注: 本トピックは、UNIX 環境 (リモート開発) にのみ該当します。
Character Animator メイン メニューで B キーを押すと、次に示す Breakpoints メニューが表示されます。

プログラム内に区切り点を設定すれば、Go モードや Zoom モードの使用時にプログラムの実行を停止できます。区切り点は、問題があるコードの位置がある程度絞られている場合に、プログラムを効率的にデバッグする手段として役立ちます。
このメニューには、次の各機能を実行するためのオプションが表示されます。
- カーソル位置の文に区切り点を設定する。
- カーソル位置の文に、対象スレッドのみで有効な区切り点を設定する。
- カーソル位置の文に区切り点を設定し、プログラムを Zoom モードで実行する。この機能で設定した区切り点は、自動的に解除される。
- カーソル位置の区切り点を 1 つだけ解除するか、またはプログラム内の全区切り点を一括解除する。
- 条件付きの区切り点を設定する。
- 設定済みの区切り点をチェックする。
- 指定した COBOL 文を特定の区切り点で自動実行する。
- 区切り点を有効化する頻度を設定する。
プログラムの実行が区切り点に到達すると、画面最下部に次のメッセージが表示されます。
Breakpoint encountered
が画面の下部に表示されます。
1 つのプログラムには、最大 100 個の区切り点を設定できます。
注:
デフォルトでは、プログラムの構文チェックを実行すると、Animator は区切り点の詳細情報を .aif ファイルに保存します。したがって、設定した区切り点は、次に構文チェックを行う場合や、Animator を終了した場合でも失われません。
区切り点の位置は、該当する節や段落の先頭からの相対番地として .aif ファイルに記録されます。したがって、節や段落内の区切り点より前の位置で行の追加や削除を行うと、プログラムの再チェック時に区切り点の位置が変わってしまう可能性があります。