出力ファイルには別のレコード構造を指定できます。出力ファイルのレコード長が入力ファイルのレコード長より大きい場合、パディング文字を指定できます。ファイルにヘッダーがない場合にのみ、入力ファイルのレコード構造を指定する必要があります。出力ファイルのレコード構造を指定しない場合は、入力ファイルと同じ構造になります。1 つのレコード構造しか指定しない場合は、出力ファイルのレコード構造と見なされます。ただし、入力ファイルにヘッダーがない場合は、入力ファイルのレコード構造と見なされます。
パラメーター
frecord-length | record-length のレコードを持つ固定長レコード形式を指定します。 |
vmin-record-length-max-record-length | 可変長形式を指定します。ここで、min-record-length は最小レコード長、max-record-length は最大レコード長です。長さはハイフンで区切ります。 |
ppad-character|[ddecimal-value] | 出力レコード長が入力レコード長より大きいパディング文字を指定します。デフォルト値は、行順編成ファイルではスペース、その他のすべてのファイル編成では NULL です。d は、パディング文字が 0 〜 255 の範囲の 10 進数値として提供され、ANSI 文字を使用することを示します。 |
例
r:f100
(入力ファイルにヘッダーがない場合) 入力ファイルの固定レコード長が 100 バイトで、出力ファイルの固定レコード長も同じであることを指定します。
-r:v100-200
(入力ファイルにヘッダーがある場合) 出力ファイルの可変レコード長の最小レコード長が 100 バイトで、最大レコード長が 200 バイトであることを指定します。
r:f20,f30pZ
入力ファイルの固定レコード長が 20 バイトであり、出力ファイルの固定レコード長が 30 バイトで「Z」をパディング文字として使用することを指定します。
r:f40pd49
出力ファイルの固定レコード長が 40 バイトで、「I」をパディング文字として使用することを指定します。