Visual COBOL の一部の機能については、最大限に活用するために、Visual COBOL のセットアップ ファイルによって自動的にインストールされる必須ソフトウェアに加えて、追加のサード パーティ製ソフトウェアを入手してインストールする必要がある場合があります。次の情報は、各機能に必要なサード パーティ製ソフトウェアを示しています。
JVM COBOL のためのアプリケーション サーバー サポート
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次のアプリケーション サーバーは、下記の JDK を使用してサポートされます。
アプリケーション サーバー |
JDK のバージョン |
コンテナー サポート バージョン |
Tomcat 7.0.39 |
1.7 |
Servlet 2.5 |
JBoss 7.1.1 |
1.7 |
Servlet 2.5 |
WebLogic 12.1.1 |
1.7 |
Servlet 2.5 |
AIX 6.1 上の WebLogic 12.1.1 |
1.7 リリース 1 |
Servlet 2.5 |
WebSphere 8.5 |
1.7 |
Servlet 2.5 |
AIX 6.1 上の WebSphere 8.5 |
1.7 リリース 1 |
Servlet 2.5 |
注:
- AIX と zLinux では、IBM の JDK が必要です。サポートされている IBM の JDK 1.7 の最も古いリリースは 7.0 Service Refresh 8 です。IBM の AIX JDK は、IBM 社の Web サイトから入手できます。
- HP-UX では、HP-UX JDK が必要です。サポートされている HP-UX JDL 1.7 の最も古いリリースは Java 7.0.11 です。HP-UX Java JDK は、HP 社の Web サイトから入手できます。
- 他のすべてのプラットフォームでは、Oracle の JDK が必要です。サポートされている Oracle の JDK 1.7 の最も古いリリースは 1.7.027 です。Oracle の JDK は、Oracle 社の Web サイトからダウンロードできます。
エンタープライズ・サーバーのためのアプリケーション・サーバー JCA サポート
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制約事項: This feature applies only when the Enterprise Server feature is enabled.
次のように、Java EE 5 および Java EE 6 は、Interface Mapping Toolkit を使用して生成された EJB のディプロイ用にサポートされています。
- Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
- Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
次の Java アプリケーション サーバーは、下記の JDK を使用してサポートされます。
アプリケーション サーバー |
JDK (ベンダー) |
Java EE |
JBoss 5.1.0 |
1.5/1.6 (Oracle) |
5 |
JBoss 6.1.0 |
1.6 (Oracle) |
6 |
JBoss 7.1.1 |
1.6/1.7 (Oracle) |
6 |
JBoss EAP 6.4 (AS 7.5) |
1.6/1.7 (Oracle) |
6 |
Oracle WebLogic 10.3.5 |
1.5 (Oracle) |
5 |
Oracle WebLogic 12.1.1 |
1.6/1.7 (Oracle) |
6 |
IBM WebSphere 7.0 |
1.5 (IBM) |
5 |
IBM WebSphere 8.0 |
1.6 (IBM) |
6 |
IBM WebSphere 8.5 |
1.6/1.7 (IBM) |
6 |
IBM WebSphere 8.5.5 |
1.7 (IBM) |
6 |
これらのアプリケーション サーバーに対する COBOL リソース アダプターの可用性は、UNIX プラットフォームごとに異なります。各プラットフォームに対して用意されているサポートを次の表に示します。
機能/プラットフォーム |
JBoss 5.1.0 |
JBoss 6.1.0 |
JBoss 7.1.1 |
JBoss EAP 6.4 |
WebSphere 7.0 |
WebSphere 8.0 |
WebSphere 8.5 |
WebSphere 8.5.5 |
WebLogic 10.3.5 |
WebLogic 12.1.1 |
RS6000 上の AIX 6.1 |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
|
32 ビット |
32 ビット |
|
32 ビット |
32 ビット |
Intel IA64 上の HP/UX 11.31 |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
|
64 ビット |
64 ビット |
|
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
IBM 390 上の Red Hat EL 6.2 |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
