コード生成指令
ILARRAYPROPERTY
PROPERTY 指定および OCCURS 指定を含んでいるデータ項目、または PROPERTY 指定を含み OCCURS 指定をともなうグループ項目に従属するデータ項目について、これらのデータ項目のコードをコンパイラが生成する方法を制御します。
ILCLR
ILCONDITIONPARAM
条件式をメソッド パラメーターとしてサポートできるようにします。
ILCUTPREFIX
ソース コードで、COBOL データ項目の名前から指定したプレフィックスを削除します。
ILDOC
コード内のコメントを使用して xml 形式のドキュメントを生成し、指定されたファイルにドキュメントを挿入します。
ILDYNCALL
CALL リテラル文がコンパイル時ではなく実行時に解決されるように指定します。
ILEXPONENTIATION
使用する計算方法を指定することで、指数算術演算を最適化できます。
ILEXPOSEALPHA
メソッドまたはパラメーター化セクションに BY VALUE で渡された英数字パラメーターが
JVM COBOL
プログラムの内部でどのように公開されるかを決定します。
ILEXPOSEGROUP
メソッドまたはパラメーター化セクションに BY VALUE で渡されたグループ パラメーターが
JVM COBOL
プログラムの内部でどのように公開されるかを決定します。
ILNATIVE
COBOL 01 レベルのデータ項目を
マネージ
(.NET または Java) プリミティブとして公開します (可能な場合)。
ILNORMALIZENAMES
手続き型 COBOL プログラムを
マネージ
コードにコンパイルするときに正規化されるプログラム要素を決定します。この正規化では、名前に含まれるすべての $ および - (ハイフン) 文字が _ (アンダースコア) 文字に置き換えられます。
ILOBJECTIFY (非推奨)
ILOBJECTIFY は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。
ILOPTIMIZEDATA
安全であると判断された場合、コンパイラが数値データ項目を、ネイティブ
マネージ
型 (通常 32 ビットまたは 64 ビット整数) に最適化します。
ILPARAMS
最後に受け取るパラメーターとしての配列を含んでいるメソッドを呼び出す方法を決定します。
ILREF
この指令は、現在のコンパイル単位の外部の拡張メソッドおよび拡張演算子の定義を許可します。
ILSHOWPERFORMOVERLAP
プログラムで重複する PERFORM の範囲が検出されると、警告を生成します。
ILSMARTLINKAGE
型を作成することで、手続き型 COBOL プログラムの連絡節およびエントリ ポイントを
JVM COBOL
コードに公開します。
ILSMARTNEST
ILSMARTLINKAGE とともに使用し、連絡節項目およびエントリ ポイントを、これらが定義されるプログラム クラスのネストされたクラスとして
マネージ
コード (C# や Java など) に公開します。
ILSMARTRESTRICT
ILSMARTLINKAGE クラスでのプロパティ生成を非再定義の基本項目に制限します。
ILSMARTSERIAL
ILSMARTLINKAGE と合わせて使用します。ILSMARTLINKAGE で生成されたクラスを、シリアル化できるようにします。
ILSMARTTRIM
この指令は、ILSMARTLINKAGE との組み合わせで機能し、ILSMARTLINKAGE によって処理された英数字項目に関連付けられた GET プロパティによって返される文字列項目から後続空白文字を削除します。
ILSTATIC
旧リリースとの互換性を確保するために、COBOL プログラムのエントリ ポイントを静的メソッドとして公開します。
ILSTRINGLOAD
クラスで定義されている文字列を COBOL 固有のバッキング ファイルに配置し、実行時に文字列に変換します。
ILTARGET
アプリケーションが、指定した CPU の種類を対象にできるようにします。
ILVERIFY
コンパイルされた IL コードを確実に検証できるようにします。
JVMDECIMAL
特定の項目が公開される型を決定します。この指令は、ILSMARTLINKAGE の使用または PROPERTY キーワードの結果として公開される、「10 進」型の COBOL データ項目と非整数数値項目に影響します。
親トピック:
JVM COBOL コマンド ライン コンパイラ指令