MF 

DECLARE 文

手続き部本文内でローカル変数を 1 つ以上宣言する。インライン ローカル変数の範囲は、宣言のポイントから最奥の包含ブロックの最後までである。段落、節、メソッド全体は、ブロックと見なされる。

書き方 1 の一般形式

Syntax for format 1 of the DECLARE statement
MFNETJVM 

書き方 2 の一般形式

DECLARE 文の書き方 2 の構文

すべての書き方に関する一般形式

  1. value-expression が指定されている場合、項目はその値に初期化される。それ以外の場合、内容は未定義になる。

書き方 1 の一般規則

  1. ネイティブ COBOL では、型指定子は次のいずれかになる。
    • BINARY-CHAR [UNSIGNED]
    • BINARY-SHORT [UNSIGNED]
    • BINARY-LONG [UNSIGNED]
    • BINARY-DOUBLE [UNSIGNED]
    • FLOAT-SHORT
    • FLOAT-LONG
    • POINTER
    • user-typedef-name
  2. JVM COBOL の型指定子については、下記のリンク「型指定子」を参照。
  3. ネイティブ COBOL では、ローカル データ項目の動作は DECLARE 指令によって決定される。デフォルトの動作 (DECLARE"2") では、段落または節が入力されるたびに、ローカル項目が新たに割り当てられる。DECLARE"1" (ネイティブ COBOL でのみサポート) は以前の動作をエミュレートする。ローカルで宣言されたデータ項目は局所記憶節に追加されるが、段落または節が入力されるたびに新たに割り当てられることはない。

       01 names pic x(10) typedef.
       ...
       declare i1 as binary-long
       display i1 
         
       *>   オプションで、変数をインラインで初期化可能 
        declare c2 as binary-long = 5
        display c2

        declare name-list as names occurs 3