Micro Focus Unit Testing Framework (既知の問題点)

Micro Focus Unit Testing Framework には、テスト ケースに含めることができる構文についていくつかの制約事項があるほか、データ駆動型テストのソース データのサイズに制限があります。

構文

次の構文は、現在テスト ケースではサポートされていません。

  • ネイティブ オブジェクト指向 COBOL コード
  • ユーザー インターフェイス構文 (プログラムの実行中にユーザーの入力が必要なもの)

データ駆動型テスト

データ駆動型テストに使用される .csv ファイルの一部の要素にサイズの制限があります。

要素 サイズ制限 (文字数)
ヘッダーの長さ 62464
データ行の長さ 62464
注:IDE においては、テストの進捗を示す際に各行の最初の 255 文字のみが表示されます。
MFU-DD-VALUE のサイズ 255
MFU-DD-VALUE のオーバーライドのサイズ 255 から 62464 まで
環境変数 64512 以下

これらの制限の一部については、複雑で長いフィールド データは外部ファイルに保存し、テストを実行する前にメモリにロード (MFU_GET_FILE または MFUGETF を使用) することで回避できます。

MFUPP プリプロセッサの使用

MFUPP プリプロセッサを利用するテストを実行する場合は、次の制限が適用されます。

  • EXEC 文 (EXEC SQL) を含むプログラムをテストする場合、以下のように文を複数行に分割できません。
    EXEC
    SQL
    COMMIT
    END-EXEC
  • SQL"IGNORE" では、次のような SQL TYPES の拡張はサポートされません。
    • BINARY
    • BLOB
    • BLOB-FILE
    • BLOB-LOCATOR
    • CHAR
    • CHAR-VARYING
    • CLOB
    • CLOB-FILE
    • DATE
    • DATE-RECORD
    • DBCLOB
    • DBCLOB-FILE
    • DBCLOB-LOCATOR
    • LONG-VARBINARY
    • LONG-VARCHAR
    • ROWID
    • TIME
    • TIME-RECORD
    • TIMESTAMP
    • TIMESTAMP-RECORD
    • TIMESTAMP-OFFSET
    • TIMESTAMP-OFFSET-RECORD
    • VARBINARY
    • XML
  • プリプロセッサは SOURCE-ENCODING 指令を受け付けません。

.NET 6 のサポート

Windows および UNIX/Linux プラットフォームでの .NET 6 のサポートは 64 ビットのみです。