エンタープライズ サーバーの別の出力場所

次のクラスのシステム出力ファイルの出力場所を指定できます。

• Historical Statistics Facility (HSF)
• 診断 - ダンプやトレースなど。
• ログ ファイル - console.log ファイルや log.html ファイルなど。
• データ - 一時記憶域 (TS) ファイルや一時データ (TD) ファイルなど。

これを使用して エンタープライズ サーバー リージョン の実行に関する情報を集約できます。構成は、命名規則 <region>.json に準拠した エンタープライズ サーバー リージョン 固有の JSON ファイルを変更することで行います。このファイルは %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\etc\cas(Windows) または $COBDIR/etc/cas にあります。(UNIX)

次に、構成ファイルの例を示します。

{

  "es-paths": {

    "es-hsf-path": "D:\\AltWorkarea\\MSSDEM64\\HSF",

    "es-diags-path": "D:\\AltWorkarea\\MSSDEM64\\Diags",

    "es-logs-path": "D:\\AltWorkarea\\MSSDEM64\\logs",

    "es-data-path": "D:\\AltWorkarea\\MSSDEM64\\data"

  }

}

エンタープライズ サーバー リージョン を開始する前にターゲットの場所を用意しておく必要があります。指定した場所が存在しない場合、関連付けられたクラスのファイルはシステム ディレクトリの場所に出力されます。