Hello World Docker デモンストレーションの Dockerfile.debug ファイル

本トピックには、Hello World Docker デモンストレーションの Dockerfile.debug ファイルのリストおよび説明が含まれています。Dockerfile 全体をリストし、Dockerfile に含まれる各コマンドの説明をその後の表にまとめてあります。Dockerfile のリストに示してある行番号は、読みやすくするために追加したものです。付属の Dockerfile には記載されていません。

001  # Copyright (C) Micro Focus 2018. All rights reserved. 
002  # This sample code is supplied for demonstration purposes only
003  # on an "as is" basis and is for use at your own risk. 
004  
005  ARG DTAG
006  FROM microfocus/vcbuildtools-build:${DTAG}
007  
008  ARG PLATFORM
009  
010  # optional arguments
011  ARG APPDIR=c:\\app
012  
013  # set the start directory
014  WORKDIR "${APPDIR}"
015  
016  EXPOSE 6100

この Dockerfile の各行のコマンドは次のとおりです。

説明
005 - 006 使用するベース イメージとして、Visual COBOL ベース イメージを指定します。
008 - 011 docker build コマンドで渡すビルド引数を定義します。
  • ESPLATFORM。CICS アプリケーションを 32 ビット環境と 64 ビット環境のどちらで実行するかに応じて x86 または x64 のいずれかを指定します。
  • APPDIR。イメージのファイルシステムのどのフォルダーに CICS アプリケーションをコピーするかを指定します。この引数が指定されていない場合は c:\app が使用されます。
014 Docker の作業ディレクトリを、イメージのファイルシステムの Hello World アプリケーションのフォルダーに設定します。
016 実行時にコンテナーがリッスンするネットワーク ポートを指定します。