|
32 ビット |
32 ビット |
AMD Opteron 上の Red Hat EL 5.5 |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
|
32 ビット |
32 ビット |
AMD Opteron 上の Solaris 11 |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
|
|
|
|
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
SPARC 上の Solaris 10 |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
|
|
|
|
32 ビットおよび 64 ビット |
32 ビットおよび 64 ビット |
IBM 390 上の SUSE SLES 11 SP1 |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
|
32 ビット |
32 ビット |
AMD Opteron 上の SUSE SLES 11 |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
32 ビット |
|
32 ビット |
32 ビット |
PowerLinux LE 上の SUSE SLES 12 |
|
|
|
|
|
|
|
64 ビット |
|
|
アプリケーション サーバーのマニュアルで、どの JDK を使用すればよいかを確認してください。JDK は、次の目的で使用します。
- アプリケーション サーバーを起動する
- Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドで生成した EJB およびサーブレットをコンパイルする
JDK のインストール後には、Java 環境を設定する必要があります。
データベース アクセス - COBSQL (Pro*COBOL)
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COBSQL アプリケーションを開発またはディプロイする前に、該当するすべてのサードパーティ製ソフトウェアをインストールして構成します。
注: COBSQL (Pro*COBOL) は、ネイティブ COBOL でのみサポートされます。
- 可用性
-
機能/プラットフォーム |
32 ビット |
64 ビット |
x86-64 上の Red Hat Linux |
X |
X |
x86-64 上の SuSE Linux |
X |
X |
IBM System p 上の AIX |
X |
X |
IBM System z 上の Red Hat Linux |
X |
X |
IBM System z 上の SuSE Linux |
X |
X |
Itanium 上の HP-UX |
X |
X |
x86-64 上の Solaris |
X |
X |
SPARC 上の Solaris |
X |
X |
- XA スイッチ モジュール
- この Enterprise Server 機能が有効になっている場合は、Oracle XA スイッチ モジュールが COBSQL (Pro*COBOL) に提供されて、上の「可用性」に示されているのと同じプラットフォームで利用できるようになります。
- ネイティブ COBOL 用 RDBMS プリコンパイラの認定
- Micro Focus 製品での RDBMS プリコンパイラの認定は、Micro Focus ではなく RDBMS ベンダーの責任です。認定情報は、関連する Oracle ドキュメントに記載されています。Oracle MetaLink アカウント (http://metalink.oracle.com) を持っている場合、ドキュメント # 43208.1 には、プリコンパイラ用に Oracle によって認定されたすべての言語コンパイラの詳細が記載されています。
- プリプロセッサ
- COBSQL は、次のデータベース プリプロセッサをサポートしています。
- Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 以降
- Oracle Pro*COBOL バージョン 11.2 (11gR2) 以降
- Informix Embedded SQL/COBOL バージョン 7.3 以降
- コンパイル
- x86 および x86-64 プラットフォームでは、Oracle で使用するために COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令のオプション NOMAKESYN を使用しないでください。この指令により、COMP ホスト変数が生じ、Intel プラットフォームでは、このホスト変数は Oracle で予測される固有のバイト順と互換性がないためです。
- 実行
- HP-UX で、Pro*COBOL (または COBSQL) を使用してプリコンパイルされたアプリケーションを実行するには、Oracle DBMS ルーチンの呼び出し可能共有オブジェクトを作成した後、環境変数の LD_PRELOAD を、Oracle クライアントの呼び出し可能共有オブジェクトを参照するように設定する必要があります。次に例を示します。
LD_PRELOAD=$ORACLE_HOME/libdir/libclntsh.so
export LD_PRELOAD
ここで libdir は、次のとおりです。
- 32 ビット環境の場合は lib32
