HCOSS ツールセット

HCOSS ツールセットには、次が含まれています。

Manage Connections ツール

メインフレームの DB2 データベースと、ローカルまたはローカル エリア ネットワークからリモートで実行する SQL Server データベースに接続できます。

Database Migration ツール

Extract Schema

DB2 データベース スキーマ オブジェクトをダウンロードし、スキーマ構造を表す XML スキーマ ファイルを作成します。

Assess Data Migration

抽出されたスキーマの情報の編集可能なレポートを作成します。

Define Lists

Extract Schema ツールを使用して作成した XML スキーマ ファイルを読み込みます。SQL Server データベースに転送するデータベース オブジェクトのリストが作成できるようになります。

Generate DDL

XML スキーマ ファイルと選択されたデータベース オブジェクトのリストの両方を読み込み、その情報を SQL Server DDL スクリプトに変換します。

Transfer Data

SSIS パッケージをビルド、実行し、指定されたデータベース オブジェクトを SQL Server データベースに移行します。

Compare Data

新たにインポートされたデータを元データと比較することでその妥当性を検証します。

Application Migration ツール

アプリケーション移行の評価

DB2 プログラムに含まれる EXEC SQL 文およびコピーブック コードやフラグ文を分析します。これらは、HCOSS を使用する場合もしない場合も、異なる移行シナリオで SQL Server に移行するとき、問題の原因になる可能性があります。

Manage Packages and Plans

DBRM メンバー、パッケージ、プランの COBOL プログラムへのバインドと、パッケージとプランの解放を可能にするスクリプトを作成、編集します。

アプリケーション データベースのサポート

HCOSS では、SQL Server 関数とメタデータ テーブルも備えており、SQL Server データベースでのメインフレームのエミュレーションがサポートされます。詳細については、「アプリケーション データベースのサポート」を参照してください。

Customization ツール

Customize Type Mappings

SQL データベースのデフォルトのタイプ マッピングを表示または変更します。

Customize SQL Name Mappings

デフォルトの SQL 名マッピングを表示または変更したり、追加の SQL 名マッピングを定義したりできます。

Customize SQLCode Mappings

デフォルトの OpenESQL SQLCode とそれらに対応し SQL データベースに保存される DB2 SQLCode および DB2 SQLState を表示または変更します。