casutl [/res-name]
[/sprototype:host:port]
[/lservername]
[/n]
[/xfiles-to-switch]
[/ccurrent-directory]
[/uuserid]
[/ppassword]
[/ggroup]
[/h{[e|d|c]}]
[/te{[ tracelist],[aux],[all],[ims]}]
[/td{[ tracelist],[aux],[all],[ims]}]
[/tl]
[/a{[amax|admin]=nnn}]
[/w{[l|p|f]}]
/res-name |
es-name で指定された名前のエンタープライズ サーバーに接続します。 制約事項: casutl を Web サービスから呼び出す場合 (つまり、casutl を SEP 内で実行している場合) は、/r オプションを使用してサーバーに接続することはできません。その場合は、/s または /l のいずれかを使用してサーバーに接続する必要があります。
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/sprototype:host:port | 指定された URL を使用して、接続先のエンタープライズ サーバーを見つけます。次に例を示します。stcp:localhost:9003 |
/lservername | servername で指定されたサーバー名を検索して、接続先のエンタープライズ サーバーを見つけます。 |
/n | 新しいコンソール ログ ファイル console.log を作成します。現在の console.log の内容は、console.nnn_switch_date_time という新しいファイルに保存されます。 |
/xfiles-to-switch |
アクティブな補助トレース ファイル、ダンプ ファイル、HSF ファイルのうち 1 つまたは複数を切り替えます。 切り替えるファイルを files-to-switch で指定します。次の 1 文字の引数のうちの 1 つまたは複数を使用できます。
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/ccurrent-directory | 内部 FS の現在のディレクトリを設定します。 |
/uuserid | 許可ユーザー。このユーザーは、エンタープライズ サーバーと MF Directory Server の両方のセキュリティ ドメイン内に存在する必要があります。つまり、エンタープライズ サーバーと Directory Server の両方のセキュリティ構成が指定されたユーザーの資格情報を検証できる必要があります。エンタープライズ
サーバーと Directory Server で異なるセキュリティ マネージャーを使用している可能性があることに注意してください。そのため、ユーザーを複数のセキュリティ リポジトリ内で定義する必要がある場合があります。
Directory Server のステータス情報を更新するには、Directory Server のドメイン内で、ユーザーが [サーバー] リソース クラス内で適切なエンタープライズ サーバー リソースの変更のアクセス許可を持っている必要があります。casstop コマンドを正常に実行するには、エンタープライズ サーバーのセキュリティ ドメイン内で、ユーザーが OPERCMDS リソース クラス内の casstop リソースに対して変更の権限を持っている必要があります。 注: これが要求されるのは、セキュリティを構成している場合のみです。
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/ppassword | 認証パスワードを指定します。 |
/ggroup | コマンドの実行時に使用するサインオン グループを指定します。 |
/h{[e|d|c]} |
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/te{[ tracelist],[aux],[all],[ims]} | トレース フラグを有効にします。詳細は次のとおりです。
「例」セクションを参照してください。 |
/td{[ tracelist],[aux],[all],[ims]} | トレース フラグを無効にします。詳細は次のとおりです。
「例」セクションを参照してください。 |
/tl | /te および /td オプションの tracelist で使用できる有効なトレース フラグのリスト。 |
/a{[amax|admin]=nnn} | デフォルトの SEP または Admin SEP の数を変更します。
注: nnn 1 から 999 までの整数です。
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/w{[l|p|f]} | タイムアウト、トレース フラグ、およびメモリ ストラテジに対するすべての変更を適用する対象を指定します。
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casutl コマンドを発行する前に、エンタープライズ サーバーを起動しておく必要があります。
次に、casutl を使用するいくつかのシナリオの例を示します。MYREGION はエンタープライズ サーバー インスタンスの名前です。
アクティブなトレース ファイルを切り替えるには、次のコマンドを使用します。
casutl /rMYREGION /xt
アクティブなダンプおよび HSF ファイルの両方を同時に切り替えるには、次のコマンドを使用します。
casutl /rMYREGION /xdh
新しいコンソール ログを開始するには、次のコマンドを使用します。
casutl /rMYREGION /n
新しいログ ファイルが作成され、既存の console.log のバックアップ コピーが console.nnn_switch_date_time として作成されます。
aux、api、scp、および kcp を有効にするには、次のコマンドを使用します。
casutl /teaux,api,scp,kcp
すべてのトレース フラグを有効にするには、次のコマンドを使用します。
castul /teall
すべての ims トレース フラグを無効にするには、次のコマンドを使用します。
casutl /tdims
現在のリージョン インスタンスの期間中、アプリケーション実行プロセスの数を 5 に動的に変更するには、次のコマンドを使用します。
casutl /rMYREGION /aamax=05
説明:
/r、/s、および /l オプションは、いずれか 1 つを選択する必要があり、相互に排他的です。
UNIX では、スラッシュ (/) の代わりにダッシュ (-) をパラメーターの前に使用できます。