFarland Corp. の登録商標です。
SCO は、The Santa Cruz Operation, Inc. の商標です。
UNIX® および X/Open® は、X/Open Company Limited の登録商標です。
Copyright© 1999-2001 Micro Focus.
All Rights Reserved.
序文
この『プログラマーズガイド』は、Micro Focus COBOL システムの特定分野の全容を網羅しています。
このマニュアルは、他のマニュアルでカバーされていない、汎用的なプログラミング手法を説明しています。ここで説明する内容は、より良いアプリケーションを開発するために活用できます。具体的には、アプリケーションの移植性や他の開発言語とのインターフェイスについて説明しています。
対象読者
マニュアルを十分に活用するには、使用しているオペレーティングシステム向けの COBOL 開発環境に通じている必要があります。また、他のマニュアルに進む前に、Server
Express システム付属の『入門書』に必ず目を通し、さらに『Server
Express ユーザガイド』で説明されている
COBOL アプリケーションの開発サイクルをしっかりと把握してください。
マニュアルの表記規則は次のとおりです。
- Enter は Enter キーを押す操作、またはその操作によって入力される改行コードを表します。ただし、コマンド例では末尾で例外なく Enter キーを押すことになるため、Enter キーの表記は省略しています。
- 16 進数は二重引用符 (") で囲み、直前に x または h を付けています。x はその 16 進数が文字列であること、h は数値であることを示します。
- COMP-X と COMP-5 には、PIC 99 のかわりに PIC X を使用しています。PIC 99 とは異なり、PIC X では当該項目のデータ長が示されるため、指定バイト長の 2 進項目を定義する COMP-X の使用箇所を、より確実に明示できるからです。
コマンド行の表記規則は次のとおりです。
- 斜体 - ユーザが適切な名前や値に置き換えて入力すべき部分です。
- 標準書体 - 記載されているとおりに入力すべき部分です。大文字と小文字も、記載どおりに区別して入力する必要があります。
- 角かっこ ([ ]) - このかっこで囲まれた項目はオプションであり、省略可能です。
- 大かっこ ({ }) - かっこ内に列挙された項目のいずれか 1 つを選択して指定します。かっこ内の項目が 1 つのみの場合は、後続の省略記号と併せ、その項目の繰り返しを意味します。
- 省略記号 (...) - 角かっこ ([ ]) または中かっこ ({ }) の直後に使用され、かっこ内の項目の繰り返しを意味します。繰り返しの回数は、特に指定されていなければ任意です。なお、角かっこと省略記号の組み合わせの場合には、当該項目の指定自体を省略することも可能です。
- ページの幅に収まらない長いコマンド行は 2 行以上に分けて記載されます。そのようなコマンド行の 2 行め以降には、先頭にインデントが挿入されています。
- 本文中では、UNIX の特定プラットフォームのみに該当する情報の参照先として、『Readme』に言及することがあります。
- コマンド行の入力例と構文は、すべて Bourne シェル用です。他のシェルで使用する場合には、UNIX のマニュアルを参考にして構文の変更などを行ってください。
- 環境変数を含むコマンド行の入力例で、明示的に変数を宣言していない場合、該当する変数は宣言済みとみなします。
- UNIX のプラットフォームによっては、ファンクションキーを使用する一部のキー操作が利用できなかったり、Alt や Ctrl に該当するキーが存在しないことがあります。マニュアルに記載しているキーと使用環境におけるキー割り当ての対応については、『Server Express ユーザガイド』の『UNIX のキー割り当て一覧』を参照してください。
- Micro Focus ソフトウェアのコマンド行インターフェイス (CUI) では、各メニューに [F1=Help] 項目が表示されます。この項目を選択すると、表示中のメニューに関するオンラインヘルプが表示されます。マニュアルの中では、この項目には言及していません。
- 実際に画面表示される内容の一部 (バージョン番号など) がマニュアルの図と一致しない場合もありますが、ソフトウェアの操作にはまったく影響はありません。