- 64 ビット環境の場合は lib
実行可能なランタイム システム、または Oracle サポートを含む呼び出し可能共有オブジェクトを作成するスクリプトが用意されています(UNIX 環境にのみ適用)。このスクリプトは、Micro Focus ナレッジ ベースの「Building and executing Pro*COBOL applications on UNIX」というアーティクルに含まれています。
- テスト
- このバージョンの COBSQL は、Oracle 11.2、12.1、および 12.2 を使用してテストされています。Oracle 12.2 を使用可能な動作確認済みのプラットフォームは次のとおりです。
- x86-64 上の Red Hat Linux
- x86-64 上の SuSE Linux
- x86-64 上の Solaris
- SPARC 上の Solaris
データベース アクセス - DB2 ECM
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DB2 ECM アプリケーションを開発またはディプロイする前に、該当するすべてのサードパーティ製ソフトウェアをインストールして構成します。
注: DB2 ECM は、ネイティブ COBOL でのみサポートされます。
- 可用性
-
機能/プラットフォーム |
32 ビット |
64 ビット |
x86-64 上の Red Hat Linux |
X |
X |
x86-64 上の SuSE Linux |
X |
X |
IBM System p 上の AIX |
X |
X |
IBM System z 上の Red Hat Linux |
X |
X |
IBM System z 上の SuSE Linux |
X |
X |
Itanium 上の HP-UX |
|
X |
x86-64 上の Solaris |
|
|
SPARC 上の Solaris |
X |
X |
- XA スイッチ モジュール
- この Enterprise Server 機能が有効になっている場合は、DB2 XA スイッチ モジュールが提供されて、上の「可用性」に示されているのと同じプラットフォームで利用できるようになります。
- ネイティブ COBOL 用 RDBMS プリコンパイラの認定
- Micro Focus 製品での RDBMS プリコンパイラの認定は、Micro Focus ではなく RDBMS ベンダーの責任です。DB2/COBOL アプリケーションの IBM ドキュメント認定情報は、DB2 の IBM Information Center 内の「Support for database application development in COBOL」のトピックにあります。
- プリプロセッサ
- DB2 ECM は、次のデータベース プリプロセッサをサポートしています。
- IBM DB2 LUW バージョン 9.7 以降
- IBM DB2 Connect バージョン 9.7 以降
- テスト
- このバージョンの DB2 ECM は、DB2 LUW 9.7、10.1、10.5、11.1 を使用してテストされています。
データベース・アクセス - OpenESQL
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OpenESQL アプリケーションを開発またはディプロイする前に、該当するすべてのサードパーティ製ソフトウェアをインストールして構成します。
- 可用性
-
機能/プラットフォーム |
ネイティブおよび JVM マネージ COBOL (32 ビット) |
ネイティブおよび JVM マネージ COBOL (64 ビット) |
x86-64 上の Red Hat Linux |
X |
X |
x86-64 上の SuSE Linux |
X |
X |
x86-64 上の Solaris |
X |
X |
IBM System p 上の AIX |
X |
X |
IBM System z 上の Red Hat Linux |
X |
X |
IBM System z 上の SuSE Linux |
X |
X |
Itanium 上の HP-UX |
X |
X |
SPARC 上の Solaris |
X |
X |
PowerLinux LE 上の SUSE Linux |
|
X |
PowerLinux LE 上の Red Hat Linux |
|
X |
- XA スイッチ モジュール
- この Enterprise Server 機能が有効になっている場合は、ODBC 1 フェーズ コミット スイッチ モジュールが提供されて、上の「可用性」に示されているのと同じプラットフォームで利用できるようになります。Windows 環境では、SQL Server XA スイッチ モジュールも提供されます。
- ネイティブ COBOL
-
- OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバーを使用してリレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
- ドライバー ベンダーのドキュメントを参照して、使用しているドライバーが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認してください。
- JVM マネージ COBOL
- OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用してリレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。次の表は、テスト済みの DBMS と、対応する JDBC ドライバー ファイルの名前を示しています。
テスト済みの DBMS のバージョン |
JDBC 4.0 準拠のドライバー |
DB2 LUW 9.7 DB2 LUW 10.1
DB2 LUW 10.5
DB2 LUW 11.1
|
db2jcc4.jar (および db2jcc_license_cu.jar) |
Oracle 11.2 Oracle 12.1
|
ojdbc6.zip1 ojdbc7.zip1
|
Microsoft SQL Server 2008 R2 Microsoft SQL Server 2012
Microsoft SQL Server 2014
Microsoft SQL Server 2016
|
sqljdbc4.jar |
Postgres 9.6 |
postgresql-42.0.0.jre7.jar |
1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく .zip として配布されます。 |
JDBC DataSource オブジェクトを使用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要もあります。
- Java アプリケーション サーバーを使用している場合は、JNDI サーバーが含まれています。それを使用して、DataSource オブジェクトを構成できます。手順については、アプリケーション サーバーのマニュアルを参照してください。
- Java アプリケーション サーバーを使用していない場合や、初期評価および開発用の DataSource オブジェクトの構成のためにスタンドアロンの JNDI サーバーが必要な場合は、本マニュアル セットの「Simple-JNDI をインストールして構成するには」で、オープン ソースの JNDI サーバーである Simple-JNDI をそのような目的でダウンロード、インストール、構成する手順を確認してください。
- テスト
- このバージョンの OpenESQL は、次の製品を使用してテストされています。
- Oracle 11.2、12.1
- DB2 LUW 9.7、10.1、10.5、11.1
- SQL Server 2008 R2、2012、2014、2016
- PowerLinux LE (DB2 LUW 10.5 のみを使用)
- 次のプラットフォーム上の EDB PostgreSQL 9.6 および MySQL 5.7 (5.3 ODBC ドライバーのみ):
- x86-64 上の Red Hat Linux
- x86-64 上の SuSE Linux
注: Micro Focus は、PostgreSQL および MySQL に対する互換性を提供していますが、いずれかのオープン ソース プロジェクトに直接貢献していることも、支援していることもありません。これらの DBMS の機能に関連する問題は、オープン ソース サポート ベンダーを通じて対応してください。
Java 開発キット (Java Development Kit; JDK)
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ネイティブ COBOL と Java の相互運用性 - Eclipse IDE の実行、COBOL JVM コードの実行、およびネイティブ COBOL と Java の相互運用性のために、Oracle の Java Platform, Standard Edition (Java SE) 7 または Java 8 が必要です。セットアップ ファイルによって Java 8 u102 (64 ビット) がインストールされます。Oracle の Java SE は、Oracle の Web サイトからダウンロードしてマシンの任意の場所にインストールできます。
ブラウザ
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組み込みブラウザー サポート (SWT など) に使用できるブラウザー バージョンおよびそれに対応する Eclipse バージョンは、
ここにリストされています。
注: Eclipse 4.5 以降では、Mozilla 1.4 GTK2 ~ 1.7.x GTK2、XULRunner 1.8.x ~ 1.9.x、3.6.x、10.x、24.x、および 31.x (2.x やその他のリストされていないバージョンはサポートされない)、WebKitGTK+ 1.2.x 以降がサポートされます (
バグ 467646 のため、Linux 上の Eclipse 4.5 で XULRunner 31.x はサポートされない)。Eclipse 4.6 の場合は、64 ビットのブラウザー バージョンをインストールする必要があります。
XML 拡張
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- XML 拡張機能の要件は Visual COBOL と同じです。32 ビット版と 64 ビット版の両方が用意されています。詳細については、Micro FocusSupportLine Web サイトの Visual COBOL 製品マニュアル セクションから閲覧可能な「XML Extensions for Visual COBOL」を参照してください。
- また、XML Extensions は Terminal Server と併用できます。