Micro Focus COBOL™

Fileshare ユーザガイド

Micro Focus™

第 4d 版
2000 年 8月

Micro Focus は、このマニュアルの内容が公正かつ正確であるよう万全を期しておりますが、 このマニュアルの内容は予告なしに随時変更されることがあります。

このマニュアルに述べられているソフトウェアはライセンスに基づいて提供され、その使用および複写は、ライセンス契約に基づいてのみ許可されます。特に、Micro Focus 社製品のいかなる用途への適合性も明示的に本契約から除外されており、Micro Focus はいかなる必然的損害に対しても一切責任を負いません。

Micro Focus® は登録商標です。CCI™、Fileshare™、Mainframe Express™、Micro Focus™、Server Express™、NetExpress™ および Micro Focus COBOL™ は Micro Focus の商標です。

Microsoft®、Windows®, および Windows for Workgroups® は Microsoft Corporation の登録商標です。

Visual Basic™ および Windows NT™ は、Microsoft Corporation の商標です。

IBM® は International Business Machines Corporation の登録商標です。

UNIX® は X/Open Company Limited の登録商標です。

Copyright© 2001 Micro Focus
All Rights Reserved

序文

Fileshare は、多数のユーザがネットワークを通じて同時にアクセスするデータファイルを効率よく処理できるように設計されたクライアント/サーバシステムです。

また、Fileshare はトランザクション処理やロールフォワードリカバリログ処理など、基本 COBOL ファイルハンドラにはない機能を備えています。

対象読者

Net Express
Server Express

本書は、NetExpress または Server Expressで Fileshare の次の機能を使用して COBOL アプリケーションプログラムを作成する方を対象としています。

• データファイルに対するネットワーク全体からの効率的な同時アクセス

• トランザクション処理

• ロールフォワードリカバリ

Mainframe Express

Fileshare は、Mainframe Express のコンポーネントで使用するためだけに Mainframe Express に供給されています。Fileshare を使用するためにこれらのコンポーネントを設定する際に問題がある場合は、このガイドを参照してください。Fileshare アプリケーションの作成は Mainframe Express ではサポートされていません。これらのアプリケーションを作成するには、Micro Focus NetExpress を使用してください。NetExpress の詳細については、当社営業担当に問い合わせてください。

表記規則

このユーザガイドでは次の書体や規則が使用されています。

• ユーザが入力するテキストは、次のように表記します。

  cat script_name | more

  斜体テキストは、コマンドの一部として入力する変数を表します。

• コマンド行やコード例で省略可能なテキストは、角かっこ ([ ]) で囲みます。次の式は、省略可能な単語、 NOT を使用しない場合は column_name LIKE pattern_value 、NOTを使用する場合は column_name NOT LIKE pattern_value となります。

  column_name [NOT] LIKE pattern_value

• 特定のモデルやオペレーティングシステムのみに適用される項や段落については、段落の直前に太字斜体の項目名を記載します。たとえば、次のようになります。

  UNIX
  この段落は UNIX システムにのみ適用されます。

• 本書の例は Windows システム および UNIX システムの両方を対象としています。Windows のコマンドのオプションはスラッシュ (/) で、UNIX のコマンドのオプションはハイフン (-) で始まっています。

  Windows のファイル名規則を使用している例を、UNIX システムで使用する場合は UNIX のファイル名規則を使用してください。