Linux では、Visual COBOL for Eclipse 用の RPM インストーラーによって Java の 64 ビット版がインストールされます。インストールの開始時に、Linux マシンに 32 ビット版の Java がすでにインストールされている場合は、Visual COBOL をインストールできない可能性があります。これは Linux 用の Oracle Java インストーラーの既知の問題です。32 ビット版および 64 ビット版の両方の Java を同じマシンにインストールすることはできません。この問題を回避するには、次の操作を行います。
Red Hat 8.x s390 では、cpio によるエラーが発生するため、RPM の root 以外でのインストール方法はサポートされません。次のメッセージが表示されます。
error: unpacking of archive failed on file /usr/lib/.build-id/1b/af99f26c6b4c00ca499a3199a574b73aeb3854;6092b79c: cpio: symlink failed - No such file or directory error: Micro_Focus_cobol_server-7.0.0.0-100700.s390x: install failed
そのため、このシナリオでのインストールは不完全になります。
AFS または Kerberos 認証を使用して Linux システムにログオンする場合は、製品の SOA および Visual COBOL コンポーネントが使用できるローカル ユーザー ID を保有している必要があります。このユーザー ID は、インストーラーを実行する前に設定する必要があります。インストーラーを実行する際には、コマンド ラインで-ESadminID=[User ID] を指定してインストーラーで使用する必要があります。
ライセンス サーバーが正しく起動するようにコンピューター ホスト名を構成する必要があります。
パフォーマンス上の問題を回避するには、"localhost" とコンピューター ホスト名の両方を IP アドレス 127.0.0.1 にマップしないようにする必要があります。IP アドレス 127.0.0.1 には "localhost" だけをマップしてください。
次の例で、これらのエントリを /etc/hosts ファイルで正しく指定する方法を示します。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost IP machinelonghostname machineshorthostname
ここで、IP は xx.xx.xx.xx 形式で表したコンピューターの一意の IP アドレスです。