動的ページングは、コンパイラなどのプログラムで使用されます。メモリ容量を増やすと、このようなプログラムのパフォーマンスを改善できます。動的ページング用に割り当てたメモリ容量を越えると、ランタイム システムは、不足分をディスク上にページングします。
たとえば、大きな COBOL プログラムをコンパイルすると、コンパイラでは、作成したシンボル テーブルを格納する大きな辞書が必要になるため、動的ページング バッファー用のメモリ容量を超えることがあります。動的ページング バッファー用のスペースを使い切ると、ランタイム システムはディスクに動的にアクセスし、ページングを開始しますが、これはパフォーマンスのオーバーヘッドになります。動的バッファリング用のメモリ容量を増やすと、ディスクへのページングを避ける (または、少なくとも減らす) ことができるため、コンパイラのパフォーマンスは比較的良くなります。
ランタイム システムがディスクにページングする前に使用できるメモリ容量を倍にする (500k にする) 場合は、COBSW 環境変数を次のように指定します。
COBSW=-d500000
説明:
動的ページングは、コンパイラなどのプログラムで使用されます。メモリ容量を増やすと、このようなプログラムのパフォーマンスを改善できます。動的ページング用に割り当てたメモリ容量を越えると、ランタイム システムは、不足分をディスク上にページングします。
たとえば、大きな COBOL プログラムをコンパイルすると、コンパイラでは、作成したシンボル テーブルを格納する大きな辞書が必要になるため、動的ページング バッファー用のメモリ容量を超えることがあります。動的ページング バッファー用のスペースを使い切ると、ランタイム システムはディスクに動的にアクセスし、ページングを開始しますが、これはパフォーマンスのオーバーヘッドになります。動的バッファリング用のメモリ容量を増やすと、ディスクへのページングを避ける (または、少なくとも減らす) ことができるため、コンパイラのパフォーマンスは比較的良くなります。