任意の WSDL ファイルから、サービス インターフェイス機能を使用するかまたは他の方法を使用して、COBOL クライアント コンソール アプリケーションを生成できます。WSDL からは次のファイルが生成されます。
- wsdlFileName-app.cbl - メイン COBOL プログラム
- wsdlFileName-proxy.cbl - メイン COBOL プログラムによって呼び出されるプロキシ COBOL プログラム
- wsdlFileName-copy.cpy - 作業場所の定義を含んでいるコピーブック
- wsdlFileName.cvt - データ項目とエントリ ポイントを含んでいる XML フォーマットのファイル
- wsdlFileName.svi - サービス インターフェイス機能を使用して定義を追加できるサービス インターフェイス ファイル
Visual Studio IDE からの生成
[Generate Client from WSDL] 機能は、Visual Studio IDE から使用できます。
クライアントを生成する前に、オプションで、バインドされていないストリングに使用するデフォルトの文字列の長さと、バインドされていない配列に使用するデフォルトの配列サイズを変更できます。この変更は、[
Tools >
Micro Focus COBOL Tools >
Generate Client from WSDL] の [Visual Studio Options] ダイアログ ボックスから実行できます。設定済みのデフォルトは次のとおりです。
デフォルトの文字列の長さ:
|
256
|
デフォルトの配列サイズ:
|
256
|
Visual Studio では、クライアントの生成時にソリューションを開いている場合は、生成したクライアント ファイルはその開いているソリューションに保存されます。ただし、アクティブなソリューションを開いていないときに Visual Studio からクライアントを生成すると、生成したファイルは %USERPROFILE%\documents\Visual Studio nnnn\Projects\wsdlFileName\wsdlFileNameConsoleApp ディレクトリに書き込まれます。
WSDL ファイルからクライアントを生成するには、[Tools > Micro Focus COBOL Tools > Generate Client from WSDL] をクリックし、WSDL ファイル名を指定します。
imtkmake コマンドによる生成
このコマンドの詳細な使用方法については、『imtkmake command』のトピックを参照してください。