本トピックでは、Hello World Docker デモンストレーションの Dockerfile で使用されるコマンドについて詳しく説明します。
本トピックを読む前に、「Building a Base Image for Windows 用の Visual COBOL ビルド ツール」および「Building an Image Containing an Application to use with Windows 用の Visual COBOL ビルド ツール」で定義されているプロセスについて理解し、Docker デモンストレーションを実行して Visual COBOL のベース イメージを作成しておく必要があります。
Hello World Docker デモンストレーションには、次の Dockerfile が含まれています。
- Dockerfile
- MSBuild を使用して Hello World アプリケーションをビルドする Dockerfile。
- Dockerfile.ant
- Ant を使用して Hello World アプリケーションをビルドする Dockerfile。
- Dockerfile.debug
- Hello World アプリケーションをデバッグするときに使用するイメージを作成するための Dockerfile。
- Dockerfile.dn
- 32 ビット環境または 64 ビット環境で MSBuild を使用して Hello World アプリケーションをビルドする Dockerfile。
- Dockerfile.dndebug
- .NET マネージ Hello World アプリケーションをデバッグするときに使用するイメージを作成するための Dockerfile。Docker コンテナーで実行されているマネージ COBOL アプリケーションをデバッグするには、Visual Studio 2017 (またはそれ以降) を使用する必要があります。詳細については、「コンテナーで実行されるマネージ COBOL アプリケーションのデバッグ」を参照してください。