他の Eclipse インスタンスへの Visual COBOL のインストール

Visual COBOL には Eclipse 4.6 (64 ビット) が同梱されていますが、同じマシンで使用可能な他の Eclipse インスタンスにもインストールできます。サポートされているバージョンは、64 ビットの Eclipse 4.6 と 32 ビットの Eclipse 4.4.1、4.4.2、4.5、4.6 です。

注: Eclipse 4.5 または 4.6 に Visual COBOL をインストールする場合は、Eclipse IDE for Java EE Developers パッケージ (32 ビット) に Eclipse Target Management プラグインをインストールする必要があります。

Eclipse で [Help > Install New Software] をクリックし、http://download.eclipse.org/tm/updates/4.0 の新しいリポジトリを追加します。
[RSE 3.8 Main Features] を展開し、[RSE Terminals UI (Deprecated)] をチェックしてプラグインのインストールを完了します。

Micro Focus プラグインを他の Eclipse インスタンスに自動的にインストールするために、Visual COBOL には installeclipseplugins(UNIX) というインストールユーティリティが用意されています。これは、/opt/microfocus/VisualCOBOL/eclipse にあります。

スクリプトを使用して Visual COBOL を別の Eclipse インスタンスにインストールするには、次の操作を行います。

端末を起動します。
端末で、インストールユーティリティの場所に移動します。
次の構文を使用して、コマンドプロンプトからインストールユーティリティを実行します。
```
installeclipseplugins -eclipse <EclipseInstallDir> -version <version> [-cobdir <InstallDir>] [-nosplash]
```
詳細は次のとおりです。
- EclipseInstallDir - インストール先の Eclipse インスタンスのインストールディレクトリのフルパス。
- version - インストール先の Eclipse インスタンスのバージョン番号。有効なバージョン番号は、32 ビットの場合は 4.4.1、4.4.2、4.5、および 4.6、64 ビットの場合は 4.6 です。
- InstallDir - 省略可能なオプション。Visual COBOL のインストールディレクトリのフルパス。この指定がない場合、COBDIR 環境変数が使用されます。
- -nosplash - 省略可能なオプション。指定すると既存のスプラッシュ画面を置き換えません。デフォルト以外の Eclipse スプラッシュ画面は、この指定に関係なく置き換えられません。
注: 32 ビット版の Eclipse にインストールする場合は、PATH が 32 ビット版の Java に設定されていることを確認してください。デフォルトの COBDIR の場所は、UNIX 環境では /opt/microfocus/ProductName です。または、COBDIR をコマンドラインで指定できます。

ユーティリティを実行すると、指定したバージョンの Eclipse に Visual COBOL プラグインがインストールされ、Visual COBOL UpdateSite フォルダーが EclipseInstallDir/eclipse/dropins にコピーされます。