ここでは、このチュートリアルで使用するエンタープライズ サーバー インスタンスの ESSOAP を作成および構成する手順について説明します。
制限事項:本トピックは、Windows 環境 (ローカル開発) にのみ該当します。
Web Services のサービス インターフェイスを正しくディプロイおよび実行 (デバッグ) するには、Enterprise Server でエンタープライズ サーバー インスタンスが起動している必要があります。これらのチュートリアルのために、ESSOAP エンタープライズ サーバー インスタンスを作成および構成します。
ESSOAP の作成
本セクションでは、ESSOAP エンタープライズ サーバー インスタンスを、Enterprise Server のサーバー エクスプローラーから作成します。
- サーバー エクスプローラーがロードされていない場合は、[] をクリックして、[OK] をクリックします。
- サーバー エクスプローラーで [Local [localhost:86]] を右クリックし、[New > Enterprise Server] をクリックします。
- [Name] フィールドにESSOAPと入力します。
- [Template] フィールドに関連付けられた [Browse] ボタンをクリックします。
Enterprise Server テンプレートのデフォルトの場所は、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\etc\ServerTemplates です。
- [Template] フィールドにパスと ESTemplate.xml ファイルが表示されない場合は、Enterprise Server テンプレートのデフォルトの場所を参照し、ESTemplate.xml をダブルクリックして選択します。
- [完了] をクリックします。
Enterprise Server を起動します。
- サーバー エクスプローラーで [Local [localhost:86]] を右クリックし、[Open Administration Page] をクリックします。
Visual COBOL のウィンドウで Enterprise Server Administration が起動して、ホーム ページが表示されます。
ディプロイ ディレクトリの構成
注:Enterprise Server によって使用されるデフォルトのディプロイ ディレクトリは、Visual COBOL のインストール ディレクトリのサブフォルダーです。Visual COBOL のインストール ディレクトリ構造に対する管理者権限がある場合や、Visual COBOL を [管理者として実行] を使用して起動した場合は、この手順を実行する必要はありません。それ以外の場合は、この手順を実行して、代替ディプロイ ディレクトリを作成および構成する必要があります。
- deploy フォルダーの作成
- 管理者権限がないと、Visual COBOL のデフォルトのディプロイ ディレクトリから Enterprise Server にディプロイすることはできません。確実にディプロイできるように、ProgramSOAP プロジェクトに deploy フォルダーを作成します。
- Team Developer Tree View でプロジェクトを右クリックし、コンテキスト メニューで [] を選択します。
- [Folder name] フィールドにdeployと入力し、[完了] をクリックします。
- .mfdeploy ファイルのインポート
- 新しい deploy フォルダーには、.mfdeploy 構成ファイルが含まれている必要があります。Team Developer Tree View からファイルをインポートします。
- Team Developer Tree View で [deploy] フォルダーを右クリックし、コンテキスト メニューで [Import] を選択します。
- [General] を展開し、[FileSystem] をダブルクリックします。
- [From directory] フィールドに対応する [Browse] ボタンをクリックし、次の場所に移動します。
InstallDir\deploy
ここで InstallDir は、Visual COBOL のインストール ディレクトリです。デフォルトは、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL です。
- [OK] をクリックします。
- 右側のペインで [.mfdeploy] をオンにします。
- [Finish] をクリックして、このファイルをプロジェクトにインポートします。
- ディプロイ ディレクトリの定義
- 次に、新しい deploy プロジェクト フォルダーをディプロイ ディレクトリとして定義して、ESSOAP インスタンスを構成する必要があります。
- Enterprise Server Administration ホーム ページで、エンタープライズ サーバー インスタンスの [Communications Processes] 列で、[Listeners] に対応する [Details] ボタンをクリックします。
- [Listeners] タブをクリックします。
- [Web] というリスナーの行で、[Edit] をクリックします。
- [Configuration Information] フィールドまでスクロールします。フィールド内で該当するコードが見つかるまで下にスクロールし、
uploads=<ES>/deploy
を、次のように変更します。
uploads=ProjectDir/deploy
ProjectDir は、プロジェクト ディレクトリのフル パスです。スラッシュを使用してサブディレクトリを区切ります。次に例を示します。
uploads=c:/Users/Bob/workspace/project-name/deploy
- [OK] をクリックします。
- [Home] をクリックして、ホーム ページに戻ります。