Visual COBOL Development Hub製品でリモート プロジェクトをビルド、デバッグ、実行する場合、ほとんどの接続タイプでは、リモート ホスト上で多数のサーバーを実行する必要があります。
ローカルの Eclipse IDE からの着信要求を処理する RDO デーモンがあり、IDE からいずれかのリモート プロジェクトを開くと、このデーモンによって作業がいずれかの RDO サーバーに渡されます。
この RDO デーモンは、通常は Visual COBOL Development Hubの初期設定の一部としてリモート ホストで起動されますが、手動で起動しなければならないときがあります。
デーモンとサーバーは、$COBDIR/remotedev/rdo.cfg で定義されたデフォルトのポートで実行されます。通常、デーモンにはポート 4075、サーバーにはポート範囲 10000 から 10003 が使用されます。これらのポート番号は、configrdo ユーティリティを実行するか、デーモンの起動時にポートを明示的に指定することで変更できます (明示的に指定したポートは構成ファイルのデフォルトの設定をオーバーライドします)。
configrdo ユーティリティは、デフォルトのポート設定の指定だけでなく、特定のプラットフォームで特定のファイアウォール設定の構成にも使用できます。これを使用して、追加のポートを構成したり、特定のサービスをオンにしたりできます。詳細については、「ファイアウォールの構成」を参照してください。